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【パラ卓球 】東京パラ内定の古川佳奈美「100%メダルをとる」という強い気持ちで

【パラ卓球 】東京パラ内定の古川佳奈美「100%メダルをとる」という強い気持ちで

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東京パラリンピックに向けて様々な競技やアスリートの魅力に迫る本連載。今月はパラ卓球、知的障がいクラスのニューヒロインに注目。何事にも全力で向き合う彼女の芯にある思いとは。

PARA TABLE TENNIS

©SportsPressJP/アフロ

【 パラ卓球 】
古川佳奈美 / 
KANAMI FURUKAWA

1997年7月27日生まれ、福岡県出身。博多卓球クラブ所属。小学4年時に軽度知的障がいと自閉症スペクトラムの合併症と診断を受ける。中学から卓球を始め、3年時にFIDジャパン・ユースオープンで好成績を収めたことをきっかけにパラ卓球への挑戦を決意。2018年の世界選手権、女子シングルスの知的障がいクラスで日本人初の銅メダルを獲得。昨年7月に東京パラリンピック出場が内定。

「100%メダルをとる、くらいの
強い気持ちでチャレンジしたい」

パラ卓球のクラス11(知的障がい)で東京パラ出場が内定している古川佳奈美。キュートなルックスも相まって、彼女の人気が急上昇中だ。

「私はすごく緊張するタイプで朝ごはんが喉を通らないこともあるのですが、試合直前になると一気にスイッチが入ります。試合がいちばん好き。勝てたときは本当に卓球をやってよかったって思います」

そんな大好きな卓球だが、始めた当初はコミュニケーション面での苦労も絶えなかったそう。いかにして課題を克服したのだろうか。

「最初は教えられた動きや技が理解しにくいことも多かったのですが、今でもお世話になっている井保啓太コーチをはじめ周りの先輩や後輩たちが私の話すスピードに合わせてくれたり、嫌な顔ひとつせずに向き合ってくれたのでじっくり練習に取り組むことができました」

そうして身につけたのが、今や彼女の代名詞である「しゃがみ込みサーブ」。同じ軌道から何パターンもの球種を打ち分けられるその必殺サーブを武器に、2018年には世界選手権で銅メダルを獲得。

「自分には武器がないなぁ、と思っていたときに、中国の丁寧選手のしゃがみ込みサーブを見て『私もマスターしたい!』と自分から井保コーチに伝えました。ダンスの振り付けに例えるなど、コーチが様々なやり方で教えてくれたことでうまく習得することができました」


この1年で、自身のこんな成長も実感しているとか。

「練習のときに他の選手のプレーをよく観察したり、ジュニアの選手の指導をすることによって試合中に相手の弱点を冷静に見つけられるようになりました。その経験も生かして、パラリンピックでは『100%メダルをとる』という誰にも負けない強い気持ちで臨みたいです」

趣味はファッションとメイク。本大会で彼女がどんな“勝負メイク”と“勝負ヘア”でコートに立つのか。そこにも大いに注目したい!

「まだ決めていません(笑)。当日まで楽しみにしておいてください!」

Composition & Text:Kai Tokuhara

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