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どこへ行くにも一緒のクルマは、まさにかけがえのないバディ。とびきり気に入ったグッドルッキングな愛車があれば、なんてことないいつものシーンが一気に色づいて見えてくる。
LOTUS ELAN SPRINT FHC
1970年式


軽量かつシンプルで優れた操縦性を持ち、世界中のスポーツカーに多大な影響を与えた、英国生まれのロータス・エラン。かの有名なトヨタの2000GTやマツダのロードスターも、このクルマがなければ存在しなかったといわれるほど。まさにスポーツカーの記念碑的な1台だ。
特別な1台とも、
軽やかに自然体でつき合う


クルマ好きの父の英才教育により、クルマ愛に目覚めた。このロータス・エランも、もともとは父が約3年前に手に入れた1台で、半年ほど前に名義を引き継いだという。
「ルノー5 GTターボやBMW Z3、シトロエンBX、ソアラやジェンセンなどを乗り継いできました。クルマ選びはいつも直感で、シンプルにカッコいいと思えるかどうか。あと、ボディカラーも気にします。上品で落ち着いた色のほうが好みかもしれません」
彼が感じるこのクルマの一番の魅力は、車体の軽さだそう。
「運転すると、軽いっていうのがすごく伝わってくる。それが〝一体感〟につながっているんですよね。走るためのクルマなので、ワインディングロードなんかを走っているのがしっくりきます。旧車なのでサビには気を使いますが、意外と部品は入手しやすく、維持するにあたって大きな不安はありません」


いつか乗りたい憧れの1台は、父がかつて所有していたランボルギーニ・ディアブロ。
「ディアブロの助手席に子どもを乗せて、普通にスーパーへ行く。そういう乗り方をするのがさりげなくてすてきだなと思いますね。クルマはたまらなく大好きだけど、特別な1台でも特別扱いせずに自然体でつき合う。そんなカーライフが理想です」

ロータス・エランの中でも、高性能モデルであるスプリント。左右のフェンダーには、その証のバッジが配される。

ステアリングはロータスと同じイギリスのモトリタ製。ウッドのダッシュパネルに所狭しと並ぶ繊細なデザインの計器類には、英国車ならではの貫禄がある。
Profile
会社員/24歳
綿谷 慎太郎
単なる趣味としてだけでなく、仕事でもヴィンテージカーを取り扱う日々を送る。
Photos:Wataru Kakuta[TRIVAL] Composition&Text:Shota Ogo[AUTOCAR JAPAN]

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