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ランニング初心者に向けて、シューズ・ウェア・練習・レースなどさまざまな角度から”走りの基本”を学んでいく連載「MEN’S NON-NO RUNNING CLUB」。今回のテーマは、前回のトレイルランから派生した“ハイキング”。メンズノンノモデルの松岡光が、Nike ACGの新作ハイキングシューズ「ゼガマ ハイク」を履いて、鎌倉の山をハイキングに挑戦!真夏日の暑さ、雨でぬかるんだ山道——リアルなコンディションの中で、ACGのギアはどこまで頑張ってくれるのか?

参加したのは...
今回のハイキングを支えた
Nike ACGのギアは?
① ACG ゼガマ ハイク

新作ハイキングシューズ。ACGのフットウェアは、軽やかさを重視する「ラピッド」と保護性能を重視する「ラギッド」の2カテゴリーに分かれ、ゼガマ ハイクは後者。とはいえ重量は約429g(28cm)と、ハイキングシューズの中ではかなり軽量な部類に入る。


アウトソールに濡れた路面に強いヴィブラムのメガグリップを採用し、ミッドソールにはレーシングシューズにも使われる超軽量クッション材 「ZoomX フォーム」を足の真下に配置し、周囲を硬めのフォームで囲うことで、ふわっとした履き心地と山道での安定性を両立させている。さらにつま先とヒールはラバーで補強。履き口は小石や泥の侵入を防ぐゲーター対応設計で、山道の”あるある”なトラブルを設計で先回りしている。
② ACG ラディカル エアフロー ハット

日差し対策のために帽子はマストアイテム。このハットは”エアフロー”の名の通り、通気性を徒底的に追求した構造で、頭部にこもりがちな熱を逃がしながら、直射日光はしっかり遮ってくれる。
+α 薄手のUV プロテクションアウター エアリーズ

真夏日なのにアウター?と思うかもしれないが、これが実は重要だった。UVカット加工を施したアウターなら日差しからの保護も高められる。それに、山の天気は変わりやすく、標高や時間帯で体感温度は大きく変わる。脱ぎ着しやすい一枚をバックに忍ばせておくのは、季節を問わず山の基本だ。
世界と戦うトレイルランナーも太鼓判
「ゼガマ ハイク」ってどんなシューズ?

ハイキングに出発する前に、まずは今回履くシューズのことを知っておきたい。会場には、世界最古の100マイルレース「ウエスタンステイツ・エンデュランスラン」で2年連続10位と素晴らしい結果を出したばかりのNike ACGアスリート、甲斐大貴(くれいじーかろ)選手の姿が。 今年のタイムは15時間26分34秒で、日本人初の15時間台を記録。161kmを獺得標高約5,000m(富士山の約1.5倍!)というコースを、休憩込みで平均キロ6分で走り抜いた!そんな彼に、今回の主役「ゼガマ ハイク」の印象を聞いてみた。

くれいじーかろ選手 この間、長野の岩場が多い山をゼガマ ハイクで歩いてきたんですけど、トレイルシューズとは全然違いますね。ガッチリしているので岩場でも滑らないし、足をひねることも一度もなかった。岩につま先をぶつけても痛くないんですよ。だから足場を選ばずにガンガン行ける。この安心感はハイキングシューズならではだなと思いました。

レースで1秒を削るスーパーシューズを履きこなすトップ選手が、「用途で全然違うんだな」と実感する一足。さらに、初心者にこそハイキングをすすめたい理由も語ってくれた。
くれいじーかろ選手 山に行くと、セミの声とか、鳥の鳴き声とか、風の音とか、普段意識していない音がたくさんあるんですよ。そういうのを意識的に聞いてみると心が安らぐし、緑を見ると気持ちが落ち着く。嫌な日常から解き放たれる感覚があります。スマホで写真も撮ると思うんですけど、時にはそれも忘れて、いつも見ないようなところに目を向けてみてほしいですね。
今回話を聞いたのは...
いざハイキング開始!
初心者向けコースでも油断は禁物
歩いて分かった山のリアル!

松岡 ハイキングもトレイルランも経験はあるんですけど、それでもやっぱり滑りそうなところは用心しながら歩きました。ぬかるんでいるところとか、木の根っこが出ているところとか、思ってるより足元は気を使いますね。「ゼガマ ハイク」は、滑りそうな地面でもグリップがしっかり効いてるのが歩いてすぐわかりました。ソールが厚めなのに重さを感じないのもいいですね。クッションがふかふかで、山登りシューズというよりいいランニングシューズを履いてる感覚に近いです。

意外だったのが、真夏日のハイキングで薄手のアウターが活躍したこと。暑いから脱ぐ、ではなく、日差しを遮るために着る。これが山での”正解”だった。
松岡 暑いからと思ってて、アウターなんていらないでしょと思ってたんです。でも、直射日光を浴び続けるより、薄手の一枚を羽織った方が体力の消耗が全然違う。山の中でも日陰と日向で温度差があるので、こまめに脱いだり着たりするのが大事だなと。

そしてもう一つ、実は効いていたのが「ラディカル エアフロー」のハットだ。直射日光を長時間浴びる山では、頭部の熱対策は必ず向き合ってほしいポイント。ハット一つで体力の減り方が変わるというのは、実際に歩いてみないと分からない感覚だ。
松岡 帽子って蒸れるイメージがあったんですけど、これは全く違って、風が抜けるのに日差しはしっかり遮ってくれる。頭が快適だと、体全体の疲れ方が全然違いますね。
まずはハイキングから
それが山を知る、いちばんの近道

前回のトレイルラン取材で、トレイルラン選手たちが口を揃えて言っていたのが「山は自分で命を守らなきゃいけない場所」ということ。そして、その際くれいじーかろ選手が初心者に向けて勧めていたのが、まずはハイキングから始めるということだった。今回実際に歩いてみて、その意味を心と体で松岡自身も実感することができた。
■ 自分の足で、山の”きつさ”を知る
高低差、ぬかるみ、木の根。地図上ではたった数キロでも、山の数キロはロードとまるで違う。走らずに歩くからこそ、地形の読み方や足の置き方をじっくり体で覚えられる。この積み重ねが、そのままトレイルランや本格的な登山の土台になるはずだ。

■ 自然の変化に、身体で慣れる
真夏日でも日陰と日向で体感温度は大きく変わり、天気も刻々と動く。ウェアの脱ぎ着、水分の取り方、休むタイミング——安全に山と付き合うための感覚は、実際に歩いた回数だけ磨かれていく。

■ ギアの必要性が、実感として分かる
道具を知ることは、山を知ることでもある。滑らないソールのシューズ、体温調整用のアパレル...。SNSだけでは知ることのできなかった「なぜこれが必要か」も、一度歩けば納得するはずだ。

松岡 実際に歩いてみると、思ってた以上に山って甘くないということが分かりました。自分の体調やコンディション、基本的な体力を知るには、まずはここからだなと。この経験をきっかけに、ギア選びなどももっと楽しみながら山と触れ合っていきたいです!
まずはハイキングで山と自然に慣れて、そこからトレイルラン、さらに高度な登山へ——。段階を踏んで山と関係を深めていくことを、心からおすすめしたい。シューズ、ウェア、練習法、レース...走ることにまつわる”基本のき”を、これからも一緒に探っていく本連載。次回もお楽しみに。
お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
NIKE.COM
TEL:0120-6453-77
Photos:nike Model:Hikaru Matsuoka[MEN’S NON-NO model] composition&text:Risa Kawamoto
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