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「日傘男子」という言葉が定着し、街でも日傘を差す男性が増えてきた。せっかく取り入れるなら、機能性はもちろん、自分のスタイルに馴染むおしゃれな1本を選びたい!
今回は、傘の魅力を知り尽くした“傘ソムリエ”とともに、メンズ日傘のトレンドや選び方の基準を紐解く。自分に合った1本を選ぼう!
Q. メンズが日傘を持つ
メリットは?
\ 教えてくれたのは /
A. 「体感温度を下げて快適に過ごせること」
「最近では、熱中症対策として日傘を使う方が増えています。日傘の最大のメリットは、強い日差しによる熱をしっかりと遮り、体感温度を下げて快適に過ごせる点。また、体感温度を下げることで、汗をかきにくくする効果も期待でき、夏のエチケットとしてもメリットがあります」。(土屋さん)

メンズが
日傘を選ぶ際のポイント
メンズが日傘を使う理由は、日焼け防止だけではないかもしれない。とにかく毎年暑いから、涼しさや眩しさを防ぐ目的で選ぶのもおすすめ!まずは、メンズが日傘を選ぶ際のポイントを解説する。
まずは自分が求めるスペックを選ぶ

まずは自分が求めるスペックを選ぼう。日傘を使いたい理由が「日焼け防止」なのか「涼しさ」なのかでは優先すべきスペックは異なる。
複数のスペックを兼ね備えているものもあるので、「日傘に求めるもの」を明確にしてから選んでみよう。
日常の外出で日焼けを防ぎたいなら
「紫外線遮蔽率(UVカット率)」
通勤通学や散歩など、日常生活での日焼けを防ぎたいなら「紫外線遮蔽率(UVカット率)」をチェック。一般的な日傘なら90%以上が目安だが、高性能な製品の場合は、99.9%〜100%を謳っているものもある。
絶対に焼きたくない完璧主義は
「紫外線透過率」
「紫外線透過率※」とは、紫外線が生地を透過する割合を表したもの。高級な日傘ブランドの中には「紫外線透過率0%」を示すものもあり、とにかく絶対に日焼けしたくない!というメンズに向いているといえる。
※ 「透過率」は「遮蔽率」の裏返しの数値なので、例えば透過率が0.1%の場合、遮蔽率は99.9%になる。
とにかく涼しく!眩しさを抑えたい!なら
「遮光率・遮熱効果」
日本の夏はとにかく暑い。涼しさや眩しさを重視するなら「遮光率・遮熱指数」をチェックしよう!
中でも“涼しさ”にこだわる場合は、遮光率と遮熱指数どちらも重視を。遮光率は99.9%以上、遮熱指数は35%以上のものがおすすめ。ちなみに、遮熱指数最高値は65%で、“最高峰レベル”とも呼ばれている。
長時間外を歩き回ることが多いなら
「UPF(衣類・生地の紫外線保護指数)」
「UPF」とは、どれだけ日焼けを遅らせてくれるかを数値化した世界基準のこと。
たとえばUPF50なら、何も対策をしていない肌に比べて、日焼けするまでの時間を「50倍」に延ばせるということ。長時間外を歩き回るフェスや旅行なら、最高値の「50+」を選んでおけばまず間違いない!
日傘のコーティング加工と色をチェック
日傘のコーティング加工と色もスペックと合わせて確認しておこう。最近の日傘はほとんどの製品にコーティング加工がされているが、実は加工には「PU(ポリウレタン)コーティング」「ラミネート加工」の2種類ある。

◼︎内側・外側の色はどう見る?

土屋さん
外側の色は、コーティング(PUコーティング)の加工をしていれば、好きな色を選んでいただいて問題ありません。
ただし、涼しさを求める場合は、内側は「黒いコーティング(黒以外のカラーコーティングもあります)」、外側は、「白、もしくは明るい色」がおすすめです。
軽さを実現&比較的安価な
「PU(ポリウレタン)コーティング」
「PUコーティング」とは、日傘の内側にポリウレタン樹脂でコーティングした加工のこと。軽さを実現でき、比較的安価なのがメリット。
ただし、製造過程や温湿度の差により、目に見えない程度のごく小さな穴が開く「ピンホール現象」が起きる可能性がある。
丈夫&性能が落ちにくい
「ラミネート加工」
「ラミネート加工」とは、樹脂シートを生地に貼り合わせた加工のこと。丈夫で、生地に傷がつかない限り性能は落ちないといわれている。
ただし、PUコーティングよりも重くなりやすく、やや高価なものが多い。
日傘の形状やサイズ、重さもチェック

日傘の形状やサイズ、重さもチェックしよう。形状には「長傘」「折りたたみ」タイプがあり、長傘は防御力や耐久性を求める人に、折りたたみは持ち運びたい人に向いている。
サイズ感や重さは実際に店頭でお試ししてしっくりくるものを選ぶのが一番良いが、オンラインで購入する場合は、軽量とされている「200g以下」を基準に選ぶとわかりやすい。

土屋さん
身長に合わせた傘のサイズ選びは、以下を参考にしてみてください。
●170cmの男性
折りたたみ傘なら55〜60cm / 長傘なら60cm〜
●180cmの男性
折りたたみ傘なら60〜65cm / 長傘なら60cm〜
自分に合った適切なサイズを見極めるには、実際に広げた状態で手に持って鏡で確認してみるのが一番。「自分自身と、普段の荷物がしっかり入るかどうか」を理想の目安として選んでみてください!
◼︎全長、直径...日傘のサイズはどう見る?


土屋さん
傘選びでよく目にする「〇cm」という表記は、一般的に図の②にある「親骨の長さ」を指します。
ただ、実際のカバー範囲は③の「直径」や傘の深さによって変わるため、サイズ表記だけで判断するのは禁物。大きすぎると風にあおられるリスクもあるので、実際に広げて鏡の前で持ち、自分と普段の荷物がしっかり入るか確認するのが理想的です。
晴雨兼用や自動開閉などの機能性も
あわせて確認しよう

日傘には、ブランドや商品によってさまざまな機能が付いている。メジャーなもので言えば、「フック付き」や片手で開けやすい「ワンタッチ機能」、雨の日も使える「晴雨兼用」「全天候型」のものなど。

土屋さん
ほかにも注目したいのは、毎日ラクに持ち運べる「軽量骨」、風に強い「耐風構造」、一瞬できれいにたためる「形状記憶」、雨を弾く「超撥水」など。
ご自身のライフスタイルに合った機能に注目すると、より満足度が高くなるはずです!
好きなブランドや
デザインで選ぶのもひとつの手

特に夏場は日傘の登場回数が多い。毎日使う時期もあるものだから、好きなブランドやデザインで選ぶのも大切なポイントだ。
中でも、「モンベル」「Waterfront」「Wpc.」などは日傘の商品数が多く、自分の好きなデザインが見つかりやすい!
傘ソムリエが教える!
日傘のお手入れ方法
お気に入りの日傘を少しでも長く使うために。お家でできる簡単なお手入れ方法について、専門家の土屋さんに詳しく教えてもらった!

★1ヶ月に1回のお手入れ方法
①まずは傘を広げ、表面の汚れを優しくなで洗いして。このとき、38〜40度ほどのぬるま湯を使うと汚れが落ちやすくなる。
②洗い終わったら、風通しの良い日陰でしっかりと乾かそう!
③もし撥水性能(水はじき)が落ちてきていると感じたら、仕上げに防水スプレーを活用するのがおすすめ。

土屋さん
直射日光が当たる場所は避け、「風通しの良い日陰」で保管するようにしてください。
日傘に関するQ&A
Q. 日傘は白と黒どっちがいいの?
「コーティング加工(PUコーティング)が施されていれば何色でも問題ありませんが、涼しさを重視するなら『外側は白などの明るい色、内側は黒(遮光カラー)』の組み合わせが一番おすすめです」。(土屋さん)
Q. 日傘のお手入れ方法は?
「まずは傘を広げ、表面の汚れを優しくなで洗いしてください。このとき、38〜40度ほどのぬるま湯を使うと汚れが落ちやすくなります。洗い終わったら、風通しの良い日陰でしっかりと乾かしましょう。もし撥水性能(水はじき)が落ちてきていると感じたら、仕上げに防水スプレーを活用するのもおすすめです!」(土屋さん)
Q. 日傘のUVカット効果は何年持つ?
「UVカット効果は生地が破れたり擦れたりしない限り持続しますが、①開閉がスムーズにできない、②表面の折り目を中心に汚れが目立っている、③差したときに光がプツプツと漏れてくる、の3つのうち、2つ以上当てはまれば買い替えのサインです」。(土屋さん)

森
メンズノンノウェブ編集
メンズノンノウェブでビューティーを担当。今までも美容ジャンルを専門として、500以上のコスメ・スキンケア商品をおためし済み。インナーケアとシートマスクが欠かせない30歳。趣味は旅、ごはん、愛犬。
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