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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第204回目はメンズノンノ編集の山口が担当。
メンズノンノ編集部
山口
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し”です。
《AURALEE
ORGANIC COTTON DUCK PANTS》
つい稲井のマネをして買ってしまった、
“ソルベカラー”なパンツ

2015年にデビューしたオーラリー。毎シーズンなにかしらのアイテムを購入し、僕のワードローブの結構な割合を占めている大好きなブランドです。読者のみなさんからの支持率も高いでしょうし、メンズノンノ編集部員にも愛用者多し。そして、メンズノンノモデルからも大人気! そんなブランドの春夏コレクションから手に入れたのが、このパンツ。


普段の買い物の際、オーラリーならではの美しいカラーのアイテムに惹かれつつも、ネイビーやグレーなど、自分のスタメン色ばかりを手に取りがちでした。そんな僕でも、このアッシュグリーンの1本を履きたいと思ったのは、メンズノンノ5月号の「ソルベカラー」特集を目にしたから。「ポップすぎない彩り」を象徴するような、稲井が着用するパンツの絶妙でファジーなカラーリングに目を奪われたんです。

《My BUZZ Point》
気になっていたワークパンツに
“かわいげ”を添えてくれる
オーラリーだけでなくいろんなブランドの展示会に参加する際に、多く見かけた気がするのがワークアイテム。メンズノンノモデルたちやスナップさせていただく読者の方からも、「無骨」や「タフ」なムードの服が気分という話を聞いていたし、トレンドの兆し…かも? ただ、僕は手持ちの服にワークアイテムがほぼないため、「それ1点で取り入れやすいモノがないだろうか…」とリサーチもしていたところでした。


大きめなツールポケットにハンマーループといったペインターパンツならではのディテール。ただ淡いグリーンカラーのおかげで、パンツ全体としては無骨すぎないモダンな印象に仕上がっています。これが、ソルベカラーの効果か!(笑)。


素材はコットンダック地なのですが、高密度に打ち込んだ独自素材だそう。そのため、最近の酷暑のなかでも、まったく無理せず履ける厚みです。


製品染めの後、手作業で独特なヴィンテージ感を出す加工が施されており、この1本だけの唯一無二の風合いが出ているもの大きな魅力。古着ラバーにも刺さること間違いなしの、ムラ感がイイです!

「無骨なのにかわいげまである」。買い続けて10年目、オーラリーのさらなる魅力にも改めて気づきました。(遅い!) あっという間にそんな一面にも魅了され、この秋冬のアウターは、オーラリーのフライトジャケットに狙いを定めました!
Photos:Ibuki Tamura

山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し”です。
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