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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載『編集者の愛用私物』。今回は『メンズノンノ』の編集者たちが買ってよかった「最高のTシャツ」をお届け!
1.マーカウェアの愛用Tシャツ

デザイナーの石川さんが好きすぎて…
こちらの記事でもマーカウェアのデザイナー・石川俊介さんへの愛を語っておりますが、最近ではYouTube「石川俊介の〇〇〇」も話題ですよね。めちゃくちゃおもしろいし勉強にもなるので、服好きのみなさんにはぜひチェックしてほしいチャンネルです。で、急なんですが、よくわからないマウントをとらせてください(笑)。私は…かなりの古参ファンなんです(ドヤ)。

《My BUZZ Point》
こだわり炸裂の究極の黒Tシャツ。
プライスのバグにも注目(笑)
圧倒的な知識量と驚愕の行動力。展示会や取材でお会いするたびに、ためになるユニークなお話ばかりで、尊敬の念は増すばかり。さて、石川さんには20年近くお世話になっておりますが、実は10年くらい前に思ったことがあるんです。「石川さんのYouTubeが観てみたい!!」…出た! 話題になると急にこういうこと言い出す人、いますよね(笑)。でも信じてください、本当なんです。それくらい石川さんのお話を聞くのが大好きだったので、いまは番組を通じて定期的にトークに触れられるのがすごくうれしい。多忙な日々をぬって、更新していただきありがとうございます。

はい、愛があふれるばかりに取り乱してしまいましたが、そろそろ本題に(笑)。「マーカウェア」は自分のワードローブに欠かせない存在で、長年にわたり色々なアイテムを愛用させていただいております。そんな中で、最近の“買ってよかった大賞”に絶賛ノミネートしているのがこちらの「オーガニックGIZA 80/2天竺 / コンフォートフィットTee」。素材や製作工程のこだわりについては私が語るのはおこがましいので、ぜひYouTube「石川俊介の〇〇〇」をチェックしてみてください!

着心地や肌触りが最高クラスにイイのはもちろん、なんと言っても表情の美しさが桁違い。洗濯して干すだけ、とくに特別な手入れもせずに滑らかでドレープ感のある品の良さをキープ。微光沢のあるボディはまったく毛羽立たないですし、シワになりにくいのもありがたい。何より深みのある黒が長持ちするのが魅力ですよね。色落ちしにくい黒染めについては、ぜひ石川さんのYouTubeをチェックしてみてください(2回目)。‟実験”のお話が大変興味深いですよ。

ゆったりとしたシルエットも計算されていて、だらしなくならずに上品に決まります。洗濯を繰り返しても本当によれないですし、まさにエレガントでいてタフ。たかがTシャツ、されどTシャツ…卓越の機能美がグッと刺さりました。番組内で、「ジャストめのサイズも作りたい」とおっしゃっていたので、もし実現したらそちらも絶対に買います(笑)。というくらい、最高であり最強な黒Tシャツに出会っちゃいました!


で、あまりにもこのTシャツがよすぎて、ほかのデザインもチェックしていたところ、ずっと欲しいと思っていた大人っぽいボーダーTシャツを発見。こちらはオーガニックスーピマ ボーダー / コンフォートフィットTee。先ほどの黒Tとシルエットはさほど変わらないですが、肌触りはややドライタッチな印象。ネック部分のコントラストが可愛い…しかもホワイトとブラックの2色展開。


まあ、気づいたら2色ともゲットしてましたよね(笑)。ボーダーTシャツなんですが、カジュアルすぎず、きれいめに着られるところが気に入っています。シンプルな夏の装いのほどよいアクセントになってくれるグッドデザインで、ついつい手を伸ばしてしまう頼れる存在!!

そんなわけで、「マーカウェア」のTシャツを今年は一気に3枚も買ってしまったわけです。(しつこくてすみませんが)石川さんのYouTubeでは、ほかにもいろいろなブランドのTシャツを解説している回がありまして。それを観ていると、個人的な感想として「マーカウェア」のTシャツはこだわり炸裂なのに‟プライスがバグっている”気がします! こんなに素晴らしいTシャツが1万円台…なんてファンに優しいんだ!石川さん、どれだけ私を沼らせる気なんですか(笑)!
メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に20年近く在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
2.ナイキのヴィンテージのロンT

コンパクト&ビビッドな赤!
オンラインショッピングって本当に便利ですよね。涼しい部屋でポチっとすれば大体その週内に家に服が届く。ちなみに、海外サイトも15年ほど愛用するほどの“ウェブ買い派”を自負しています。文明の利器最高!と思っていましたが、それを覆す買い物体験が。
訪れたのは、以前メンズノンノ本誌5月号でも取材させていただいた富ヶ谷のショップ「Mars」。取材した際、ひそかに目をつけていたアイテムがあり、いざ突撃! お店のディレクターである中台さんがちょうどお店にいらっしゃいました。「実は取材で見たアレを買いに来ました!」と話すと、私の希望サイズはまさかの即完売。ショックに打ちひしがれていると、「こういうのが入ってきて、似合いそうですけど」と勧めてくれたのがこちらのロンTでした。


《My BUZZ Point》
原色づくしのデザインと
かすれた白の組み合わせ!
まさに「ツボ!」なデザイン。真っ赤なボディと原色のロゴ(しかもカラフル!)の組み合わせが古着ならでは。Marsには、セレクトのアイテムやオンラインに出していないものも数々あるのですが、ヴィンテージのラックやレコードのラックもあるんですね。たくさん並ぶ可愛いお洋服の中でも、私はこの赤と、袖のストライプのライン、そしてちょこっと入ったパープルの色にとてもぐっときました。


そして何より唯一無二なのが、全体的にうっすらと入った白っぽくかすれたディテール。古着ならではのものだと思われますが、裏地にも入っていて、ビビッドな赤のロンTの持つ“パワフルさ”に、ちょっと繊細なムードが加わっているところが最高。また、これだけ汚れのようなディテールが入っているのに、袖や衿周りは伸びていなくてキレイな状態というのも珍しい~!

生地はコットン100%の至ってどこにでもありそう、な生地なのになぜかとろとろに柔らかい。春先や秋口はこれを主役に、暑い夏は肩に巻いて差し色に、冬はインナーに、と365日活躍する予感大!

中台さんには「今日はいているボトムにも合わせやすそうだし、すごくコンパクトなサイズなのも今っぽいですよ」とアドバイスまで。実際、これにワイドパンツや太めのデニム、フレアパンツを合わせるとすごくバランスよく決まる。そして着ているとスタイリストさんからの「それどこの?」「いいですね!」の褒められ率が爆高い!

人見知りなのでお店で店員さんに話しかけられるのが得意ではないのですが、中台さんの、淡々としつつもお客さんを考えたコメントと、心地よいお店の空間で、すごくいい買い物体験になりました。よく考えると、以前に別のお店で中台さんに接客をしてもらった日、私が着ていたコーディネートを、約5年ぶりの取材時に覚えられていたので、やっぱりお洋服のプロがお客さんを見ている視点ってすごいな、とあらためて感心。スマホ片手にショッピング、の便利さはもちろんありますが、対面で“この人に接客してもらわないと出会えなかった服”を提案されたり、お店に行って刺激をもらったり、の貴重さを実感。富ヶ谷界隈は最近、インディペンデントなセレクトショップや飲食店が増えていて何やら賑わっているので、ふらりと立ち寄るのもおすすめです!
メンズノンノ編集部
中村
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
3.SHUKYU × J.LEAGUE – J.League King TEE》

頭の中は
オーレ・オレオレ・オレー
“オーレ・オレオレ・オレー”と脳内再生せざるを得ないこのデザイン。Jリーグチップスを買い、ビスマルクのパフォーマンスを真似した子供の頃。 あれ、この曲、『メンズノンノ』読者の皆様は知らないですかね…。
4.ワコマリア×「スタンド・バイ・ミー」コラボT

頭の中は
ベン・E・キングのあの名曲
ベースのイントロから“When the night has come”と脳内再生せざるを得ないこのデザイン。大好きな線路を歩くシーンが施されているのも心の奥の方にぐっと来る。そして大人になって改めて気付くリヴァー・フェニックスの美しさ。
《My BUZZ Point》
デザインだけで帰れる。童心に。

普段、Tシャツと言えば無地Tを考えなく購入していたのですがやや食傷気味に。今の自分のやや鬱積した気持ちを晴らすべくなのか、暑さでテンションが上がっているのか、今季は無性にデザインが目立つTシャツに惹かれ、購入したこの2枚。

1枚目は、初期Jリーグのマスコットキャラの顔として君臨してきたのですが今はあまり見ない「Jリーグキング」を施したTシャツ。存在自体が懐かしい。サッカーチームのユニフォームを古着で着るスタイルも素敵ですが、やっぱり子供の頃に観ていたJリーグに関連するデザインを着たい衝動に。

2枚目は、ワコマリアの映画コラボシリーズ。ビデオで観まくっていた「スタンド・バイ・ミー」。子供の頃はアメリカの不良子供映画だと思っていましたが、言わずもがなの青春映画の名作。ワコマリアでコラボがリリースされたのを知り、即購入。

いずれも一目でインパクト抜群なデザインながら青春時代よりもちょい前の子供の頃に慣れしたんだスポーツ&映画のモチーフ。
ボックスシルエットでやや短丈というのも2枚に共通しており、シルエット面でも今の気分にぴったりでした。コットン100%のガシガシ着れる素材なのも夏には嬉しい。むしろプリントがかすれるように着倒したい。

過去の自分に想いを馳せ、子供の頃のまっさらな自分が触れたコンテンツを大人になって着る事で、よりリアルに今の自分を感じることができる。(気がする)
遅ればせながらやっと「エモい」の意味を心から理解できました! そして、脳内再生される音楽により更に鮮明に子供の頃の自分と重ねることができる。匂い、音楽で当時の事や昔を思い出すって人間のDNAに刻まれたセルフタイムマシン機能ですよね!

「え?何このデザイン?」って思われるかもしれない恐怖も少しだけあるインパクト強めのデザインTシャツ。無地Tからの反動と言えば確かにそうなのですが、デザインと“今の自分”を重ねる事ができるのが魅力だなと再認識。
大人に不意に訪れるBUZZなデザインは純粋だった子供の頃の自分が好きだったコンテンツなのかもしれません!(案外)

マーケター
安藤英生
2025年よりメンズノンノウェブに在籍。マーケティングとビューティー記事執筆担当。アンチエイジングが気になる。海外旅行はタイが好き。
5.ブレスのTシャツ

コンパクト&ビビッドな赤!
この1年ほど、都内のイケてるお店には絶対にこのブランドがある!と言っても過言ではないのが「BLESS(ブレス)」。少し前にシュプリームとのコラボでも話題になったので、気になっている人も多いのでは。総柄やジャガード織のアイテムなどのイメージが強い、ベルリン発のブランドですが、Tシャツだってとっても可愛い!

実はお店取材企画でショップを回っている際に見かけて可愛いな~、と狙っていた一枚。ピンクのボディに赤の配色がいいなと思いました。個人的にはピンクってちょっと照れる色なのですが、クレヨンの色バリみたいな青みがかった「THE ピンク」な色なら、むしろストリートな感じに振り切りやすい。

バックプリントのデザインもグラフィカルなテキストのみ、というのもコーディネートしやすい!シンプルなデニムやショーツとあわせても物足りない、なんてこともない、この夏のTシャツで一番のお気に入り…ということで、着用頻度も高めだったのですが、衝撃の事実が判明。
先日のお店取材企画に同行したライターさんもフォトグラファーさんも、全員同じTシャツを購入していました。「撮影の時から可愛いと思っていたんです」というのも全員一致!あわただしい撮影現場で、ちらっと眼に入っただけにも関わらず、全員の心をつかんだブレス、恐るべし。

《My BUZZ Point》
スペシャル感のある
ナンバリングのロゴ!
フロントの胸元に入った「N°79」のナンバリングは、実はブレスの全プロダクトに入れられた数字。ブランド立ち上げの最初に作ったプロダクトはN°00、その次はN°01、とブランドの軌跡を感じます。ちなみに、N°00は服ではなくポスターのデザインだったそう!

EMOTIONALのフォントも可愛いのと、裾につけられたロゴ入りのリングもポイント。プリントTというベーシックで形が決まっているアイテムこそ、細部までこだわり抜いた完成度の高さに胸を打たれました!
メンズノンノ編集部
中村
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
6.GU
グラフィックT imase2

レトロなムード漂うリンガーTシャツ
毎年、さまざまなコラボTシャツを展開しているGU。コラボTがずらりと並んでいる売り場を見て、少しワクワクした気分になるのはきっと私だけじゃないはず。その中でも、特に発売を楽しみにしていたのが『メンズノンノ』本誌で「imaseの『新世代ソング』に嫉妬した!」を連載しているアーティスト・imaseさんとのコラボアイテム。

今回のコレクションのテーマは、「もしもimaseさんが架空のレコードショップを開いたら」。そのテーマ通り、キャッチーでどこかレトロな雰囲気のデザインが素敵!

《My BUZZ Point》
おしゃれに“推し”をアピールできる
さりげないデザイン
どちらのTシャツにも、imaseさんの人気楽曲『Happy Order?』『Have a nice day』の曲名が、大きくグラフィックとしてあしらわれています。こういったコラボTシャツって正直、普段のコーディネートに取り入れるには少し難しい…ということも多いと思うのですが、この2枚はファッション感もしっかりキープ。その上でちゃんと“分かる人には分かる”、絶妙なデザインだなと感じました


楽曲の曲調に合わせた配色も可愛い。『Happy Order?』をモチーフにしたTシャツは、レトロなくすみ感のあるオレンジ×赤のポップなカラーリング。肌寒くなってきたら、ネイビーやブラウンのジャケットと合わせたいなと計画中です。


『Have a nice day』をモチーフにしたグラフィックTシャツは『Happy Order?』のポップな配色とは対照的なグレー×黒の落ち着いたカラーリング。ボディが単色のグレーではなく、杢グレーなのもポイント。このちょっとした違いがしゃれ感をぐっと高めてくれる気がします。


そしてこのTシャツにはアーティストコラボならではのギミックが。それがこのタグ。


Sportifyのロゴが入ったタグを同アプリ内のカメラで読み込むと、なんとimaseさんのアーティストプレイリストを聴くことができるんです! デザインも音楽も楽しめる、文字通り遊び心たっぷりのTシャツ。この夏、着倒そうと思います!
メンズノンノ編集部
渡邉
入社5年目。本誌では主にファッション企画とフード企画を担当。差し入れ探しを名目に、スイーツを衝動買いしてしまいがち。お笑いも好き。
7.パタゴニアの
メンズ・キャプリーン・クール・
デイリー・グラフィック・シャツ


メンズノンノ編集部のエディターたちが愛用品を紹介する連載『editor’s BUZZ / 編集者の愛用私物』がついに200回を迎えました! パチパチパチパチ…ということで、今回は勝手にいつもとは違う形式のスペシャル版(!?)でお届け。私がこの夏に助けられている買ってよかった「涼しい服」3選を紹介します!

《My BUZZ Point》
サラッとしたタッチが続く
着ていることを忘れる超軽量ボディ
まず1着目。この連載でもたびたびピックアップしている大好きな「パタゴニア」で見つけたTシャツです。夏のアクティビティ用にゲットしたのですが、触り心地がサラサラでとにかく心地よくて気づいたらデイリー使いしていました(笑)。本当に快適すぎるし、身につけていることをわすれてしまいそうなウルトラライトな着心地が魅力なんです。


速乾性が高いので洗濯してもすぐ乾きますし、シワになりにくいのもうれしいポイント。いつものロゴが手書き風にアレンジされているのも可愛すぎます! 胸元のワンポイントに加えて、バックプリントもあしらわれていて、1枚でさらりと着ても全方位オシャレ。ハイキュ・ミントの防臭加工があるのも夏場にはありがたいです。これは本当にオススメ!
メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に20年近く在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
8.STRONGのパックT

猛暑でもこだわりは死守、
奥深きパックTの世界。
今年の夏も本当に暑かったですね。本格的にニットやコートを着るのはもう少し先になりそうですが、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。
さて、去り行く夏の総括として(?)この夏一番着たものは何かと思い返すと…なんのひねりもないですが、やっぱりTシャツでしょうね。皆さんの多くもきっとそうなのでは。撮影現場でも、みんなみんなTシャツ。汗だく必須のロケでは、替えのTシャツを数枚家から持参してきて次々着替えるというのも、あるあるな光景でした。

どうせすぐ脱ぐんだし、なんでもいいじゃんと思われがちなアイテムですが、そこはメンズノンノ編集部。「その白Tどこの?」「襟ぐりがいいんですよ」「厚手でいい感じだね」と、シンプルな白Tでも各自のこだわりがさく裂。とりわけ、みんなが重宝しているのがパックT。パックごとつねにトートバッグに入れているという人もいました。


そんななか、この夏もっとも入手困難だったであろうパックTは、間違いなくこれ。
メンズノンノでもおなじみ、我らがOUR’sがプロデュースに携わる「STRONG」の3色展開パックTです。冬にもロングスリーブのパックTを発売していましたが、あっという間に完売。今回も、発売直後にオンラインサイトでは“SOLD OUT”の文字が並びました。さすが。

OUR’sのひとり、深水光太くんも「僕らの理想を詰め込んだ」と自信をのぞかせる逸品ですが、伸縮性があり手触りのいい生地がとにかく快適。

やや丈短な印象も今っぽく、厚手の生地かつボックス型のシルエットというのもラフになりすぎずいい感じ。インナーとして別のトップスとレイヤードするというよりは、一張羅Tとして1枚で着たいところ。ポイントとして刺繍でさりげなく入っているブランドロゴも可愛いです。

シンプルなものこそ、その人のこだわりや愛着ポイントが見えてきますよね。これまでたくさんの服に袖を通し、ファッションウィークでは最新のトレンドに触れ、自らセレクトショップの店頭に立ったことのあるメンバーもいるOUR’s。ストリートの男子たちから、今もっとも尊敬と憧れを一身に集める存在と言っても過言ではないでしょう。おしゃれなものにたくさん触れ合ってきた彼らが向き合う、シンプルの極みであるパックT。スペックはさておき、純粋に興味がわきませんか? シーズンごとに、これからもナイスなパックTが発売されることを祈ってます!

メンズノンノ副編集長
宮﨑
2013年よりメンズノンノ編集部に所属。ファッション、ビューティ、国内外のアーティストの記事を担当。ジャンクな食べ物に目がないが、いたって健康体。
9.パタゴニア レスポンジビリティー
ハレイワ

思い切り“ハワイ”なデザインが可愛い
ハワイの定番お土産と言えばチョコやコーヒー。ABC STOREでTシャツを買う事もありましたが、ばら撒きお土産の為でデイリーユースに着用できる即戦力になる出会いには恵まれず。大好きな方はハワイの古着こそ至高! という方もいらっしゃるようですが、ショップは繁華街から離れており、行くのは観光との兼ね合いもあり少しハードルが。
で、観光でノースショアにある「ハレイワタウン」に訪れた際にPatagonia(パタゴニア)が新オープンしたとの事で立ち寄り、半分お土産的に&半分挑戦で購入したのがこちら。そう。恥ずかしながら自分にとっては“初パタゴニア”になりました!
結論を言うと、もう2、3枚購入しておくべきでした。
《My BUZZ Point》
コットン50%ポリエステル50%は
ガシガシ着れる

全てリサイクル素材で作られているこの「レスポンジビリティー」。コットン100%ではなく、ポリエステルが50%含まれているので、洗濯後のシワも干し終わりには程よく伸びて、洗いざらしで着ても野暮ったさがなくラフな印象で着れるのが最高です。

こうも暑い日々が続くと、汗をかく前提ですぐ洗える服、シワにあってもサマになるアイテムを選んでしまうのですがそんなニーズにもピッタリな1枚。洗濯でもへこたれない耐久性で、コットンの番手も良い意味で低くジャリッとしたべたつかない着心地。

ハレイワタウンの象徴的な景観の跳ね橋のデザインが可愛い。このプリントを見るだけで街の雰囲気が思い出せる。風景をこんなに可愛くプリントにできるセンスが大好きです。
サイズ感は、身長170cm66kgの私が「Mサイズ」を着用してややゆとりがある程度。変にぴったりだったら暑苦しいし、オーバーサイズすぎるとだらしなく見えるので程よい抜け感で着用できます。

ハーフパンツで王道の“ロコスタイル”に着こなすのも良いですが、スラックスに外しで着るスタイルにも挑戦したいです。

ハワイ限定のパタゴニアはいくつかアイコニックなアイテムがあるのですが、こちらはノースショアのハレイワタウンのパタゴニアショップでしか購入できないという限定感も気分を上げてくれます。
他にもデザインがたくさんあったのでもう2、3枚買ってくればよかったとインスタグラムをフォローしながら本当に後悔しています。なぜか同じデザインのフリスビーは購入したのですが。
ハワイ出張無いかな…(無い)。

マーケター
安藤英生
2025年よりメンズノンノウェブに在籍。マーケティングとビューティー記事執筆担当。アンチエイジングが気になる。海外旅行はタイが好き。
10.UT×ポケモンの愛用コラボTシャツ

フロントプリントはマイ願望
ポケモン世代では全然ないです! しかし、コロナ禍の運動不足解消のために「ポケモン GO」を遅ればせながらダウンロードした結果、鬼ハマりしてしまいました! それまでピカチュウしか知らなかった私ですが、出てくるポケモンたちが魅力的過ぎてモンスターボールを投げまくり、ゲットしまくり、レイドバトルしまくり…気づいたら、アニメの最終回で号泣していたことは内緒です(笑)。

《My BUZZ Point》
背中のゆるいカビゴンが
可愛すぎて一緒にいねむりしたい!
かっこいいポケモンももちろん好きですが、可愛いポケモンのほうに惹かれてしまうんです。中でも、カビゴンに出会った時の衝撃は忘れられません。「ポケモン GO」のマップ上に現れたその姿…で、でか可愛い! 昔から大きなものへの憧れがありますもので、ゲットを試みたものの、なかなかボールに入ってくれない。そもそもそんなに出てこないので、ゲットできた時はうれしくてすぐに相棒にしちゃいましたよね。

まさにひと目惚れだったもので、まったくカビゴンのことは知らなくて(笑)。どうやら「いねむりポケモン」という分類らしく、眠っているとき以外はつねにエサを食べているとのこと。おいおい、なんて最高の生き方なんだ! というのも、私はお昼寝大好き&食べるの大好き。けどさ、社会人にもなるとそんな自由奔放な生き方なんて、なかなかできないじゃないですか。うらやましすぎる!


「あー、カビゴンのように生きてぇ」。そんな私の願望を見抜いたかのようなフロントの「Eat more , sleep more」のメッセージ。そして、寝ているのか起きているのか絶妙なポージング(食べてないから寝ているのかな?)のカビゴンのゆるいバックプリント。どっちも可愛すぎて、一緒にいねむりできるパジャマ用も欲しくなってきちゃいました(笑)。

メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に20年近く在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
Photos:Ibuki Tamura

中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。


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