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全方位に好印象で大人っぽく決まる「青いシャツ」。今の時季はTシャツの羽織としても大活躍するこの優秀アイテムに惚れた5人の愛用品事情にフォーカス。買ってよかった“大人ブルー”名品をこだわりのコメントとともにお届け!
NORMAL EXPERT for Graphpaperのシャツ
「OVERSIZED 65 SHIRT」


真夏日を想定して設計されたNORMAL EXPERT(ノーマルエキスパート)の“65 SHIRT”を、Graphpaper(グラフペーパー)らしいオーバーサイズシルエットに再構築した別注モデル。素材にはコットンの約1.5倍の調湿性を持つテンセルを採用し、高温多湿な環境でも快適な着心地を実現。ゆとりのある設計で通気性も確保し、軽やかに着られる。比翼仕立てやメッシュ裏地など、ミニマルな中に機能性を備えた一着。

「コットンに比べ、1.5倍の調温力を持つテンセルを採用することで夏でも快適に過ごせるという優れモノ。インラインの半袖シャツをベースに、グラフペーパーらしいオーバーサイズに仕上げられている。この春夏はもっぱらこれに頼りそうです!」。

CAMISAS MANOLO × SHIPSの
チェックシャツ

「カミサス マノロは、スペインのシャツ専業ブランド。シップスでの取り扱いはブランド創業の頃からで、僕が見つけて仕入れはじめたんです」


「個人的にずっとプッシュしてきて、去年一昨年くらいから、他社のセレクトショップなどでも見かけるようになりました。『あんなに前から良いって言ってんのに!(笑)』っていう気持ちですが、バイヤー冥利でもありますよね」

「これはシップスの別注品です。シップスとして作りたかったのは、“知的な”チェックシャツ。ナードで清潔で、知的。そういう絶妙なバランスを目指しました」

「たとえば、このチェックがもう少しギンガム寄りだと、ほっこりして色気がなくなってしまいます。ブロックチェックとギンガムチェックの間くらいのこの大きさが、ちょうどよくて、使い勝手もいい。また、これがボタンダウンだと、いなたさが強くなってしまいます。足し引きの妙みたいなものを実現できたと思っています」

「同じヨーロッパでも、イタリアの色気とは違うし、フランスの品の良さや、シンプルに引き算していく感覚とも違う。そういう無国籍なバランスも好きです。そのぶん守備範囲が広い。僕が歳を重ねておじいちゃんになっても、着続けるシャツだと思います」
Marvine Pontiak Shirt Makersの
シャツ

「その先輩と、大阪に旅行に行ったとき、セレクトショップのイマジンを訪れて買ったシャツ」


「これも本当に着すぎて、破れたり、スレたり、もはやヴィンテージの域。袖とかもかなりイッちゃってます......(笑)」

「このシャツは先輩と一枚ずつ買ったのですが、イマジンの谷(篤人)さんはビームス出身ということで、きちんとしたかったのもあるし、カッコつけたかったのもあって、値段も見ずにポンとレジへ持って行っちゃったんです」

「で、先輩が先に会計しているのを見ると、5万円くらいで......。そんな値段のするシャツはそれまで買ったことなかったし、ただでさえ旅行でお金を遣っていたので、汗が吹き出ました(笑) それも含めていい思い出」

「イマジンの岩井(祐二)さんの方は編集者なので、僕がPRになってからは仕事でお世話になるように。あるときこのシャツを着て行ったら、覚えていてくれて、話が盛り上がったりました。そういう繋がりがあると、すごく感慨深いですね」
Charvetのドレスシャツ

「大学1年の頃に友達の影響で古着に興味を持つように。それまでまったく服に関心がなかったのが、むさぼるようにいろんな洋服を着たり、ファッション雑誌を読んだりするようになりました。『レオン』『サファリ』を読んでいた時期もあれば、『メンズ ファッジ』を経て、デザイナーズブランドにハマっていた頃も。興味が湧くと、ガッとのめり込む性格かもしれません」

「そうして垣根なく着てきましたが、ここから先、いまのスタイルはもう変わらない気もしています。トラディショナルなものが好きで、タイムレスなアイテムが手元に多く残っています」

「シャルべのシャツがそのひとつ。僕は年中ほとんどをシャツを着て過ごすのですが、あるとき『世界でいちばんのシャツがある』と聞いて、買ってみたのがきっかけ。そこからずっぽりハマりました。シャツといえばシャルべになって、いま、30枚くらい持っています」

「なにも引かなくていいし、なにも足さなくていい。だから、洋服のコーディネートを考えるときの振り幅がすごく大きい。そして、なぜか高揚感がある。そんなところが魅力です」

「ドレスシャツはタイトに着るのが基本と考えると、シャルべのシャツは、背中にタックが入っているわけでもないし、ボックスシルエットで後ろ見頃も長くないから、動きにくいはずなんです。でも、ぜんぜんそんなことなくて、それもすごく不思議」

「FOLLの平沢幹太が友達で、たぶん彼に聞けば、きちんと全部言語化してくれると思うんです。でも、あえて聞かないようにしています。紐解かない。これだけは、“ロマン”で片付けちゃっていいんじゃないかと思って」
Marvine Pontiakのシャツ

「プルオーバーシャツに見えるデザイン、細かいチェック柄、ゆとりのあるシルエット。独特なアプローチに驚きました。最高です」。

スタイリスト
松川 総 さん
古着店スタッフを経てスタイリスト橋本 敦氏に師事。2011年に独立。アーティストのスタイリングも手がける。
Photos:Shintaro Yoshimatsu Yoshio Kato Yuichi Sugita
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