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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第196回目はメンズノンノウェブ副編集長の楊井が担当。
メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に15年以上在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
《ドラえもん×ラッド ミュージシャン
の愛用ビッグポロシャツ》
ドラえもんの“猫背”な後ろ姿に惹かれて…


『メンズノンノ』はずっと20代がメインターゲットですが、自分はどんどん年齢を重ねるわけで、若い人たちに刺さる企画を考えるのは結構大変なんです。そりゃ、若い子のトレンドを知るために歯を食いしばりながら、Tik Tokを眺める夜だってありますよ(笑)。でも、『ラッド ミュージシャン』は30年もの間、若い服好きたちを魅了し続けている。メンズノンノモデルにもファンが多いですし、(生意気ですみませんが…)本当にスゴイと思っています。個人的にも昔から大好きなブランドですが、ここ数年は‟尊敬”の気持ちも強いですね。カッコよすぎる!

《My BUZZ Point》
ドラえもんに目が行きがちだが
ワイド&高級素材で着心地は極上!
私が若手のエディターとして走り回っていた頃、『ラッド ミュージシャン』は最高にクールなショーを毎シーズン行っていたんですが、なんと昨年の秋にブランド創立30周年を記念して10年ぶりにランウェイ形式のショーが行われたんです。そこで発表されたのが、『ドラえもん』とのスペシャルコレクションでした。最初のコラボは2002SSだったとのことで、23年の時を経て再び実現したわけですね。


大学生まで割としっかりめにオンタイムで『ドラえもん』を観ていた身として、この推しと推しのコラボには震えましたね…。『ラッド ミュージシャン』のフィルターを通した背を向けてギターを弾くシューゲイザー風のドラえもんは、ダークでありながらソーキュート。丸い‟猫背”がたまりません。


公式HPによると、「世界最高級の超長綿糸スビンゴールドを鹿の子素材に編み立てている」ということで、肌触りはかなり柔らかいですが、鹿の子特有のドライタッチな清涼感も併せ持っていて、着心地は極上!こだわりのメイド・イン・ジャパンにも惹かれますね。実際に着てみると、身幅はワイドで袖丈が長めなトレンドのシルエット。全てのバランスが絶妙で、この夏はヘビロテしまくります!
Photos:Ibuki Tamura

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editor's BUZZ / 編集者の愛用私物