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プレスやショップスタッフなどオシャレな人が愛用するのは、“黒じゃない”差がつく革靴。パラブーツやフラテッリ ジャコメッティなど買ってよかったベストバイな3選をこだわりのコメントとともにお届け!
F.LLI Giacomettiの愛用革靴

ファッションしている革靴
「レショップ青山店での初めての買い物が、この靴でした。持っていたコム デ ギャルソンの服をほぼ売って、現金を握りしめて買いに行った、思い出の品」

「当時はまだ革靴をそんなに持ってなくて、レショップやマンホールのインスタを見ながら、『(フラテッリ)ジャコメッティ、格好いいな......』と憧れていました」

「レショップで革靴ブラントというと、レ ユッカスのイメージかもしれません。ただ、割とオーセンティックでクラシカルな見た目のモデルが多くて、僕は当時、もっとファッションしている靴が欲しかった」


「ジャコメッティに関して言うと、当時はかなり多種多様なモデルが置いてありましたが、そのなかでもこれは異様に目立って見えました」

「機能面にも惹かれました。僕は北海道出身で、地元の土地柄に合う革靴を探していたんです。これはエレファントレザーなので水に強く、かつノルヴェジェーゼ製法にヴィブラムソール、と雪道でも問題なく履ける仕様」

「ジェイエムウエストンやクロケット&ジョーンズも好きですが、レユッカスとかジャコメッティは、日本ならではの“ファッションの革靴”だなと感じます。この2ブランドは、僕にとってちょっと特別な存在ですね」

L’ECHOPPE プレス
式部碧斗 さん
2002年生まれ。24年ベイクルーズ入社、EDIFICE勤務を経て、現在、L’ECHOPPEのプレスを担当する。趣味は、洋服と同じくらい好きなアニメを鑑賞すること。
Parabootの愛用革靴

服の趣味が変わってもずっと革靴好き
「僕は、収集癖があるというか、一度ハマるとそのスタイルばかりやり続けるみたいなのが、本当に多くて」

「たとえば、20歳の頃にはカメラにハマって、とにかく短期間にいろんなカメラを試していました。知識もなにも無いのに、ライカ買ったりとかして。ここ1年はスウェットにハマっています。USAボディとか好きなブランドとか、手当たり次第にめちゃめちゃ集めていて。でも、少しすると突然飽きてしまうんです。急にぷつんと興味が無くなってしまって......」

「そんな僕が、ずっと飽きないのが革靴です。洋服の趣味はコロコロ変わるのに、唯一、そこだけは変わりません」

「履くようになったのは大学時代。アパレルのバイトをはじめて、先輩がパラブーツを履いてたんですよね。いろんなブランドを教えてもらいながら、今月はパラブーツ、今月はオールデン、みたいな感じで、そのときも急激にハマりました」

「ひと通り履いて、いちばんしっくりきたのがパラブーツでした。自分のスタイルにも合うし、履き心地もいいし、気分も上がる」

「それまではスニーカーも履いていたので、ラバーソールのクッション性や屈曲性が、スニーカーの延長みたいな感覚だったんだと思います。いまはパラブーツだけで50足くらい持っていますね」

「これは、去年、大阪店の10周年を記念してつくられた特別な『ミカエル』。グリーンスウェードのアッパーに、トレッキング仕様のソールや紐を付けています。僕がPRになってから初めて大きく携わった仕事だったので、思い入れがあるんです」
NICENESSの愛用革靴

直感の大事さに気づかされた一足
「この靴を買う以前は、シンプルな物やスタイルが好みで、こうした見栄えのアイテムはわりと避けていたところがあります」

「革靴も、それまではジャコメッティとかウエストンとか、オーセンティックで定番のものを買っていました。でも、昨年、ナイスネスのこの靴が急に目に入って、なんとなく惹かれて買ってみたんです」


「腹子の素材にゼブラ柄のプリントがされていて、柄は左右で微妙に違っています。そういうのも、それまでは『左右で違うってヘンじゃない?』と思うようなタイプでした。でも、実際に履いてみるとすごく合わせやすくて、ヴァンズのスリッポン的な気軽さもあった」

「それからは、より直感を大事にして買い物するように。『これに合いそうだから』じゃなくて、好きなものをとりあえず買ってみて、どうするかは後から考える。型にハマる必要もないし、どうでもいい、くらいに思えるようになりました。ファッションの幅が広がって、洋服がさらに面白くなりました」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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