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八木莉可子「台本を読んだ後、自分と周りの世界をもっと好きになれたんです」【ウィークエンド・インタビューズ 第12週】

八木莉可子「台本を読んだ後、自分と周りの世界をもっと好きになれたんです」【ウィークエンド・インタビューズ 第12週】

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編集部が気になる人に会いに行き、仕事のことからプライベートのことまでじっくりインタビュー。第12回は、11月24日に世界同時配信される注目のNetflixシリーズ『First Love 初恋』に出演する八木莉可子さんに、作品の魅力や制作秘話について聞きました! さらに、プライベートではある人気漫画にハマって、推し活をしているみたい!

演じる也英の行動を想像しながら
自分の生活を近づけていった

八木莉可子「台本を読んだ後、自分と周りの世界をもっと好きになれたんです」【ウィークエンド・インタビューズ 第12週】

──『First Love 初恋』で演じる学生時代の野口也英役は、オーディションで決まったと伺いました。事前に何か準備をしましたか?

オーディションを受けるにあたり、台本になる前のプロットを読ませていただきました。也英は自分とちょっと似ている共通点を感じたので、也英つくるより、ありのままの私を精一杯出せたらいいなと思って挑んだんです。

──素の自分で挑んだ結果、手応えはありましたか?

それがあまりなくて…(笑)。オーディションが終わって帰るために、タクシーに乗って走り出したら、マネージャーさんの電話に「会場に戻って来ていただけますか?」とご連絡が来たんです。私、もう一回やることになったと思って、慌ててセリフを見直してあたふたしちゃって…。会場に戻ったら、その場で決定のおしらせをいただいて。そのときは、うれしさ以上に驚きが大きくて。「本当ですか!」と言っちゃいました(笑)。しばらくして、(現在の也英を演じる)満島ひかりさんと同じ役を演じることに、だんだんプレッシャーを感じました。

──撮影が始まってからは、どのように也英を捉え、演じていきましたか?

この作品の撮影に入った頃は、まだお芝居の経験がたくさんあったわけではなくて、どうやって演技力を補って、ひかりさんと同じ人物になれるかを考えていました。舞台となる90年代に関する資料を調べたり、也英はいつも母親の助手席に座るのですが、私自身は後部座席で乗るタイプなので、助手席に乗ってお出かけしたり、也英は海老が好きなので、食わず嫌いだった海老に挑戦して、むしろ大好物になったり(笑)。撮影のたびに切り替えるのは、当時の自分には難しいと思えたので、日常生活から近づけていくことにしたんです。「こんなとき也英はどんなことを思うかな、どんな行動をするかな」をつねに考えながら生活していました。


──本作は、宇多田ヒカルさんの曲「First Love」と「初恋」に着想を得た物語です。最初に台本を読んだ際、どんな感想、印象を持ちましたか?

すごくきれいなお話だと思いました。人の愛が正直に描かれていて、だけど過剰に美化してなくて、すべてを読み終わった後に、自分のことや自分の周りの世界のことをもっと好きになれたんです。目に映るものがポジティブに見えるようになった感覚がありました。

──本作には、宇多田さんのそれおれの曲の歌詞の要素もちりばめられています。演じるにあたり頼りにしたフレーズはありますか?

「First Love」の歌詞で、「明日の今頃には あなたはどこにいるんだろう 誰を思ってるんだろう」というフレーズが、昔からすごく気になっていました。曲の二番では「明日の今頃には 私はきっと泣いている あなたを思ってるんだろう」と続きます。なんで「今日」や「今」ではなく「明日の今頃」なんだろうって。私の個人的な感覚ですが、「明日の今頃」という言葉に、未来の相手を思いやる強い気持ちを感じるんです。「恋」というより「愛」を想像します。明日の自分のことより相手のことを考えている愛。本当にすてきで、好きなフレーズです。

──宇多田さんや宇多田さんの曲は、八木さんにとってどのようなアーティストや音楽でしょうか?

15歳でデビューしてからずっと第一線で活躍されているレジェンドのようなアーティスト。役づくりに改めて聴いて、またハマってリピートしています。特に元気を出したり、気分を上げたいときに聴いています。今日は「First Love」と「道」を聴きながら来ました!


木戸大聖くんが相手だったから
素直な自分でいられた

──八木さんと木戸大聖さんが演じる若き日の也英と晴道のお芝居によって、満島ひかりさんと佐藤健さんが演じる現在の二人の物語が際立ちます。八木さんが演じた7、8年間分のお芝居について考えていたことは?

也英と私は、けっこう似ている部分が多いんです。心配性でおでかけのときにたくさん荷物を持っていっちゃったり、本を読むことが好きだったり、大学入学を機に東京で暮らしはじめたり──現実より先にドラマでキャンパスライフを経験しているけど(笑)──周りを見て「みんなおしゃれだな〜」って緊張したり。自分と也英が重なる部分を意識しながら演じていました。

──逆に也英と違う部分は?

自分の方がおちゃらけた性格で、もう少しうるさいと思います(笑)。也英はあまり前に出るタイプじゃないけど、私は生徒会長や学級委員とか立候補するタイプなので、「こういうときはどういう気持ちだろう」と想像することはありました。そんな也英が恋をするとどうなるか、とか。一度第三者に恋をするときの気持ちを聞いてみようと、恋人がいる友達に電話したりして。そうしたら、「なに、好きな人いるの?」って聞かれて、まだドラマの話はできなかったので「まあまあまあ、ちがうんだけどねぇ」ってはぐらかして(笑)。


──さきほど、いろいろな資料も見たともおっしゃっていましたが、知り合いの助けも借りながら也英像をつくっていったのですね。

そうですね。(満島)ひかりさんがワークショップを開いてくださって、いろいろと相談に乗っていただきました。そのとき、「あまり台本を読み込みすぎない方がいいかもね」、「セリフが固まっちゃうとお芝居も固まるから」など、アドバイスをいただいたんです。也英に限りませんが、登場人物たちは物語の中で、お芝居ではなく本当に生きている人。本来なら同じ瞬間を繰り返すことはしないわけで、言葉を固めない方がいいと思いました。先に決まった気持ちをつくってしまうと、相手との対話のシーンなのに相手から返ってきたと反応に合わない感情でセリフを返していて、これじゃダメだって気づいたんです。その場を生きることに集中しようとしていました。

──おっしゃるとおり、そこに生きている人として感情移入できました。木戸さんとの高校時代は、本当にすてきなカップルの時間に感じました。相手が木戸さんだからつくれた雰囲気やできたお芝居はありましたか?

木戸大聖くんは私より5歳年上なので、最初ちょっと緊張していました。同い年の設定だけど、タメ口で話しちゃいけないよねと思ったり。実際にお会いしたらすごく優しくて、いい意味で歳の差を感じないように振る舞って、「僕たちは同い年だし、撮影以外のときもタメ口でいいよ」って言ってくれました。ある撮影の日には、現場に入る前に「二人でちょっと話さない?」と声をかけてくださって、本編にも出てくる札幌の中島公園のベンチで役について話し合ったり。

撮影の進行上、物語の時系列をバラバラに撮ることもあって、昨日の也英と晴道は仲が良かったけど、今日は距離感があったりしていて。そういうとき、私は器用に切り替えられずに、いい雰囲気をつくってくれる大聖くんに親しく接することができませんでした。撮影が終わった後に「そっけない態度とっちゃったかも。ごめんね」と連絡をしたら、「全然大丈夫、俺もそうだしよ」って。そういう素直な気持ちを言い合える関係を築けたのは、大聖くんのおかげです。次からは距離を取っても悪い風には取られないとわかったので、安心して役に入り込めました。


──本編で感じられる二人の優しい空気は、そういうやりとりがあったからなんですね。メンズノンノウェブの読者のみなさんに、おすすめの見方や見どころなどを教えてください。

すでに観た関係者が「自分の学生時代を思い出す」という感想をくださいました。私は現在も学生なので思い出すというより、視聴者として観るときは、自分の生活に重ね合わせる感覚があります。これから観てくださる方は、ご自身の学生時代を思い出したり、いまと重ねたりして、キュンキュンしてください。また、物語の舞台になっている90年代のカルチャーを感じる背景や小道具もこだわっているので、画面のすみずみまで観てほしいですね。そしてそして、完成した本編を見たときに、メンズノンノモデルの岩上(隼也)さんを見つけてうしくなりました! 以前誌面でご一緒させていただいて、今回共演シーンはなかったので、またお会いしたかった〜って。

『呪術廻戦』の狗巻棘を
求めて秋葉原をリサーチ!


──そうなんですね! 本編の公開を楽しみにしております! 続いてプライベートについてお聞きしたいのですが、自宅でオン・オフを切り替える方法はありますか?

お香を炊きます。小さい頃、おばあちゃんの家によくいく子だったのもあってか、お線香のような和の香りが好きで、自然とリラックスできるんです。

──いまハマっているものは?

『呪術廻戦』にすごくハマっています。劇場版が公開していたときに出会って、そこから単行本を買って。いまはガチャガチャを回して、グッズを攻めてます(笑)。前日秋葉原で撮影する機会があった際に、帰りにおもちゃ屋さんにリサーチに行きました。

──かなりのファンですね! 好きなキャラは?

狗巻棘が好きです! 持ち物にキーホルダーもつけています!

──週末など続いたお休みがあるとき、何がしたいですか? 『呪術廻戦』の世界に浸ったり?

『呪術廻戦』と期間限定のコラボをしているユニバーサルスタジオジャパンにすごく行きたくて! 玉犬のぬいぐるみハットをかぶってアトラクションを楽しみたいですね!

八木莉可子 RIKAKO YAGI

2001年7月7日生まれ、滋賀県出身。2015年にモデルオーディション「#THE NEXT」でグランプリを受賞してデビューを果たす。16年から雑誌『Seventeen』の専属モデルを務め、21年に卒業。近年の出演作に、映画『スパゲティコード・ラブ』、『映画 おそ松さん』、ドラマ『チア☆ダン』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などがある。
公式Instagram:https://www.instagram.com/yagirikaco_official/


Netflixシリーズ『First Love 初恋』

監督:寒竹ゆり
出演:満島ひかり、佐藤健/八木莉可子、木戸大聖、夏帆、美波、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ/濱田岳、向井理、井浦新、小泉今日子
●11月24日、Netflixにて独占配信開始
公式HP:www.netflix.com/firstlove

1990年代後半、北海道の田舎町で、也英と晴道は運命的な出会いを果たす。二人はまたたく間に恋に落ち、きらめくような高校時代を送る。也英は幼い頃からの夢だった、世界中を旅するCAになるため東京の大学へ進み、晴道は航空学生として自衛隊に入隊。境遇の違いから、徐々にすれ違ってゆく。ある時、久々に再会した二人、些細なことでケンカ別れをしてしまう。その帰り道、也英は交通事故に遭って…。それから20年近くの月日が流れ、也英はタクシードライバーとして生計を立て、晴道は自衛官を退官してセキュリティ会社で働いていた。偶然にも同じ町で。叶わなかったかつての初恋は、大人になった二人の心に喪失として刻まれていたが、運命はもう一度ふたりを引き合わせる。也英と晴道の初恋の物語はずっと続いていた。

Photos:Teppei Hoshida Hair: Tomoko Sato[mod’s hair] Make-up: NAO YOSHIDA[vow-vow] Stylist:Mie bon Minagawa[the few] Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]

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