▼ WPの本文 ▼

「人を撮るというより、人がいる“空間”を撮るのが好き」その言葉のとおり、高橋さんの写真からは、そこに流れる空気や温度までもが伝わってくる。初対面となる鈴鹿と高橋さんは互いの距離を探るように、ぽつり、ぽつりと言葉を交わしながら、撮影が始まった。
take : 035
高橋ヨーコ ── 写真家
Yoko Takahashi ── Photographer
京都府出身。広告や雑誌などで活躍する一方、ビジュアル・ジャーナル『ONTARIO』を刊行するなど独自の活動にも取り組む。2010年よりカリフォルニアベイエリアへと拠点を移し、2020年帰国。著書には『SAN FRANCISCO DREAM』『WHITE LAND』など。
ただその場にいて、現場の空気に身を委ねる...この心地よさこそ“たゆたう”ってことなのかな。── 鈴鹿央士

カーディガン¥55,000/イレニサ その他/スタイリスト私物
鈴鹿央士
高橋さんに撮っていただけるということ、そして初対面ということで、最初はすごく緊張していました。でもいざ撮影が始まったら、たわいのない話をしながら、撮影とは思えない楽しいムードになっていって。緊張も不安も、いつの間にかなくなっていることに気がつきました。ただその場にいて、“どんな写真になるんだろう”と楽しみにしながら撮ってもらう。そんなふうに身を委ねていられる時間が心地よくて、これこそ“たゆたう”ってことなのかなと感じました。
人見知り同士の空気が出ても、それはそれでいい。鈴鹿くんの表情を記録するような感覚の撮影でした。── 高橋ヨーコ


高橋ヨーコ
きっと、お互い人見知り。その空気感が出てもいいかなと思いながら撮影しました。顔まわりの狭い範囲しか写らなくても、鈴鹿くんの表現は幅広くて。ストローから息を吹いてレモンスカッシュをブクブクさせて、“子どもみたいだな”と思いきや、次の瞬間にはきりっとかっこいい顔をしていたり。“こんな表情が出るんだ!”という発見を、一つ一つ記録するような感覚で撮影していました。

Hair&Make-up:Ryoki Shimonagata Stylist:Masashi Sho
▲ WPの本文 ▲
あの人が撮る鈴鹿央士「たゆたう」



























































