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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続き、ハーレーダビッドソン FXBBS ストリートボブ114に乗る野口さんが登場。バイクのある生活を聞いてみた。


ロングツーリングも難なくこなす
頼もしすぎる旅の相棒!
「休日には、ファッション業界の先輩方とロングツーリングに行くこともあって、コミュニティも行動範囲もこのバイクのおかげで広がっています。ちょうど今週末は関越道を走ってフジロックへ行く予定。キャンプ道具を積んで走る東京から苗場までの道のりも、ストリートボブなら意外と快適なんです。こうした“ハードな使い方”ができるのも、現行車種を選んだからこそでした。ヴィンテージバイクへの憧れもありますが、まずはちゃんと走れる1台を……。父の言葉がより深く響いてきます(笑)。必要以上のメンテナンスに追われることなく、ちゃんと走れて、その上で自分らしいカスタムも楽しめる。そんな理想のバイクに出会えたことはとても幸運でした」(野口さん)

愛車を自分らしく育てる。
その過程を楽しんでいきたい

「とはいっても、やっぱりロマンを追いかけたくなる。いつかはショベルヘッド、さらにできればパンやナックルなど、ヴィンテージのハーレーにも乗りたい。もちろん、簡単に手に入らないことも知っているけど、だからこそ、好きなバイクを複数台持つことに憧れます。現在の愛車は、実用性とスタイルを両立した頼れる存在。そこへロマンに全振りしたヴィンテージバイクを加えて並べるのが今の夢ですね。でも、ただ“モノ”として所有したいわけじゃありません。それぞれのバイクがくれる時間や景色、人とのつながりを、これからも大切にしていきたいと思っています。これから走ることで生まれる出会いや記憶を、ひとつずつ積み重ねながら、自分らしいスタイルを育てていけたらうれしいですね」(野口さん)

Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

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俺たちの“ノリモノ”語り!