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鮮やかなビビッドカラーから穏やかなペールカラー、頼れるベーシックカラーまで大豊作の今季。個性豊かなメンズノンノモデルたちが、注目ブランドのイチ押しカラーアイテムを着こなした。まるで音楽のように、ときに力強く、ときに叙情的に響く、色たちが織りなすハーモニーに耳を澄ませ！
MEN’S NON-NO MODEL×COLOR
正解着こなし６選
1.LIME GREEN / OUJI SUZUKA
ベスト￥37,400・ニットポロ￥44,000・カットソー￥15,400／オーラリー パンツ￥30,800／インターナショナルギャラリー ビームス 靴（エンツォボナフェフォーエディフィス）￥137,500／エディフィス 新宿
本当に好きなものを見つけるために
今はいろんなものが見たい！
「先日お休みをもらってひとりでイギリスに行ったときに、街行く人たちの色の取り入れ方が印象的でした。全身黒だけど差し色がとてもきいていたり、思わず目が留まってしまうくらいすてき。だから僕も春夏は、このべストみたいなはっとするようなグリーンを取り入れたいです。20代は好きなものを確立する時期。いろいろな場所へ行って、本当に好きなものを見つけたい！」（鈴鹿）。衿ぐりの広いベストは、インナーを見せるのに最適なアイテム。透け感のあるイエロー、強さのあるターコイズをレイヤードして、マエストロが完璧な調和を演出！
2.STEEL GRAY / KEISUKE NAKATA
トップス￥17,600・中に着たカットソー￥13,200・パンツ￥20,900／アモーメント ショーツ￥55,000／エイチ ビューティー＆ユース 靴／スタイリスト私物
モノトーンのグラデーションで軽やかだけど
奥行きのあるレイヤードが完成
「今日着たグレーは、まさに今季気になっている色のひとつ。もともとは黒ばかり着ていたけど、この春夏はもう少し軽くグレーの濃淡で奥行きを出したワントーンコーディネートをしてみたい。グレーならアイテムのバリエーションも多くて探しやすいし、白を差し色にするのもよさそう！」（中田）。シアーなナイロン素材の半袖アノラックは、同じくグレーのカットソーとグラデーションをつけて重ね着。ボトムはレザーとナイロンの異素材レイヤードでメリハリをプラス。
3.PURPLE / JIN SUZUKI
シャツ￥30,800／イレーヴ 中に着たシャツ（ナイスネス）￥59,400／イーライト パンツ（ニート）￥31,900／にしのや ベルト￥39,600／セブンバイセブン
パープル×マルチストライプの遊び心のある
配色で自由に色のハーモニーを楽しもう
「最近気になってるのは、90年代っぽいコーディネート。『ビーチボーイズ』や『ロングバケーション』など当時のテレビドラマにハマっているので、白いTシャツにデニムで足もとだけピンクのスニーカーみたいな、シンプルだけど遊び心のあるカラーコーディネートがしてみたい。今日のコーディネートも遊び心があって好きです」（鈴木）。上質な細番手の糸で編まれたフィンクスコットンを使用した、１点で主役級のシャツ。マルチカラーのストライプシャツをインし、赤いベルトでアクセントをつけて、自由に色の調和を奏でよう。
4.WHITE / DAISUKE NAKAGAWA
ジャケット￥52,800・パンツ￥37,400／グラフペーパー Ｔシャツ（アンユーズド）￥23,100／アルファ PR 中に着たタンクトップ￥52,800／セブンバイセブン
柔らかい白、ゆるいシルエットにウイットが
きいたデザイン、上級者な三拍子を揃えて
「柔らかい白は上級者感が出るので、よく着る色。グラフペーパーのゆったりしたシルエットも好きです。インナーを袖からちらっと見せるのも、マンネリ回避のためにマネしたいテクニックですね。トランペットは以前役のために練習したことがあったから選んでみました。とりあえず音は出た（笑）」（中川）。ベーシックカラーでも単調にならないデザインのきいたチャイナジャケットは、同色のメッシュTシャツを重ねてニュアンスを足そう。ワントーンでも立体感が生まれる。
5.YELLOW / KOUTA NOMURA
Tシャツ￥14,300／ラコステお客様センター シャツ￥35,200／オーラリー パンツ（シュタイン）￥46,200／エンケル スカーフ（ユーゲン）￥23,100／イデアス ベルト￥24,200／ティー・ティー
「似合う」と言われた黄色のアイテムを
今年こそは着たい！
「『黄色が似合う』と親に言われて、去年黄色のスウェットと花柄シャツを買ったんですが、いつもモノトーンばかりなのでどう着たらいいかよくわからなくて…。でも、今日着たコーディネートがかわいかったので、これを参考にまたあのアイテムに挑戦してみようと思います！」（野村）。ポップなカラーリングが目を引く細いピッチのボーダーは、カラーを拾ってシャツとのレイヤードを楽しもう。さらにライムイエローのスカーフもプラスすることで、衿もとに奥行きのある表情が生まれる。
6.LIGHT BLUE / DAINA MATSUI
ジャケット（ダイワ ピア39）￥40,700／グローブライド シャツ（マービンポンティアック）￥44,000／オーバーリバー Tシャツ￥9,350／セダン オールパーパス 帽子（シェア・ザ・ファンタジー）￥9,900／ヨウエイ メガネ／スタイリスト私物
柄×柄も同系色ならうるさくならずに
スッキリまとまる
「ブルーは白や黒と同じくらいクローゼットにある色。自然と増えた印象で、よく着る色のひとつです。柄同士の組み合わせも新鮮。色もテイストも、幅広くいろんなものにチャレンジしてみたい」（松井）。オーバーサイズなブルーのストライプジャケットに、同じくブルーのチェックのシャツを合わせて。柄同士でも同系色なので、しっくりまとまる。
Photos:HOUMI SAKATA[SIGNO] Hair:hirokazu endo[OTA OFFICE] Make-up:Chihiro Yamada Stylist:So Matsukawa
Models:Daina Matsui Daisuke Nakagawa Jin Suzuki Keisuke Nakata Kouta Nomura Ouji Suzuka [They are MEN’S NON-NO models]
Cooperation:TOHO GAKUEN SCHOOL OF MUSIC Toho Gakuen Munetsugu Hall Ogikubo Junior High School Wind Orchestra Club
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