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エバース「賞レースも勝ちたいし、ネタ以外も面白いって言われたい」 【ウィークエンド・インタビューズ 第48週】

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編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。第48週は、『第46回ABCお笑いグランプリ2025』を受賞し、快進撃が止まらないお笑いコンビ・エバースが登場!M-1前の、超多忙な舞台の合間に、取材に答えてくれた!

メンズノンノWEB初登場。
ふたりが思う「かっこいい」って?

エバースさん全身カット二人組

―メンズノンノWEBには今回が初登場ですね。佐々木さんは私服もとてもおしゃれな印象です。

佐々木隆史さん(以下、佐々木) 嬉しいです! 町田には言わないんですね(笑)。

町田和樹さん(以下、町田) (笑)。メンズノンノといえば、とにかくかっこいい人がたくさん出ている媒体ですよね。


エバース町田さんソロカット全身

―ちなみに、お二人が思う「かっこいい」ってどんな人ですか?

町田 なんだろう、周りにもたくさんかっこいい方はいるんですけど、言語化するのが難しい…!

佐々木 僕はSKY-HIさんがぱっと浮かぶ。顔もフツーにすっごいかっこいいんですけど、オーディション番組の『THE FIRST』で、自分の私財を投じて挑戦しているのを観て、決断力と行動力がすごいと思いました。以来、気になる存在でしたが、続く若手発掘のオーディション『THE LAST PIECE』でも、若い候補者の男の子たちに、上からジャッジするんじゃなくて、同じ目線で話す姿に驚きました。「僕よりも君の方が才能がある」というリスペクトが前提にあることも衝撃。僕らは業界ではまだまだ若手ですが、あんな風に、自分の経歴や業績にあぐらをかかない先輩になっていきたい。それに、失敗を恐れないという姿にもちょっと憧れてしまいますね。

エバース佐々木さんソロカットアップ

町田 わかった!俺は鳥谷さんだ!

佐々木 え? 野球の?

町田 そう。鳥谷敬さん。野球番組でご一緒したときに、カメラの前でもカメラの外でも、すごくいい人。その番組内で、僕がオトさなきゃいけない場面で上手くオチなくて…困っていた場面で、さりげなく鳥谷さんがオトしてくださって。変に媚びるような下手に出る優しさではなく、人としての余裕から来る優しさ!僕自身、そこまでは到達できていないんですが、普段からあまり怒らないタイプなので、怒らない、優しい人がかっこよくて素敵だなと思います。

佐々木 媚びないのってかっこいいよね。人としての礼儀は大事だけど、媚びるのは違う。憧れている芸人の先輩が、もしもペコペコしまくっている姿を見たらショックかも。僕自身も、変に下手に出すぎないように、実は意識しています。


エバースさん二人組階段ポートレート

ジャッジに迷ったとき、
頼りにするもの

――スターの階段を駆け上がっているお二人ですが、今までキャリアの岐路や選択で悩んだことはありましたか?

町田 NSCに入ったときかな。僕は、もともと車のディーラーをしていたんですが、その仕事を始めてわりとすぐ、成績が優秀だと表彰されたんです。ほかに表彰された方もいた中で、20代は僕一人でした。なんかその時に、「ディーラーの仕事には戻れるかな」という自信になって、「じゃあ、ずっとやってみたかったことに挑戦しよう」とNSCに入りました。舐めてたわけじゃないんですが、「うまくいっている仕事でいこう」とせずに、「じゃあ、戻れる場所があるし、好きなことやっちゃおう」という安心感で挑戦できた。逆に最近は、この仕事がうまくいくほどに、“いよいよ引き返せないかも?”というプレッシャーがありますね(笑)。

佐々木 僕はネタ作りを担当していて、それこそ賞レースにぶつけるネタを選ぶ時や、単独ライブで新ネタを作る時に毎回すごく悩みます。そのネタがウケるかどうかは、やってみないとわからないじゃないですか。で、迷った時、一番最後に頼るのは…実は「高校生の時の自分」なんですよ。高校生の頃に、テレビで観た芸人さんのネタに対して「これめっちゃおもろいな」、あるいは「これはおもんねーな」と思った素直な感覚を思い出すようにしています。あの頃の自分が観たら、笑うかどうか、を大事にしてM-1のネタも選んでいます。

エバース町田さんアップカット

エバースの2025年は
「離陸」と「現実」⁉

―2025年はABCお笑いグランプリの優勝など、賞レースでも大活躍でしたね。取材している本日はM-1グランプリの準決勝の前ですが、プレッシャーやモチベーションについて聞いてもいいでしょうか。

佐々木 プレッシャー…。僕らプレッシャーかかってるんですかね!?(笑)

町田 プレッシャーはないわけではないけど……。とはいえ毎年のことなので(笑)。モチベーションについては……なんだかもうモチベーションとかいう次元でもないかな。ABCを獲れてもちろんうれしかったですが、賞レースはまだまだ出るもの、という頭なので、M-1も当然のこととして出場しました。「今年どうする?出る?」とかを二人で話したことさえないです。当然出るし、もちろん優勝したいです。

佐々木 そうですね。出ないという選択肢を考えたことがない。

町田 年末の恒例です。

―まさに2025年末、イベント「やさしいズタイpresents 超超超、超超超、超超超超超難問王決定戦 超大晦日」に出演が決まっていますよね。問題文を見ずに、芸人さんが当てずっぽうでキーワードを発して、お客さんのリアクションから正解を導き出すクイズですが、お二人が2025年を、ひとつのキーワードで表すなら?

町田 なんだろう…「離陸」?上昇していく感じもあるけど、地上にはいない不安感とか、高く上がるほど落ちたら怖い、という感じも含めて、飛行機の離陸のような感じがありますね。足もとが地についていない感覚も含めて、離陸。

佐々木 僕は「現実」。芸人を目指してから、ずっと夢に見ていた「こういう仕事がしたい、とかこんな毎日になったらいいな」が、まさに今年現実になった。もちろんまだまだ満足してはないないんですが、やっと現実になったな、という実感が湧いてきました。芸人という職業自体が、実はすごく非現実的なことをやっていると思っていて。

―非現実的、というのはどういう意味ですか?

佐々木 舞台に出て行って、マイクの前で喋って人を笑わせてまた舞台袖に帰っていくって、客観的に見るとすごく非現実的なことじゃないですか?僕は10年目にして、仕事の内容や周りの反応含めて、やっと今現実感が出てきました。ただ、お笑いの仕事自体はずっと楽しい。自分が考えたことや喋ったことを、人に笑ってもらえるっていうこと自体が、自分を受け入れて認めてもらっている、ということだと思うから。ものすごい肯定感をもらっているんですよね。ものすごい非現実的なのに、すごい快感。

エバース佐々木さん全身カット

町田 スベッた日はしんどいけどね。でも、仕事も業界も楽しい。当然と言えばそうですが、面白い方たちが多いので、現場が楽しいです。あと、僕らは「ネタが面白い」って評価していただくことが多いので、賞レースでももちろん勝ちたいんですけど、次は「エバースはネタ以外も面白い」って言ってもらいたい。そうなれるよう、頑張ります。

佐々木 2026年は今より、さらに多くの方にネタを観てもらいたい。2025年は単独公演を、6都市でやらせてもらったんですが、もっとたくさんの都市をまわったり、もっと大きな会場でできるようになったり、実力を伸ばしていきたいです!

エバースさん二人組笑顔カット

エバース
町田和樹(右・ツッコミ)
佐々木隆史(左・ボケ)

2016年結成、東京NSC21期のお笑いコンビ。2025年はABCお笑いグランプリ優勝、M-1グランプリの準決勝にも注目が集まる。町田の大食いや、ふたりの掛け合いが楽しいYouTube「エバースチャンネル」もチェックを。舞台の情報は吉本公式サイトへ!

イベントポスターの画像

エバース出演!
やさしいズタイpresents「超超超、超超超、超超超超超難問王決定戦 超大晦日」

2025年12月31日(水) 開場 13:00/開演 14:00/終演 16:30 
これまでにも大人気の新感覚クイズイベントを大晦日に決行!問題文を見ずに正解を当てるという超・難問クイズは、観客のリアクションと芸人とのやり取りが見どころ。エバースやマユリカほか、豪華な人気芸人が出演する。観覧チケットおよび配信チケットはFANYのサイトで!
【会場】
TOYOTA ARENA TOKYO
(東京都江東区青海1丁目3) 
【出演者】
MC:やさしいズ・タイ
銀シャリ、見取り図、相席スタート・山添寛、ロングコートダディ、マユリカ、佐久間一行、ニューヨーク、男性ブランコ、バッテリィズ、QuizKnock・鶴崎修功、キンボシ、コットン、紅しょうが、レインボー、エバース、9番街レトロ、令和ロマン・松井ケムリ、モグライダー、ヒコロヒー、かが屋、佐々木久美、花澤香菜、和田雅成
※出演者は変更になる場合がありますので予めご了承ください。
 なお、変更にともなう払戻は行いません。

【チケット絶賛発売中!】
販売:FANYチケット、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
https://ticket.fany.lol/event/detail/7893

Photos:Haruto Inomata

中村

中村

メンズノンノ編集部

ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。

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