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服好きたちの私物のなかでも、とくに思い入れの強い「人生のベストバイ」を教えてもらう連載。今回は、2026年上半期のベストバイを、フリークス ストアで働く3人の服好きたちに聞いた。
2026年上半期ベストバイ、教えて!
〈A.P.C.〉×〈FREAK’S STORE〉の
ジーンズ by 中島慎吾(ショップスタッフ)

「食わず嫌いで、これまで新品のデニムを穿いてきませんでした。古着以外で初めて買ったこの別注デニムで、すっかりハマって。『デニムはもうコレだけでいい』とさえ思えて、実は、2本目を買ってしまいました」

「もとは24SSで展開された『Jean Aaron』というモデル。ハイウエストと、90sのヴィンテージカットが特徴でしたが、この別注では、日本人のスタイルに合わせてレングスが少し短くなっています」


「裾から広がる微フレアだとレディースっぽさが出てしまいますが、腿からしっかり広がるワイドレッグ。上品だけど、メンズライクな雰囲気もあります」

「1本目は本当によく穿いたので、2本目はリジッド感を保ちつつ、丁寧に穿こうと思っています。でも、やっぱり気づいたらコレばかり穿いてしまう(笑) それくらい愛着がありますね」

「このデニムを穿いて服を試着すると大体何でも似合ってしまうので、洋服屋に行くときには穿かないようにしています(笑)」
〈NAUTICA〉のTシャツ by 片岡佑太(PR)

「この春からノーティカのプレスを本格的に担当することになり、このTシャツのビジュアル撮影でNY出張にも行きました。そうした思い入れもありつつ、NYブランドとしての格好よさに改めて共感して、購入。それも、全5種類あるプリントのうち4種類も買ってしまいました」

「糸からプリントまで、すべてアメリカの工場で生産されています。プリントは、90s当時の現地で支持されていたカルチャーから着想を得たもの」

「『USA』が大きく入ったグラフィックは、アメリカのオリンピック代表みたいで、気に入っています。星条旗にはブランドロゴがさりげなく入っていて、ノーティカらしいエッセンスを感じます」


「入社以来トップレベルの大きな仕事でしたし、自分のスタイルを見直すきっかけにもなったアイテム。ここ最近、週の半分くらいはこのシリーズを着ています」
〈FILSON〉のトラウザーズ by
石田諒空(ショップスタッフ)

フリークス ストア ショップスタッフ
石田諒空 さん
22年春よりフリークス ストア渋谷店に勤務する人気スタッフ。趣味は映画鑑賞、サッカー観戦、自然豊かな場所に行くこと。

「今年から新しくはじまった、フィルソンのジャパンエクスクルーシブシリーズ。ディレクターとして金子恵治さんを迎えていることもあって、とても楽しみにしていました」

「“いいスラックス”って、意外と持っていませんでした。これはシルエットもすごく綺麗で、とにかく単純に格好いいですよね」



「とくに、腰回りにゆとりがあって、裾に向かって流れるライン。上品で綺麗で、脚を長く美しく見せてくれます。モダンでエレガント、そして、一切無駄のないオトナな魅力がある。着るひとの個性や品格も、自然と引き立ててくれそうです」

「素材はドライタッチなツイル。シャープな表情と、薄手のコットンとは思えない反発性があるのが特徴です。汗をかいたとき肌に貼りつきにくいのもうれしいポイント。夏はビーサンなんかを合わせて、抜け感を出したいです」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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