▼ WPの本文 ▼
今年もメンズノンノモデルオーディションの季節がやってくる。昨年選出されたのは、髙橋紅輝、松岡 光、籠宮壮太朗の3人。出身も経歴も性格も大きく異なる彼らだが、ひとたび揃えば “戦友”ならではの連帯感が会話の端々から漂う。昨年、3人はどのような想いでオーディションに臨んだのか。5月8日についに始まった第41回モデルオーディション。応募者に皆さんに向けて、これまでの活動を振り返ってもらった。
同じオーディションで戦えた時点で
立派な“縁”だと思う

──改めて、(右から順に)読者に自己紹介をお願いします。
松岡 松岡光です。出身は杉並区の高円寺です。古着屋が密集しているエリアなので、高校の時からいろいろなお店を巡っていました。
髙橋 髙橋紅輝です。北海道の札幌市出身で、昨年の4月に上京してきました。まだ東京に慣れていなくて、新宿駅のあたりでよく迷います(笑)。
籠宮 籠宮壮太朗です。静岡県出身で、今は京都に住んでいますね。今日も新幹線で2時間かけて東京に来ました。

──それぞれの第一印象は?
松岡 2人とじっくり話したのは2次審査が終わってファイナリストに選ばれたタイミング。3次審査用に写真を撮ってもらうんですけど、その前に控室に行ったらまず紅輝が目に入って。背が高くて、威圧感があるなと(笑)。でも話してみると抜けているところもあって、緊張感を与えない人だなと思いました。
籠宮 でも今思い返すとあの日、紅輝はちょっとクールぶってたよね。
髙橋 いや、違うんです! 控え室ではみんな打ち解けて盛り上がっていたんですけど、僕は初対面の人と話すのがちょっと苦手で。なかなか会話に入っていけなかったんです。
籠宮 紅輝は人当たりが悪いわけではなくて、一度仲良くなればいろいろ話せるんだよね。ただ最初打ち解けるまで少し時間がかかる。
松岡 紅輝はあのときから事務所に入っていたから、僕としても一緒に写真を撮ったり、遊びに誘ったりしていいのか分からないところはあった。

籠宮 どこまで距離を詰めていったらいいのか難しかった。結局、クールぶっていたのがよくないね(笑)。
髙橋 人見知りなりに話そうと努力はしたんだけどね(笑)。それでいうと、僕がまず気になったのはロン毛(籠宮)がいる! ということで。もちろん光も雰囲気があるんだけど、ロン毛はより『メンズノンノ』のモデルらしい個性があるなと。
松岡 壮太朗はクールに見えるよね。Instagramの投稿を見ていると口数が少なそうな印象だけど、実際に喋ってみると人懐っこい。僕は音楽の趣味も近いところがあったから、オーディション中はよく話していました。
籠宮 光は陽気だよね。
髙橋 誰にでもフレンドリーだと思う。
松岡 やめてくださいよー!!
籠宮 その返しがもう陽気だよね。
松岡 同じオーディションで戦えた時点で立派な“縁”だと思っていて。もしメンズノンノモデルに選ばれなくても、いつか別のお仕事でご一緒できるかもしれない。だからギスギスするよりも仲良くなりたかったんだよね。

『メンズノンノ』は“専属”という
言葉の重さが違う
──オーディションを受けようと思った理由は?
髙橋 もともと女性向けのファッション誌でモデルをしていたので、次は男性誌にも出てみたいと思ったんです。僕が着た服の魅力を、よりストレートに読者に伝えられるじゃないですか。その中でもメンズノンノはモデルのポージングが洗練されているし、スタイリングも幅広くて。そんなカッコ良さの“ど真ん中”を突き詰めている雑誌に挑戦してみようと思いました。
松岡 高校時代の文化祭でファッションショーに出てから、人前に立つことが好きだと気づいて。それから役者とモデルを目指したんです。その中でも『メンズノンノ』を選んだのは、 “専属”という言葉の重さが違うから。40年という歴史があるし、誌面も彼らの魅力を引き出す作り方をしているじゃないですか。なにより専属モデルはプライベートも仕事もおしゃれで、憧れの存在でした。
籠宮 僕は2人とは少し違って、モデルになるというより、雑誌そのものに関わりたかったんです。昔からファッション誌からカルチャー誌、グルメ雑誌を読むのが好きで。自分の世界を広げて、日常を豊かにしてくれるじゃないですか。そんな雑誌を作る側になるために、モデルという立場で経験や知識、人とのつながりを培いたかったんです。

──オーディションを受けるにあたり努力したことは?
髙橋 等身大の自分でいること。僕は1度オーディションに落ちているのですが、1回目は変に自分を作りすぎたことを反省していて。それからは現場で一緒になった人に「僕ってどんな人ですか?」と聞いたりして、自己分析をしながら、“素”の自分とは何かを研究しましたね。
松岡 僕もオーディションを受けるのは2回目だったからその気持ちはよく分かる。前回よりも表現の幅を増やせるように研究しましたね。特に意識したのは自分に合うスタイルを見つけること。何度も『メンズノンノ』を読み返して、どんなスタイリングがカッコよかったか、どんな企画が面白かったかを考えました。あと映画を観たり、音楽を聴いたりと、インプット量も増やしましたね。服だけを研究しても偏ってしまうので。
籠宮 僕は自分の強みを分析するだけでなく、面接をしてくれるメンズノンノ編集部の人にどう伝えられるかも意識しました。自分の趣味や好きなものを理解してもらえれば、企画を立てたりしやすいじゃないですか。「籠宮がいれば『メンズノンノ』の幅がこんな風に広がる」と思ってもらえるようなアピールの仕方を考えました。

努力が報われた日は、
嬉しさでご飯が食べられなかった
──オーディション当日はどうだった?
松岡 2次審査の面接が印象的でした。1人で会議室に入ったら、目の前に編集部の方が11人ぐらいずらっと並んでいて。ものすごい緊張感がありましたね。
髙橋 心臓バクバクでした。
籠宮 僕は2次審査までは京都からリモートで参加していたんですけど、それでも緊張しましたね。もし対面で受けていたらと考えると......(笑)。
髙橋 リモートも違った大変さがありそうだよね。
籠宮 家が狭すぎて全身のコーディネートをカメラに写せないとか、いろいろトラブルはあったよ(笑)。
松岡 面接で覚えている質問はある?
髙橋 「『メンズノンノ』のどんな企画が好きですか?」という質問は、やっぱり誌面を読み込んでいてよかったなと思ったな。
籠宮 「この企画のこういうところが好きです」とはっきり言えるようにした方がいいよね。
髙橋 知らないことがあったら正直に伝えたほうがいいなとも。曖昧なまま答えちゃった方が、逆にマイナスだったと思う。ファイナリストになってからはどうだった?
松岡 撮影のときはカメラマンさんやスタイリストさんに意見を聞いてひたすら研究したな。壮太朗は毎回東京に来ないといけないから大変だよね。
籠宮 撮影に呼ばれる機会が少ないのが不安だったよ。東京へ行くときは僕に合わせてスケジュールを組んでもらうから、申し訳なさも感じていて。でも“地方組”のファイナリスト同士の絆を深められたから、大変なことばかりではなかったと思う。

──専属モデルに選ばれたときはどうだった?
髙橋 自宅でご飯を作っているときにマネージャーさんから電話がかかってきたんですよ。読者投票ではありがたいことに1、2位をキープできていたけど、編集部審査もあるし、気が抜けないと思っていて。だから専属モデルに選ばれたって聞いたときは、本当に嬉しかった。感極まりすぎて、作ったご飯があまり食べられないほどでしたね(笑)。
松岡 僕は、投票が終わったときは「絶対に選ばれたでしょ!」と自信があったんです。でも、発表の日が近づくにつれて、どんどん不安になって。ファイナリストの中だと身長が低い方だし、ビジュアル的にも『メンズノンノ』と相性がいいのだろうか、などと考えすぎて不安になって、寝付けない日もありましたね。だから電話来たときには本当にほっとした。ご飯は食べられたけど、すぐお腹いっぱいになりましたね(笑)。
籠宮 発表を聞いたときは友達と一緒にいたんですけど、泣くくらい嬉しかった。雑誌に携わるという将来のための第一歩を踏み出せたので、これからどんなことをやろうかと想像も膨らみましたね。でも食欲はあったしよく眠れた(笑)。
松岡 壮太朗はオーディションを受けるのが初めてだもんね。
髙橋 それでいうと僕と光は1回落ちているのが大きいかな。そこから頑張って受かったという、2年分の積み重ねがある。それは選ばれたときにご飯も食べられなくなるよね。

──メンズノンノモデルとしての仕事はどう?
髙橋 まだ『メンズノンノ』のモデルになったことに自覚を持てなくて、初めて誌面に載ったときは違和感がありました。表情やポージングも他の先輩と並ぶと未熟な部分がたくさんあって。課題もたくさん見えてきました。
松岡 僕もまだ堅い部分があるなと自覚しました。でも、「少しずつ慣らしていこう」では駄目だと思って。毎回100%の結果を残せるように頑張ろうという熱につながりましたね。そんなプロ意識が芽生えたという意味では、睡眠をしっかり取ったり、定期的に運動をしたり、食事に気をつけたりと、生活も改善しています。
籠宮 最初はすごく緊張したし、どんな風に写っているか分からないことも多かったんです。でも、回数を重ねるごとに自分のどこを強調するかや、服や物をどう見せるかが少しずつ理解できて。毎回自己ベストを更新しながら撮影に臨めています。

「松岡 光が着ているからカッコいい」
と思ってもらいたい
──どんなモデルになりたい?
松岡 この前、ヘアメイクの方に言われてとても腑に落ちたのですが、「目立たせるのは自分ではなく服だ」と。その言葉通り、着ている服の魅力を表現できる人になりたいですね。でもその上で、僕は自分のこともしっかり見せたい。いずれは「松岡 光が着ているからカッコいい」と思ってもらえるようなモデルになりたいです。
髙橋 今のメンズモデルは服以外にもビューティなど、さまざまな領域があると思うので、“なんでもできる”存在になりたいです。そのためには、幅広い物や事の魅力を引き出すにはどうするかを研究したいなと。
籠宮 メンズノンノは写真だけでなく文章も見どころだと思うんです。モデルとして頑張るのは大前提として、お店の感想を書いたり、ビューティ系のレビューを書いたりと、言葉でも魅力を伝えられる人になりたいです。

──今年オーディションを受ける方にアドバイスをどうぞ
髙橋 まずは自分を研究することが大切だと思います。例えば、どういう系統の服が好きなのか、その中でもどんなコーディネートができるのか、などを徹底的に調べると、きっとオーディションに役立つはずです。
松岡 メンズノンノへの愛はもちろん、自分の強みも、しっかりアピールすることが大切だと思いますね。そのどちらにも可能性を感じてもらえれば、合格に近づくはずです。
籠宮 メンズノンノのモデルは読者に“等身大の姿”を見せる役割があると思っていて。そのためには、知識を深めて、たくさん経験をすることが大事だと思っています。たとえば服はこういう系統が好きとか、美容はこんなものを使ったとか。いろいろなものに興味を持って、自分なりの考えを言語化できる。そんなモデルを目指してみてください。
髙橋紅輝| KOKI TAKAHASHI
第40回メンズノンノモデルオーディション グランプリ&読者賞
2006年6月26日生まれ、北海道出身。
公式Instagram:
https://www.instagram.com/t_kouki0626?igsh=MnpuaG1teHpsaHJu
松岡 光|Hikaru Matsuoka
第40回メンズノンノモデルオーディション 準グランプリ
2005年4月4日生まれ、東京都出身。
公式Instagram:
https://www.instagram.com/hikaru_matsuoka.4?igsh=MXN2cXN2bDFkdjl1aw==
籠宮壮太朗|Sotaro Komiya
第40回メンズノンノモデルオーディション 準グランプリ
2005年1月22日、静岡県出身。
公式Instagram:
https://www.instagram.com/sotaro_komiya_?igsh=MW05eXRydzJndHVucw==
【メンズノンノモデル プロフィール】
https://www.mensnonno.jp/modelprofile/
Photos:Ayumu Hayakawa Hair & Make-up:Yumiko Chugun Model:Koki Takahashi Hikaru Matsuoka Sotaro Komiya Interview & Text:Koki Yamanashi
▲ WPの本文 ▲
































