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撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテしている“愛用革靴”をピックアップ。
1.「クラークス」×「マーティンローズ」の愛用コラボ黒革靴

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ここまで印象が変わるコラボは珍しいかも
手持ちのクラークスはこちらの記事で紹介しているゴアテックス搭載ワラビーとデザートブーツの2足。どちらも名高い名品で、コーディネートを引き締めたいときに愛用しています。そもそもスニーカー派ということもあり、革靴はあまり持っていないのですが、時々無性に履きたくなる時があって。



《My BUZZ Point》
ちょっとした違和感が着こなしに差をつける
革靴の知識がないので、なんとなく定番的な型を1足ずつ買っていたのですが、どれもオーセンティックなデザインばかり。そろそろ遊びが欲しいなあと思っていた時に出会ったのが、こちらのクラークスとマーティン・ローズのコラボシューズです。


クラークスとマーティン・ローズという元々好きな両者がタッグを組んだというのも決め手でした。公式サイトで知ったのですが、マーティン・ローズはクラークスのゲスト クリエイティブ ディレクターに就任していたんですね。ほかにもいろいろな型を展開していて驚きました!


パッドの入ったユニークなアッパーを見ていると、ナイキとコラボしていたエア モナークを思い出します。クラシックなレザーシューズという枠組みの中で、アバンギャルドなアプローチで遊びを加えているのがさすがですよね。ギリギリはみ出さないバランス感覚が本当に絶妙!


履き心地はさすがクラークス。革靴ですが履き心地はやわらかく、長時間履いていても疲れにくいです。シンプルなコーディネートに寄り添いながら、しっかりとアクセントとして活躍してくれるグッドデザイン。元々手持ちが少ない故、すぐにエースになってくれそうです。
2.「ドクターマーチン」×「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」の
愛用コラボブーツ

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大人グレーとパープルのコントラストが最旬
『メンズノンノ』本誌の特集や髙橋大翔の私物ブーツの記事などを読んでいて、ブーツ熱が高まっている今日この頃。あまり持っていないのですが、最近のお気に入りを紹介します。それが、この「ドクターマーチン」と「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」のコラボブーツです。


《My BUZZ Point》
ブーツでは珍しい大人グレーに惹かれて
ブラックやブラウンのブーツしか持っていなかったので、こんな品のあるグレーは珍しいなと思い、ゲットしました。しかもシューレースや履き口のさりげないパープルがトレンド感満点! 落ち着きのあるコントラストのおかげで、重たくなりがちな冬コーデをほどよく軽快に仕上げてくれるんです。



履くときにも活躍するかかとにあしらわれたレタードのテープもカッコイイ。ワイドパンツに合わせることが多いのであまり見えることはないのですが、歩いているときにチラッとアクセントになってくれるんです。大翔みたいに細めのジーンズをロールアップで合わせてもかっこよさそうです。

シューレースはアウトドアムードも漂うありそうでなかったパープル。旬カラーのパープルは着こなしに取り入れるとなると意外と難しいんですが、このくらいの分量ならさらりときかせられてオススメです。



トゥも横顔もスマートでスタイリッシュ。ドクターマーチンのトレードマークであるイエローステッチではなく、サイドのロゴも型押し。全体的にミニマルなムードでまとめられた大人顔が特徴です。


もちろんまだ硬さはあるものの、ドクターマーチンのソールのおかげで履き心地は軽やか。長時間履いていても疲れません。履き口が柔らかいのもうれしいですね。




ブーツバッグまでも凝っていてオシャレ。履きこんでどんどんかっこよくしていきたい、というより、キレイに履き続けてずっとスマートな印象をキープしたくなるブーツです。
3.クラークス オリジナルスの愛用
Wallabee Boot / メンズ ワラビー
ブーツ (ブラッククロコディストレス)

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クロコダイルだけど上品で大人っぽい
1年中シンプルな着こなしばかり。なので、たまにちょっとしたインパクトが欲しくなるんです。そんなときに頼るのが、スニーカーやキャップなどの小物。色や柄を小面積で取り入れて、アクセント使いするのがマイ定番になっています。


中でもとくに自分的にインパクトが強いのが、こちらのワラビーブーツ。いつもの端正な顔立ちと違ってちょっとワイルドな風貌だと思いませんか? 裏原宿ファッションや、現代のストリートウェアの根幹を形作ったアンダーグラウンドファッションへのリスペクトが込められたシリーズで、クロコダイルのエンボスデザインが施されているんです!

《My BUZZ Point》
シンプルスタイルに馴染みつつアクセントに
人生で初めてのクロコダイル。似合うかどうかかなり不安だったのですが、試着してみたところ、そのとき履いていたスラックスにすっと馴染みつつグッドアクセントになってくれたんです。帰宅後に合わせてみたデニムともグッドバランス! 存在感は抜群なのに、いったい何故!? 彼のことをしっかりと観察することにしました(笑)。


ぱっと見はワイルドでちょっぴりやんちゃなアッパーになっていますが、やはり育ちの良さを隠しきれていないというか、元々のワラビーブーツのディテールはそのままなので、上品な仕上がりになっていますよね。ソールとのコントラストも秀逸です。


トゥも履き口もスマートで、少し長めの丈をたまらせて履いた時の見え方も抜群! やんちゃとか、ワイルドとか、オラついたとか、そんなファーストインプレッションだったのですが、どことなく武骨でクールにも見えてきました。不思議なヤツです。


ワラビーはゴアテックスモデルを愛用しているんですが、比較してみると少し重厚感があるくらいで、履き心地はそこまで変わらないです。秋冬っぽさはあるものの、どんどん着こなしがサラッとしてくる春夏にもよさそう。Tシャツとデニムのシンプルなコーディネートとも合わせてみたいですね。

Photos:Ibuki Tamura

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