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毎日かならず着る服、何度も買い足してきたコスパな服、体の一部みたいに愛着ある服、自分にとってはそれぞれ違う同じ種類の服......。偏愛にじむ“マイ定番”にこそ、そのひとらしさが表れる。洋服ももちろん気になるけれど、服以外の趣味も知りたいから、どっちも大調査!
フリーランス ディレクター
石黒晴輝さんの「マイ定番名品3」

マイ定番①〈ビーチサンダル〉

「夏にビーサンって、洋服屋さんはあまり履かないかもしれませんが、普通のひとは履くじゃないですか。僕も普通のひととして、長年ずっと履いていて」

「毎年、だいたい3月から10月までは基本ビーサンです。上がセーターで足元がビーサン、みたいなタイミングもありますね」

「革靴ってしんどいじゃないですか。洗い物も増やしたくないので、靴下も履きたくない。かといってスニーカーはカジュアル感が強いので、個人的にコーディネートのハズシに使いにくかったりして......」

「ビーサンなら、ポップだし、軽さを出せます。古着にスニーカーを合わせると雰囲気が強すぎたりするけど、ビーサンならキャラっぽくて抜けが出るかな、とか」

「いちばん安いのは、百均かドンキで買った黒いビーサン。ハワイアナスは苦手です。ソールの密度が高い分、ちょっと重いんです。軽くて、踏むと沈んで、ビーサンらしくぺたぺたするものが好み」

「わりと何でもそうですが、必要最低限のもので十分なんです。僕がやっているバイエーのTシャツに、ユナイテッドアスレのボディを使っているのもそうで。3万円とかするTシャツじゃなくてもオシャレを楽しめる。そういう考えが根底にあります」
マイ定番②〈ベージュ系のキャップ〉

「これは新しめのマイ定番というか。去年くらいから、手に取るキャップの8割くらいがベージュ系なんです」

「普段、ベージュのペインターやチノパンをよく穿くんです。そこに色モノのTシャツがきて、そしてベージュの帽子を被る。ベージュとベージュで挟むような感じで」

「涼しくなってきたらトップスがスウェットになって、さらに寒くなってきたらカラフルなカシミヤのセーターになる。そのくらいシンプルな感じに、着こなしがだんだん固まってきました。僕にとっての“白Tにデニム”みたいなものですね」

「ベージュっていう色がいちばん小ダサいと思います。ヘンに締まって見えないし、自然というか、気取ってないというか。“普通な感じ”が好きなんですよね」

「実はバイエーのキャップも、今シーズンからベージュを増やしたんです。もともとベージュはあるのに、わざわざ一段薄いベージュを。よりダサくて、気に入っています」
マイ定番③
〈ディズニーキャラのキーホルダー〉

「ディズニーが好きで、学生の頃から映画をよく観たり、ディズニーランドに行ったりしています。そして最近はキーホルダー集めにもハマっているので、パークに行くたび、1個ずつ買い集めているところ」

「なかでもこのシリーズは、手の部分にクリップが付いていて、洋服とかバッグとか、いろんなところに付けられます。パークでは、みんなこんなふうに肩に載せたりしています」

「集めるといっても、ちゃんと使ってもいます。ギャルっぽく大量に付けたりはしませんが、たとえばヴィンテージのビーントートにひとつだけ付ける、とか」


「これも、ビーサンと同じような感覚かもしれません。たとえばヴィンテージのバッグに古いピンズをつけるとコテコテになっちゃうけど、ディズニーのキーホルダーなら真面目にならない。会話のネタにもなりますしね」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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