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編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。第50週は、現在放送中のドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』や3月27日に公開する映画『鬼の花嫁』に出演し、いま大きな注目を集める俳優・谷原七音さんが登場!
『メンズノンノ』初登場となる谷原さんに、俳優を目指したきっかけや出演作品の撮影で感じたお芝居の魅力、そして去年一緒にファンミーティングを開いた俳優仲間、水沢林太郎、野村康太との知られざる関係を深掘りした!
社会派から恋愛ファンタジーまで
デビュー半年で幅広い作品に挑戦

──俳優を志したきっかけを教えてください。
小さい頃から興味はありました。ただ、幼少期から目指していたわけではないんです。きっかけは、高校2年生の時に経験したコロナ禍。当たり前だと思っていた日常が決して当たり前ではないと感じるようになり、改めて「今をどう生きるか」を強く考えるようになりました。それから、少しでも興味のあることはまずチャレンジしようと思い、俳優の道を歩もうと決心しました。
──実際に芸能界に入り俳優を始めて、どんな感想を持ちましたか?
経験するすべてが楽しいです! 俳優になりたいと思いながらも、高校を卒業してから二年間くらいはなかなかうまくいかず、アルバイトをして過ごしていました。そして、2024年に受けた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞をいただいたことをきっかけに、25年の4月から事務所に入ることができたんです。当時は、早く芸能界に入って俳優のお仕事をしたいという焦りがずっとあったので、お芝居や撮影、インタビューをさせていただくことがとても幸せです。

──お芝居に取り組む上で、ご自身の中で大切にしていることは?
お芝居を始めて半年程度なので語れるほどではないんですけど…、日々演技について教えてくださるレッスンの先生や事務所の先輩、仲間、共演者のみなさんから受け取った愛情を自分なりに表現したいと思っています。正直、まだまだできないことだらけで、それでもかわいがってくださる方々に支えられているので、いただいたものをしっかり吸収して、身につけられるよう努力していきたいという気持ちでいっぱいです。
──最近先輩や仲間からもらったアドバイスや嬉しい言葉はありますか?
現在放送中のドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』で、お芝居が難しいと思うシーンがあったときに、事務所の先輩である福士蒼汰さんと吉川愛さんに相談に乗っていただくんです。現場で自分の悩みをお話すると、「こういうのでもいいんじゃない?」「これで大丈夫だよ」と助け舟を出してくださいます。とはいえ、何回かリテイクをすることもあるんですが、福士さんが「全然いいよ、もう一回やろうよ」とか「もう2回でリーチだぞ、次でアウトだ」みたいに、僕が焦らないように場を和ませてくださって。

──一緒にいて心強い先輩ですね。
はい、自然と気持ちがほぐれていきます。また、演技のレッスンでは、事務所の先輩の濱尾ノリタカさんがいろいろとていねいに教えてくださいます。褒めるだけではなくて、どこをどう直すかをしっかりと指摘してくださるので、すごく勉強になります。優しい方たちのおかげで、俳優という活動を楽しめています。
──現在放送中のドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』の撮影現場はいかがですか?
たくさんの先輩役者さんに囲まれて、最初は緊張していましたが、撮影が進むにつれていろいろな共演者の方とお話ができて、刺激をいただいています。多くの登場人物が出ているということもあって、皆さんの役の向き合い方や現場での振る舞いなどを見て、学びが多いです。撮影はシリアスな雰囲気もありますが、休憩のときはすごく和やかで、現場に行くのがいつも楽しみです。

──本ドラマはタイトルの通り、警視庁の広報課の人々に起こる事件や人間ドラマを描いています。すごく興味深いテーマですよね。
刑事ドラマでは捜査一課の刑事に焦点が当てられることが多いですが、警視庁の広報課に焦点を当てた作品は始めて触れたので、最初はどんなドラマになるか想像ができなかったんです。僕は、福士蒼汰さん演じる主人公の今泉麟太郎と同じ広報2係に所属する玉田宏樹役を務めるのですが、本番を前にいざ台本を読ませていただいたら本当に面白くて、最終話まで一気読みしてしまい、気づいたら朝の4時でした(笑)。
世の中で起きている事件の情報がどのようにつたわっているのか、警視庁が記者たちメディアとどのように向き合っているのか。そこから、事件の被害者のことを思ったときに、この報道は正しいことなのか、このタイミングの情報公開が適切なのかという、メディアのあり方まで切り込んでいきます。日々触れているニュースですが、たくさんの発見がある物語だと思いました。

──初めてみる新しい“お仕事ドラマ”として今後の展開も楽しみです。谷原さんは、3月27日公開の映画『鬼の花嫁』にも出演します。本作は、あやかしと人の恋愛を描くファンタジーで、現代社会を舞台とした社会派ドラマとは対極にあるような、全く違う雰囲気の作品ですね。
はい。振り幅のある作品でお芝居を経験できて、すごく楽しかったです。
──物語の舞台は、あやかしと人間が共存し、唯一無二の存在となる花嫁を見初めたら生涯をかけて愛を捧げるという世界。こちらもキャラクターや設定に惹かれます。
そうですよね。あやかしの頂点に立つ鬼の鬼龍院一族の次期当主・鬼龍院玲夜が、自分の家族から愛を受けず生きてきた大学生・東雲柚子を見つけたことで、それぞれの人生が動き出す…というお話です。それぞれの役を永瀬廉さんと吉川愛さんが演じます。僕が演じるのは、猫又のあやかしで、柚子の親友の透子を花嫁として見初めた猫田東吉です。特別な能力を持っているわけではなく人に近い存在というのもあり、お芝居をしたシーンも大学のキャンパスライフだったので、新鮮な気持ちで演じていました。
それぞれの役を演じてみて思ったのですが、玉田は警察と世間、東吉はあやかしと人間といった二つの世界を繋いで、物語と観てくださる方たちの橋渡しとなる存在なのかなと思いました。玉田は物語の中で、太田莉菜さんが演じる水野和香さんに憧れを持っている年下キャラで、東吉はあやかしとしてしっかりしていながら、器の広い透子に大きな愛情を持っているなど、世界観は違うけど抱く感情としては近いものがあったのかなと思ったり。だから、僕もすごく気持ちを込めて役に入り込めたのだと感じました。

──なるほど。確かに谷原さんの役は、視聴者や観客に近い目線を持っているのかもしれません。二つの作品を通して、谷原さんが得たものは何ですか?
たくさんありますが…いま一つ挙げるなら、お芝居をしていないときの“居方”です。共演者のみなさんを見ていて思ったのは、演技をされているときはもちろん、お芝居の外にいるときもすごく生き生きとして現場を楽しまれているということ。また、スタッフの方に感謝を伝えたり、エキストラの方にご挨拶をしたり、子役の子とお話したり、礼儀や気遣いをもった素敵な人柄は、お芝居にも出ているんだなと感じたんです。僕もお芝居以外のところも見習いながら、演技力を成長させていきたいと思いました。
愛と刺激をくれる林太郎と康太が
いるからしっかり前に進める

──すばらしいですね。谷原さんの将来の目標を教えてください。
僕は役者人生における一つの夢がありまして、それはいちばん好きなドラマ『白い巨塔』の主人公・財前五郎を30代後半、40代前半で演じることです。『白い巨塔』は何度かリメイクされていますが、僕が生まれた2003年に唐沢寿明さんが財前を演じたときの作品が大好きで。高校生のときにストリーミングサービスで観て、あまりの面白さに衝撃を受けました。財前を演じる役者は、あらゆる作品の真ん中に立てないといけないと思うので、20代半ばまでに青春群像劇の主人公を演じられる俳優になりたいです。
──キャリアプランがしっかりできているんですね。同世代にはたくさんのライバルがいると思いますが、同時に志を同じくする仲間もいらっしゃると思います。昨年10月には、メンズノンノモデルの水沢林太郎、野村康太とともにファンミーティング「With the fans 2025」を開催しました。二人は谷原さんにとってどんな存在ですか?
先輩であり、本当に大切な仲間です。だいたい僕と康太がふざけて、林太郎が愛のあるツッコミをしてくれるという関係です(笑)。林太郎って中身がすごく大人だし、心から愛情が溢れている人なんです。最近はなかなか会えないけど、一緒にレッスンを受けると、いろいろなことを教えてくれるし、ファンミーティングの企画が立ち上がったときは、どうやったらナナ(林太郎からの呼び名)をたくさんの人に知ってもらえるかなって考えて、しかもイベントの運営担当の方にまで話してくれて。本当にかわいがってくれるし、僕にとっていちばんの味方と言える人ですね。
康太は同い年で、僕が事務所に入ったときからすでにいろいろな作品で活躍していたので、いちばん刺激をもらえる存在。林太郎と違う形で「がんばろうね!」「たのしもうね!」っていつも元気づけてくれます。彼を見ていると、スタッフさんなど周りの方から好かれているんだろうなと思います。

──『メンズノンノ』のスタッフからも二人はその人柄で愛されていますよ!
ですよね(笑)。僕は二人からはずっと影響しか受けてないです。林太郎は、学年は一つ上ですが同じ2003年生まれで三人はほぼ同い年ですけど、出会った頃も今も俳優としての差は歴然で、二人が出ている作品を観ると彼らに早く追いつきたいという気持ちが湧いてきます。先ほど「同世代にたくさんのライバルがいる」とおっしゃいましたが、彼らはいちばん近くにいるライバルでありながら、いちばん近くから刺激と愛情をくれる人なので、二人といることで僕が前に進むスピードがどんどん早くなっていると感じます。林太郎は「困ったことがあったらいつでも電話して」って言ってくれているし、康太も連絡したらいろいろな相談に乗ってくれるんです。
──二人の貴重な話をありがとうございます! プライベートについてですが、自分らしく過ごすためのリラックス方法はありますか?
朝にストレッチをしたり、夜に自分で体をマッサージして体をほぐしています。先日はふくらはぎ用のマッサージャーを購入して、次の日のセリフを覚えながら脚の筋肉をほぐしたり。いつも筋トレをしているので、食事にも気を使って、鶏のもも肉やむね肉、白米、卵をメインに食べています。家では控えているのですが、僕は大の甘党なので友達とごはんにいくときは息抜きや日頃のご褒美として、ちょっと甘いものも食べちゃいます(笑)。なかでも、ショートケーキがいちばん好き。昔はよく食べていたんですけど、最近は体を整えるために食べすぎないようにしていて…。あと、サッカー観戦が趣味で、試合を楽しみに生きています。

──この春に着たいファッションを教えてください。
ずっとセットアップにハマっています。秋くらいからセットアップを着ていて、そろそろ春らしい明るい色使いのものがほしいなって。お仕事で朝早くから撮影現場に向かったり移動することが多かったりするので、着やすくて快適な服が気になっています。それでいうと、今回着ているトレンチコートやワイドパンツも気になっています。パンツは、肌触りが気持ちいいスウェット素材のものを探したいです。
──最後、読者のみなさんにメッセージをお願いします!
僕の「ウィークエンド・インタビューズ」を読んでいただき、ありがとうございます。初めて『メンズノンノ』さんに出させていただいて、写真も撮っていただいて、インタビューもさせていただいてすごく楽しかったです! 今回、俳優として2回目の取材になるので緊張したのですが…たくさんお話できたので僕を知って、出演作品にも興味を持っていただけたらうれしいです。これからもよろしくお願いいたします!
谷原七音|NANATO TANIHARA
2003年12月19日生まれ、東京都出身。24年に開催された第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞し、翌25年に芸能界デビューを果たす。出演作に、25年放送のドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)や現在放送中の『東京P.D. 警視庁広報2係』(フジテレビ系)がある。3月27日公開の映画『鬼の花嫁』(猫又のあやかし・猫田東吉役)が控える。
公式Instagram:https://www.instagram.com/nanato_tanihara
公式スタッフX:https://x.com/nanato_staff
Photos:Teppei Hoshida Hair & Make-up:Kengo Kubota(aiutare) Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y] Cooperation:newnow
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