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第14回
「イトは世界一」といとおしむ日々

【人】松井ケムリ
お笑い芸人
1993年生まれ。動物エッセイ集『ナマケモノの朝は、午後からはじまる。』発売中。トラの章は猫好き必読!

【猫】イト(♀)
シンガプーラ
2023.6.1生まれ/2歳11か月
人懐っこさ120点。楽しくなると喉を鳴らしつつ甘噛みしちゃう。「だめ」などのお叱りワードは華麗にスルー。
僕は動物全般が大好きで、魅力はそれぞれ。猫は“ぷいっ”とするところかな...。猫にはひとりでいたいときも何かを拒否するときもあり、人間と対等に接することができる。たまに人間が折れなきゃいけないのがすごくいい。

逆に、猫も何かで折れてくれているのかもしれないし。実家に幸子というシンガプーラの猫がいて、猫と暮らすのはイトちゃんで2度目。イトはとにかく犬っぽいです。猫特有の「ひとりでもへいき」的な空気感が他の猫より少なくて、僕が家にいるときは常に後をついてきます。たまに妻が子どもと帰省して僕ひとりになると、仕事から帰ったときのがっつき方が尋常じゃない。後追いしてほぼ頭突きのすりすりも...。真っ暗よりはいいかと思って少し照明をつけておいたり、家中を行き来できるようにどのドアも開けてるんですけどね。

あと、猫は人の言葉を何十語か聞き分けているという研究もあるそうで。例えば、行ってきますを言わずに人間が外出すると、猫は「いなくなった」と感じちゃうらしい。実際どうかはわかりませんが、それもそうかと思うので日頃の声かけを大切に。おいでと呼ぶとイトはこっちに来ますから。あと、遊んでほしいと自分でおもちゃを持ってくるし、ボールなどを投げると拾って僕のところに持ってくる(頭いい!)。ひとり遊びしてて自分で取れない場所に転がっちゃったら「にゃー」と僕に伝えます。イトが何を言いたいのか結構わかるので、わからないときは不安に...。会話ができたらなぁ。まず知りたいのは淋しくないか。運動不足を感じてないかも聞きたい。イトは僕に対しておもちゃで遊ぶより“べったり”を選ぶので、体がなまってないかと。あ、新しいトイレの使用感も気になります。
最近子どもが動き回るようになり、トイレの猫砂が飛び散りにくい全自動に替えまして。イトちゃん、そのへん調子はどうですか?
今月のにゃんメモ:

イトと子どもが並んだ景色は格別。横でずっと自分を触らせてあげてる。最初びびってたのに...。えらいもんで。
Logo design:Taisei Yoshida Text:Nao Kadokami
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