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日焼け止めは、ただ洗えば落ちるとは限らない。実は日焼け止めのタイプや耐水性によって、クレンジングが必要なもの、洗顔料だけで落とせるものなど、適切な方法はさまざまだ。
そこで今回は、美容皮膚科医がクレンジングや洗顔料、シートの正しい使い分けから、肌をいたわりながらすっきり落とすコツまで詳しく解説。正しい知識をアップデートして、爽やか肌を目指そう!
教えてくれたのは...
- 日焼け止めを正しく落とすべき理由は?
- 毛穴の黒ずみ、肌荒れ、ニキビなど 肌トラブルの原因になるのを防ぐため。
- 「洗顔料だけで落ちる」は本当ですか?
- 基本的には洗顔料だけで落ちます。
- 「落とし残し」が引き起こす、メンズの肌トラブル
- アイテム別! 日焼け止めの正しい落とし方
- 「クレンジング」は ウォータープルーフや高密着タイプに
- 「洗顔料」は 洗顔料で落ちるタイプや日常使いに
- 「クレンジングシート(ふき取り)」は ジムや外出先、疲れた夜の緊急用に
- 落とした後が肝心! セットで行うべきスキンケア
- HOWTO
- 日焼け止めの落とし方 に関するQ&A
- Q.「日焼け止めしか塗っていない日」も クレンジングは必要?
- Q. 日焼け止めを塗ると肌が荒れます。 何が原因ですか?
- Q. 日焼け止めは ボディーソープで落とせる?
日焼け止めを正しく落とすべき理由は?
毛穴の黒ずみ、肌荒れ、ニキビなど
肌トラブルの原因になるのを防ぐため。
「紫外線から肌を守る日焼け止めは、汗や水で落ちにくい設計のため、洗い残すと毛穴詰まりやニキビなどの肌トラブルを引き起こします。
特に男性の皮脂分泌量は女性の約2〜3倍と多く、自身の過剰な皮脂と残った日焼け止めの油分が混ざり合うことで、毛穴詰まりはさらに悪化してしまいます。肌荒れを防ぎ、その後に使う化粧水などのスキンケア成分を浸透しやすくするためにも、日焼け止めは毎日正しく落とすことが大切です」。(三宅先生)
「洗顔料だけで落ちる」は本当ですか?
基本的には洗顔料だけで落ちます。
「『洗顔料で落ちる』と記載されている日焼け止めは、商品自体は表記通りに落とすことができますが、洗顔の仕方(細かいところまで届いていない、など)によっては落としきれていないケースがあります。
また、皮脂量が多い男性の肌では、洗顔料の洗浄力が『日焼け止めと過剰な皮脂』の混ざり合った汚れに負けてしまうこともあるため、丁寧な洗顔を意識する必要があります」。(三宅先生)
「落とし残し」が引き起こす、メンズの肌トラブル
日焼け止めの落とし残しは、どんな肌トラブルを起こすのか。三宅先生によれば、主にニキビや黒ずみ、くすみを引き起こすという。

「日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤や散乱剤、シリコン類などの成分が肌に残ると、毛穴を塞ぐフタになってしまいます。これにより出口を失った皮脂が毛穴に溜まり、それをエサとする『アクネ菌』が繁殖することでニキビが引き起こされます。
また、溜まった油分が空気に触れて酸化すると毛穴の黒ずみになり、さらに肌のターンオーバーが阻害されることで、古い角質が溜まってくすみやごわつきの原因にもつながります」。(三宅先生)
アイテム別!
日焼け止めの正しい落とし方
日焼け止めは塗るのと同じくらい「どう落とすか」が超重要!肌をいたわりながらすっきり落とす、3つのアイテムについて解説する。
「クレンジング」は
ウォータープルーフや高密着タイプに

ウォータープルーフや高SPF・PAのスポーツ用UV、BBクリームを塗った日はクレンジングの出番!
海やプールなどのアウトドアレジャー、汗を大量にかいた日のほか、毛穴のザラつきが気になるときのディープケアにもおすすめだ。
「洗顔料」は
洗顔料で落ちるタイプや日常使いに

パッケージに「石けんで落とせる」と書いてあるものや、日常用のマイルドな日焼け止めなら洗顔料だけでOK!
通勤や通学、ちょっとした外出だけの日や、肌が敏感でできるだけ負担を減らしたいときにおすすめ。
「クレンジングシート(ふき取り)」は
ジムや外出先、疲れた夜の緊急用に

ふき取り対応や一般的な日焼け止めにはシートタイプも便利。帰ってすぐベッドにダイブしたい“爆睡確定”の夜や、旅行や出張、ジムでの着替え時、キャンプなど水が使えない環境で大活躍してくれる。
落とした後が肝心!
セットで行うべきスキンケア
三宅先生によると、日焼け止めを落とした後の保湿は絶対にセットで考えてほしいとのこと。
「日焼け止めを落とすための洗顔やクレンジングは、実は肌のバリアや水分も一緒にゴソッと奪ってしまうので、洗い流した直後の肌はとても乾燥しやすい状態なんです。ここでスキンケアをサボってしまうと、乾燥のせいで逆にテカリがひどくなったり、肌荒れに繋がったりするので要注意です」。(三宅先生)
HOWTO

洗顔後すぐ、手のひらに500円玉大の化粧水をとり、顔全体に優しくなじませる。紫外線のダメージを抑えるビタミンC誘導体や、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されたものがおすすめ。

補給した水分が蒸発しないよう、油分を含む乳液やジェルを重ねる。男性の肌は水分が少なく油分が多いから、ベタつきの少ないオイルフリーやジェルタイプの乳液が使いやすい!

スキンケアの際、肌を叩く、擦るのは厳禁!手のひら全体で肌を優しく包み込み、ハンドプレスでなじませよう。
日焼け止めの落とし方
に関するQ&A
Q.「日焼け止めしか塗っていない日」も
クレンジングは必要?

A. 基本的にクレンジングが必要です!
日焼け止めは『石けんで落ちるタイプ』と、ウォータープルーフなどの『クレンジングが必要なタイプ』の2つに分かれます。
洗顔料は主に汗などの水性の汚れを落とすものなので、油分やシリコンで肌に強固に密着する日焼け止めは、洗顔料だけでは完全に落としきれません。まずは今使っている製品のパッケージを見て、『洗顔料や石鹸で落とせる』という表記があるかを必ずチェックしましょう」。(三宅先生)
Q. 日焼け止めを塗ると肌が荒れます。
何が原因ですか?

A. 紫外線吸収剤による化学反応の刺激や、
クレンジング不足による成分の肌残りかも。
「日焼け止めによる肌荒れは、成分である『紫外線吸収剤』の刺激や、落としきれなかった成分の毛穴詰まり(ニキビの原因)が主な理由です。
肌荒れを防ぐためには、紫外線吸収剤を使用していない『ノンケミカル』の製品を選びましょう。落とす際は、石鹸落ちの記載がないものやウォータープルーフ処方の製品であれば、必ずクレンジングを使ってきちんと洗い流すことが大切です」。(三宅先生)
Q. 日焼け止めは
ボディーソープで落とせる?

A. 『石鹸で落とせる』『洗顔料・ボディーソープで落とせる』の記載があるものだけ可能です。
「パッケージに『石鹸で落とせる』『洗顔料・ボディーソープで落とせる』と書かれているものだけが、クレンジングなしでオフ可能です。
ウォータープルーフなどの強力なタイプは、普通のボディソープだと肌に残ってしまいます。そのため、専用のクレンジングを使うか、洗浄力の高いボディソープでしっかり落とす必要があります」。(三宅先生)
Photos:Kaho Yanagi Stylist:DAYOSHI(KINIRO) Hair & Make-up : Mai Hayashi Model :Rintaro Hinotsu[MEN’ S NON-NO model] Composition & Text:Michika Mori

森
メンズノンノウェブ編集
メンズノンノウェブでビューティーを担当。今までも美容ジャンルを専門として、500以上のコスメ・スキンケア商品をおためし済み。インナーケアとシートマスクが欠かせない30歳。趣味は旅、ごはん、愛犬。
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