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編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。第61週は、HKT48、IZ*ONEでのグループ活動を経て、現在は俳優として活躍の幅を広げる矢吹奈子さんにインタビュー。
9月25日に公開される韓国発のアニメーション映画『縁の手紙』では、主人公・ソリ役で声優に初挑戦するだけでなく、日本版主題歌の歌唱と訳詞も担当。声で演じることや手紙の魅力から、俳優業で感じた自身の変化、気になるオフの過ごし方についても語ってもらった。
「いつか声優をやってみたい」
念願の初挑戦が韓国アニメだった

―矢吹さんは今回、映画『縁の手紙』で声優に初挑戦されています。まずオファーを受けたときの気持ちはいかがでしたか?
実はアイドル時代にファンの方から声を褒めていただくことが多くて。「いつか声を使ったお仕事がしたい、声優をやってみたい」とずっと公言してきました。また私自身もアニメ作品を見ることが好きだったこと、2021年まで韓国でグループ活動をしていたことも併せて、初めての声優のお仕事が韓国のアニメ映画だったことに、すごく縁を感じました。
ー作品の中では、ソリの感情の大小さまざまな変化をナチュラルに演じられている印象がありました。その中で、難しく感じた部分はありましたか?
もう全部難しかったです(笑)! 中でも驚いたのはモノローグの部分、心の声を読むときに「感情を乗せすぎないで」と言われたことです。普通のセリフは感情を乗せて言うけれど、モノローグは少し淡々と喋る。もちろん部分的に感情を入れることもあるんですけど、泣いているシーンでも「心の声まで泣き声で言わなくていい」と教えてもらって。
私は完成したものを考えるより、そのときの感情で演じようとしていたので、「そっか、心の声は普通に喋っている声とは違うんだ」と学びながら収録していきました。

―今回は、映画主題歌の訳詞と歌唱も担当されていますね。どのように取り組まれたのか、聞かせてください。
ソリの声だけでなく、主題歌まで担当させていただけることにまず驚きました。韓国語はある程度理解していたから直訳だけではなく、ニュアンスまで踏まえて言葉を選べますし、韓国で活動してきた経験が生かせたと思います。
―訳詞をするとなると、ご自身が歌うことを考えながら日本語にしていかれたのでしょうか?
韓国語はパッチム(子音)もあり、一つの音の中に言葉がギュッと詰まっています。それを日本語にすると長くなってしまうので、もともとの歌詞を全部そのまま入れることはできなくて。でも私は音を大事にしたいタイプなので、日本語で歌ったときの響きも考えながら、できるだけ映画の中に出てくる言葉を残しながら、試行錯誤して作り上げていきました。
自分の歌声が作品のエンディングで流れるなんてまだ信じられませんけど(笑)、ファンの方も喜んでくれればいいなと思います。
俳優になっての変化は「自分から話しかける」ようになったこと

―ソリは転校を機に新たな環境に飛び込み、そこでの出会いや体験を通して変化していきます。矢吹さん自身もHKT48、IZ*ONEとグループで活動され、現在は俳優としてさまざまな現場に参加されていますが、環境が変わる中で、ご自身にも変化はありましたか?
グループのときは基本的に、ずっと同じ仲間と一緒に活動していました。でも俳優の仕事は、作品ごとにキャストもスタッフさんも変わります。毎回、新しい場所に飛び込むような感覚なので、最初はすごく緊張します。でもいくつもの現場を経験させてもらううちに、「共演者の方とたくさんコミュニケーションを取ったほうが、お芝居にもいい影響があるんだ」と分かって。
普段の自分だったら話しかけなかったかもしれない場面でも、自分から話しかけて、コミュニケーションをとることができるようになりました。そこは俳優を始めて変わった部分だと思います。
―新たな環境にも、前向きに自分をフィットさせられるんですね。
新しい場所に飛び込むとき、緊張しながらも不安より「楽しそう」「ワクワクする」という気持ちのほうが強いんです。ソリも最初は不安を抱えているけれど、手紙を通じてだんだん新しい発見を楽しめるようになっていく。そこは自分と似ていると思いました。
一方で、ソリは自分の意思をしっかり持って、それを周りに伝えられる。ソリには私にはない強さがあって、「かっこいいな」と憧れます。
ファンレターは全部取っておく。
手書きだから伝わるもの

―『縁の手紙』では「手紙」がカギになっています。矢吹さん自身は普段、手紙を書いたり受け取ることはありますか?
ありがたいことに、ファンレターをいただく機会が多いんです。携帯で見る文章とはやっぱり違って、直筆だからこそ感じ取れるものってたくさんあると思います。感情が入っているのが伝わるし、文字にその人の個性が出ていたり。便箋や封筒からこだわってくださっている方を見ると、本当に感動します。全部取っておいて、たまに読み返しています。
―ファンレターは、確かに熱い想いが伝わりますね。
はい。今はSNSでやり取りすることが多いと思うんですけど、手紙って、返事を待っている時間にも楽しみやドキドキがあるじゃないですか。この映画を観て、大切な人を思い浮かべたり、久しぶりに連絡したい友達を思い出したり。だからこの映画を通して、改めて手紙のよさを感じてもらえたらうれしいです。

休日は「何も決めない」。
映画やドラマをひたすら観る日も
―ここからは『ウィークエンドインタビューズ』らしく、オフの日について聞かせてください。休日はどのように過ごしていますか?
思い返すと本当にバラバラですね。最近は友達と会うか、とにかく家で作品を見まくるかですね。
―どんな作品を観ていますか?
映画もドラマも観ます。前までは恋愛ものをすごく観ていたんですけど、最近は伏線回収系というか、サスペンスやミステリーっぽいものが好きです。明るい作品より、ちょっとシリアスで暗めのテーマにハマることが多いですね。
―休日のルーティンはありますか?
ルーティン......ないですね(笑)。「決めないようにしています」って言うとかっこいいですけど、そういうわけでもなくて、本当に何も決めていない(笑)。思い立ったらやるタイプです。
最近は、友達と『リズム天国』にハマってそればかりやっています。一番難しい設定で「クリアできるまで帰れません」みたいにやっていたんですけど、結局クリアできなくて(笑)。「これをクリアするためにまた会おう」って解散、すぐに集合したりしています。
ーインドア派なのですね。
はい(笑)。でも最近、友達がドライブでいちご狩りに連れて行ってくれて、そのまま海に寄って、近くの食堂でごはんを食べて帰ったんです。それまで「外に出ると疲れる」というイメージがあったんですけど、その日はすごくリフレッシュできて。「外で過ごす休日もいいんだ」と思いました。
前までは完全なインドア派だったんですけど、最近はアウトドアの良さも知り、ちょうど中間くらいの感覚になってきました(笑)。
矢吹奈子|NAKO YABUKI
2001年6月18日生まれ、東京都出身。子役時代を経て、2013年にHKT48の3期生としてデビュー。2018年から日韓合同グループIZ*ONEのメンバーとして活動。2023年のHKT48卒業後は俳優として、ドラマ『御上先生』やミュージカル、バラエティ番組などに出演。本作ではアニメ映画声優に初挑戦するほか、主演ドラマへの出演も控えている。
公式Instagram:https://www.instagram.com/75_yabuki/?hl=ja

映画『縁の手紙』
いじめをきっかけに転校し、新しい環境になじめずにいた少女・ソリ。ある日、机の中で見つけた差出人不明の手紙をきっかけに、同級生のドンスンとともにその続きを探すことに。謎めいた手紙をたどりながら、ソリが新たな人々と出会い、少しずつ前を向いていく青春ストーリー。
監督:キム・ヨンファン
脚本:チョ・ヒョナ『縁の手紙』(LINEマンガ)
声の出演:ソリ/矢吹奈子、ドンスン/小野賢章
制作:STUDIO LICO & STUDIO N
配給:コミック・ウェーブ・フィルム
配給協力:KeyHolder Pictures 協力:CWF CINEMAS
●9月25日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
公式サイト:https://en-no-tegami.com/
公式X:@en_no_tegami https://x.com/en_no_tegami
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ワンピース¥103,400/Sea New York(S&T 03-4530-3241)、イヤリング¥16,500/vivid market、ブレスレット¥7,900/Mai’a madestore(ともにロードス 03-3416-1995)
Photos:Yoshiko Kojima Hair & Make-up:Misaki Funato Stylist:Mika Yamashina Interview & Text:Wakako Matsukura
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ウィークエンド・インタビューズ


























































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