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人気WEBTOONを実写化した
『PAYBACK The Series』
コロナ禍以降、急速な成長を遂げているタイのエンタメ市場。近年では、Netflixなどの配信サービスによるオリジナルドラマをはじめ、海外作品の実写化や他国との合作作品も増え、世界中でますます注目を集めている。
そんなタイのエンタメシーンから、今年、日本とタイの合作によるドラマ『PAYBACK The Series』が誕生した。韓国で大ヒットした小説を原作とするWEBTOON(※)『PAYBACK』(原案:SAMK、作画:fujoking)を実写化した本作は、原作ファンの間で「再現度が高すぎる」と大きな話題に。「Rakuten TV」での配信開始後も口コミで人気を広げ、総合ランキング1位を獲得した。
主演を務めるのは、ともに本作がドラマ初主演となるToptap(トップタップ)とMinlee(ミンリー)。今夏、ドラマのイベントのために来日した二人にインタビューを決行。前編では、本作への出演が決まるまでの経緯や二人の出会い、原作への思い、そして役づくりについて、たっぷりと話を聞いた。メンズノンノだけの撮り下ろしカットも必見だ!
※WEBTOON(ウェブトゥーン)=スマートフォンやタブレットで読むことを前提にした、縦スクロール形式のデジタル漫画。
ToptapとMinleeにインタビュー
ともにチェンマイ出身の二人、
実は子どもの頃に出会っていた!

――『PAYBACK The Series』でドラマ初主演を果たしたToptapさんとMinleeさん。お二人が俳優を志すようになったきっかけと、本作に出演するまでの経緯を教えてください。
Minlee 僕のキャリアの始まりはアイドルの練習生。韓国で6年間ほど練習生として過ごし、タイに帰国後、「A:SIDE」というボーイズグループのメンバーになりました。アイドルとして活動する中で、『PAYBACK The Series』のキャスティングチームから声をかけていただいて。子どもの頃に演技レッスンを受けたことはあったのですが、本格的な演技のお仕事をするのは初めてだったので、すごくワクワクしました。
Toptap 今作のオーディションに誘っていただいた当時、僕は地元チェンマイで演技のレッスンを受けながら、フリーランスで俳優をしていました。ずっと俳優としてブレイクすることを目指してきましたが、なかなかいい機会に恵まれなくて。自分は本当に俳優になりたいのか、それとも単純に有名になりたいだけなのか、キャリアについてすごく悩んでいた時期で......自分の気持ちを確かめるために、最後にこのオーディションに挑戦しようと決めたんです。あのとき、諦めずにチャレンジしたおかげで素晴らしい作品への出演が決まり、俳優として挑み続ける決意が固まりました。

――Minleeさんの出演が決まってからも相手役がなかなか見つからず、Toptapさんが抜擢されるまでに約2年かかったと伺いました。プロデューサーのキムさんは、チェンマイに足を運び、Toptapさんを発掘したそうですね。
Toptap そうなんです。2回目のオーディションで初めてP’Min(=Minlee、以下同)と会い、彼もチェンマイ出身だと知って意気投合しました。俳優を目指す中でずっと孤独感があったのですが、やっと仲間が見つかったような気がして、ホッとしたことを覚えています。
Minlee 僕らの共通点は、出身地だけじゃないんですよ。実は、僕とToptapのお姉さんは子どもの頃から友達だったんです。共通の友人の家に遊びに行った時に、Toptapと会っていたことも分かって。Toptapは当時まだ幼かったので、覚えていなかったみたいです。
ボディビルダーを目指していた
Toptapは、Jay役に抜擢されて
20kgの減量を成功させた

――運命的ですね。Minleeさんは一足先に原作や脚本をもとに演技レッスンに取り組んでいたそうですが、Toptapさんのオーディションに同席した際、Jay(ジェイ)役にふさわしい人だ!と確信しましたか?
Minlee 正直なところ、あまりピンときませんでした(笑)。というのも、当時の彼はぽっちゃりしていたんです。
Toptap あははは。僕はそのとき、ボディビルの大会を目指していて。今よりひと回り以上も体が大きかったんですよ。
Minlee 役が決まると彼はダイエットに励み、たった2カ月で20キロも落としたんです。撮影初日にヘアメイクを終えた彼は、Jayそのもの! めちゃくちゃイケメンに変身していて驚きました。
Toptap Ohhh(と、照れ笑いを浮かべる)。

――Toptapさんは、Minleeさんにどんな印象を抱きましたか?
Toptap ちょっと長くなりますが、いいですか?(笑) 初めてP’Minを見たのは、チェンマイでキャスティングチームに会った時のこと。「もし君が受かったら、彼と演じるんだよ」とP’Minの写真を見せてくれたのですが、想像以上にかっこよくて......「彼は、僕なんかと共演してくれますか?」と確認しちゃいました。実際に会ったら、緊張して話せないだろうなと不安になったほどです。
Minlee あははは。そうなの?
Toptap うん。オーディション会場で初めて会ったら、写真よりさらにイケメンで魅力的でした。見た目がタイ人っぽくなくて、韓国でアイドルの練習生をしていたと聞いていたこともあり、なぜか「アニョハセヨ」と韓国語で挨拶してしまって(笑)。相当、緊張していたんだと思う。その後、同郷の出身だと分かって、やっと落ち着いて話せるようになりました。
Minlee でも今では、僕よりイケメンになったよね。
Toptap いやいや、まだ僕より数倍イケメンだよ。オーディションに向けて原作のWEBTOONを読んだのですが、P’Minが演じるキャラクターと瓜二つで、まさに彼のための作品だと感じました。
Minleeは
原作のWEBTOONを読んで
この役なら演じられる!と確信

――本作の原作は、世界的ヒットを記録した韓国のWEBTOON。原作を読んだ時の感想を教えてください。
Minlee ストーリーがとにかく面白くて、夢中になりました。登場するキャラクターたちも魅力的なんですよ。自分で言うのもなんですが、読みながら自分が演じるキャラクターと自分の顔を見比べて、この役なら演じられる!と確信しました。僕にとって初めての主演作で、しかも日本とタイの合作。たくさんのスタッフが関わっている大作なので、少なからず不安もあったんです。でも原作を読んで、きっと僕らしく表現できる!と感じられました。
Toptap 僕も、こんなに面白いWEBTOONがあるのか!と感動した。夢中になって、あっという間に読み終えてしまいました。一方で、僕にとって挑戦になるだろうとも直感して。僕が演じるキャラクターはミステリアスで、笑顔の奥に何かを秘めた人間。その奥行きをどう表現するか、そして僕にできるのだろうか、と不安でいっぱいになりましたが、精一杯オーディションに挑みました。
――原作の作画を拝見し、Minleeさんはもちろん、Toptapさんも素晴らしくハマり役だと感じました。
Toptap 本当ですか!? ありがとうございます。見た目が似ているかどうかは視聴者の皆さんの判断にお任せしますが、キャラクターの理解を深めるためにかなり時間をかけたので、その部分には自信を持っています。
Minlee 僕は似ていると思うよ。外見だけでなく、アティチュードや考え方もリンクしていると思う。
有名な演技コーチの指導のもと
役作りを徹底して挑んだ初主演作
――Minleeさんは亡くなった弟の復讐のために芸能界入りを目指す青年・Sun(サン)を、ToptapさんはSunに興味を持ち、支援を提案する芸能事務所の理事・Jay(ジェイ)を演じています。役づくりで特に力を入れたことがあれば教えてください。
Minlee 今作で演技コーチを務めてくれたShell(シェル)先生は、Billkin&PPが主演するドラマにも携わってきた、業界ではとても有名な方。先生の指導のもと、役づくりや演技レッスンに取り組みました。
Toptap まずJay役のロールモデルを探したのですが、Jayのように若くて頭脳明晰、かつミステリアスなビジネスマンはなかなか見つからず、苦労しました。そこでShell先生に相談したところ、「Jayがどんな幼少期を過ごし、どんな人生を歩んできたのかを考えてみて」と。そして、「実際の友達のようにキャラクターに寄り添い、彼の考えを理解する努力をしなさい」と教えていただきました。P’Minも一緒にその作業を手伝ってくれたおかげで、自信を持って演じられたと思います。

Minlee 原作はWEBTOONのほかにも小説があり、WEBTOONではSun(原作の名前はユハン)の青年期から描いているのに対して、小説は幼少期から始まっているんです。そこで、小説の設定を取り入れたり、WEBTOONの作画に描かれた表情や動作を真似したり、小説とWEBTOONの両方を参考にしながら役づくりを行いました。Sunにリアリティを持たせるために、実生活でもSunとして行動したこともあります。Sunは口数は少ないけれど、頭の中ではいろんな思いを巡らせているタイプ。でも普段の僕はすごくおしゃべりなので、周りから「怒ってるの?」「今日のMinは変だよ」と心配されました(笑)。
▷インタビュー[Part.2]は8月23日(日)に公開予定。お見逃しなく!
Toptap(トップタップ)&
Minlee(ミンリー) プロフィール
衣装クレジット
【Toptapさん】
シャツ(アーネイ)¥49,500/スタジオ ファブワーク タンクトップ¥11,000・パンツ¥59,400/ともにディーゼル ジャパン 靴(トーガ ビリリース)¥70,400/トーガ 青山店 リング¥33,000/ホリゾン
【Minleeさん】
シャツ(トーガ ビリリース)¥52,800/トーガ 青山店 タンクトップ(イサ ボールダー)¥26,730/バウ インク ショーツ(ヒュンメル オー)¥41,800/サカス ピーアール 靴¥102,300/ディーゼル ジャパン ネックレス¥66,000/ホリゾン ブレスレット¥62,700/IVXLCDM®
Photos:SAKAI DE JUN
Hair & Make-up : Eiken Ou
Stylist:Takumi Urisaka
Interpreter:Sutasinee Mahawongwiriya
Coordinator:Misato Tanaka
Composition & Text : Ayano Nakanishi
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