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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第202回目はメンズノンノウェブマーケターの安藤が担当。

マーケター
安藤英生
2025年よりメンズノンノウェブに在籍。マーケティングとビューティー記事執筆担当。アンチエイジングが気になる。海外旅行はタイが好き。
《SHUKYU × J.LEAGUE – J.League King TEE》
頭の中は
オーレ・オレオレ・オレー

“オーレ・オレオレ・オレー”と脳内再生せざるを得ないこのデザイン。Jリーグチップスを買い、ビスマルクのパフォーマンスを真似した子供の頃。 あれ、この曲、『メンズノンノ』読者の皆様は知らないですかね…。
《ワコマリア×「スタンド・バイ・ミー」コラボT》
頭の中は
ベン・E・キングのあの名曲

ベースのイントロから“When the night has come”と脳内再生せざるを得ないこのデザイン。大好きな線路を歩くシーンが施されているのも心の奥の方にぐっと来る。そして大人になって改めて気付くリヴァー・フェニックスの美しさ。
《My BUZZ Point》
デザインだけで帰れる。童心に。

普段、Tシャツと言えば無地Tを考えなく購入していたのですがやや食傷気味に。今の自分のやや鬱積した気持ちを晴らすべくなのか、暑さでテンションが上がっているのか、今季は無性にデザインが目立つTシャツに惹かれ、購入したこの2枚。

1枚目は、初期Jリーグのマスコットキャラの顔として君臨してきたのですが今はあまり見ない「Jリーグキング」を施したTシャツ。存在自体が懐かしい。サッカーチームのユニフォームを古着で着るスタイルも素敵ですが、やっぱり子供の頃に観ていたJリーグに関連するデザインを着たい衝動に。

2枚目は、ワコマリアの映画コラボシリーズ。ビデオで観まくっていた「スタンド・バイ・ミー」。子供の頃はアメリカの不良子供映画だと思っていましたが、言わずもがなの青春映画の名作。ワコマリアでコラボがリリースされたのを知り、即購入。

いずれも一目でインパクト抜群なデザインながら青春時代よりもちょい前の子供の頃に慣れしたんだスポーツ&映画のモチーフ。
ボックスシルエットでやや短丈というのも2枚に共通しており、シルエット面でも今の気分にぴったりでした。コットン100%のガシガシ着れる素材なのも夏には嬉しい。むしろプリントがかすれるように着倒したい。

過去の自分に想いを馳せ、子供の頃のまっさらな自分が触れたコンテンツを大人になって着る事で、よりリアルに今の自分を感じることができる。(気がする)
遅ればせながらやっと「エモい」の意味を心から理解できました! そして、脳内再生される音楽により更に鮮明に子供の頃の自分と重ねることができる。匂い、音楽で当時の事や昔を思い出すって人間のDNAに刻まれたセルフタイムマシン機能ですよね!

「え?何このデザイン?」って思われるかもしれない恐怖も少しだけあるインパクト強めのデザインTシャツ。無地Tからの反動と言えば確かにそうなのですが、デザインと“今の自分”を重ねる事ができるのが魅力だなと再認識。
大人に不意に訪れるBUZZなデザインは純粋だった子供の頃の自分が好きだったコンテンツなのかもしれません!(案外)
Photos:Ibuki Tamura
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