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まだまだ暑い日が続くけど、秋気分を先取りしたいなら革靴がオススメ。今回は人気ショップのプレスやスタッフなどオシャレな8人が買ってよかった「黒革靴」にフォーカス。こだわりのコメントとともにチェックして。
Charvetの愛用レザースリッパ

次のパリ出張のときこそ、と夢に見る
パリへの出張で、毎度必ず訪れるのがシャルベです。シャルベといえばシャツ。ということで、最初はシャツを購入。ただ、店内にある小物もすごくすてきで、お店に行くたび眺めていました。次回はちょっと変化球なアイテムを狙ってもいいんじゃないか、とずっと頭にあるのがこのスリッパ。かなり贅沢だとは思いつつ、今使っているものがそろそろ買い替えどきなような...、と都合のいい言い訳を探して、次の出張でゲットしたいと思っています。
上質なディアスキンレザーを用いたスリッパは、インテリアになじむ、アートピースのような逸品。しなやかなアッパーとふっくらとしたソール、そしてきめ細かな革の風合いは、家での時間をスペシャルなものに格上げ。同じ素材のシューズケースも付属していて、旅先でも活躍。
ジェイエムウエストンの愛用黒革靴

かかとが踏める意外性に惹かれて
「ジェイエムウエストンでかかとが踏める“ウェイキースリッパ”という意外性。ドレッシーになりすぎない丸っこさもいい。太パンに合わせてゆるく履くべきか?」。アッパーには柔らかいソフトカーフを採用。
スタイリスト
豊島 猛 さん
2009年に独立。MEN’S NON-NOとUOMOをまたいで活躍する先輩スタイリスト。ストリートスタイルにも造詣が深く、繊細なアップデートが得意。
レユッカスの愛用黒革靴

華奢なラストが特徴
「中性的で豪華な1足。トカゲレザーが何ともエキゾチック。甲が浅めでセクシー!」。北米由来のモカシンをレユッカスの華奢なラストで仕上げたリュクスな仕様。
スタイリスト
矢島悠貴 さん
スタイリスト石田一平氏に師事し、2024年に独立。ファッション雑誌を主に、ブランドビジュアルのスタイリングも手がける。今、一番着たいのはオートクチュール。
フォルメの愛用黒革靴

10万円で買える優秀な機能美!
「10万円で買える革靴はforme一択! ブーツは約束された足なじみが魅力。履き込むほど足首まわりに美しいシワが入る。ローファーは追加オーダー済み」。デザイナー・小島明洋氏が木型とパターンを設計し、職人との密なコミュニケーションを重ねて製作した珠玉の名作靴たち。
デザイナー
平沢幹太 さん
学生時代に国内ブランドでのインターン、その後FOLLのデザイナーを経て今年3月に独立。新たに自身のブランドを準備中。
Le Yucca’sの愛用黒革靴

アメカジに合わせるミックス感が好き
「ベイクルーズに入社する前に働いていた別のセレクトショップは、わりと西洋寄りのセレクトが特徴で、いまもそうしたテイストやアイテムをミックスするのが自分らしさだと思います」

「ジャーナル スタンダードはアメカジブランドですが、イナタめより、ちょっと綺麗に見せるのが好き。自分に似合うのもそういうスタイルなんじゃないかと」

「Vチップの革靴といえば、ジャーナルならオールデン。でも、自分のスタイルに合わせるとなると、トラッドになりすぎる気がして。アメカジにレ ユッカスを合わせるくらいのミックス感が好きですね」

「ヒールがすごく高いんです。この高さが、ドレッシーな雰囲気を自然に出してくれる。スラックス穿いたときの見え方も、かなりツボ」

「前のセレクトショップでは、どちらかというとスタイリングに馴染む1足でした。でもいまは、引き締めてくれる存在というか。足元がビシッと決まれば、トップスやボトムに何を合わせてもいい。“助けてくれる”感じがするんです」
foot the coacherの愛用黒革靴

買い続けて3代目のマイ定番名品
「ブランド初期から定番展開される『S.S.シューズ』。僕は、大学2年生のとき初めて買って、これは3代目」

「大学生当時、頑張ってお金を貯めて買った思い入れのある靴です。今年からはソールが黒色に変わって、気持ちも新たに買い替えました」



「マーチンの靴にも似ていますが、革質は圧倒的にいいし、履き心地も抜群。それでいて、値段も当時からそんなに上がっていなくて、57,200円。質実剛健で、このプライスで出せるってすごいです」

「好きなものって変わらないですね。そうしてずっと履いてきたフットザコーチャーも、いまは取引先としてお付き合いがあって、感慨深いです」
Old Church’sの愛用黒革靴

自分にとっての初めての革靴
「このオールドチャーチは、ビームスでアルバイトをしていた大学時代に買った、自分にとって初めての革靴。洋服は大学時代にかなり集中して買って、おまけにいまだに着ているものも多くて、今日紹介する3点も、気づけば全部その頃に買ったものでした」

「当時、バラクータにM47を穿いてっていう、ザ・アメカジみたいなスタイルをしていて、でもそこに合わせる革靴は、軍モノとかじゃなくて、ちょっと綺麗なやつがいいなと思っていたんです」

「旧チャーチには憧れがありましたね。町田のJAMで見つけて、これなら冠婚葬祭もイケるし、のちのち成人式も控えているしっていうので、購入。いまでも、友人の結婚式で履いたりしています」

「そのあとから、革靴はいろいろ履いてみるようになりました。ジャコメッティとか、アワーレガシーのミュールとか、いろんな系統を」

「大学4年間で、着る服やスタイルもかなり変わっていきました。最初はアメカジで、それからストリートとか、ビームス プラスっぽい服装でタイドアップするとか。インターナショナル ギャラリー ビームス寄りの、モードなスタイルも通りましたね」

「革靴は、そうした変遷の軸になっていたと思います。こうした革靴を履いてきたからこそ、いろんなジャンルを横断してこられた。そんな気がします」
The Rowの愛用黒ローファー

ファッションに全振りしたローファー
「オールデンのペニーローファーしかり、ジェイエムウエストンの180しかり、シップスにいるので、いわゆるなローファーはきちんと通ってきています。そうしてモノ軸で語れるローファーはたくさん買ってきたので、これを買った頃は、そろそろファッションに全振りした1足が欲しかった」


「持っている靴はベーシックなものが多いので、探していたのは、なにも考えずバカになって履けるもの。靴はベーシックなものが多いので、なにを履いてもコンサバティブになりがちです。そこから逸脱できるアバンギャルドなものが欲しかった」

「同じウナギ革の革靴は、たとえば靴専業ブランドから出ていたりもしますが、それじゃダメなんです。『ザ・ロウでウナギ』だからこそ、スタイルをアップデートする一撃になると思いました」

「この違和感もいいですよね。おもちゃ感があるけど、圧倒的な高級感がある。そのバランスに、遊びと余白を感じます。そういう“含み”があると、いろんなものを合わせられるじゃないですか」

「僕は、着る服の幅が結構広いんです。だからこそ、年々、“感じにくく”なりつつもある。持っていないものでさえ、『ああ、コレね』って。それってすごく良くないことなので、ぜんぶをピュアな気持ちで見られるように、正したい。こういうものも、いつでも進んで取り入れていきたいんです」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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