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和田雅成×髙橋大翔が再びW主演! 『あなたを殺す旅 Season2』で描く“愛のその先”。「二人でここまで作ってきたものがあった」

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ヤクザの世界を舞台に、組の若頭・片岡と、彼を殺す命を受けた組員・小田島の旅と愛を描き、大きな反響を呼んだBLドラマ『あなたを殺す旅』。俳優・和田雅成と髙橋大翔が再びW主演を務めるSeason2では、結ばれた二人の関係が新たな局面を迎える。再びそれぞれの役と向き合った二人は、何を考え、どのように物語を紡いだのか。前作から培ってきた信頼関係や、よりハードになったアクション、撮影の舞台裏まで、終始笑いの絶えない和やかなムードの中、すっかり打ち解けた二人に話を聞いた。

Season2決定に「来たか」。
大きな反響を経て再び片岡と小田島に

和田雅成×髙橋大翔W主演ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』インタビュー

――Season1が好評を博し、Season2が決定しました。最初に聞いたときの率直な感想を教えてください。

和田 「来たか!」と。Season1のときから続編は割と意識していたんです。だからこそSeason1でできたこともたくさんありましたし、Season2ではまた違う片岡の魅力をお見せできたらいいなと思いました。

髙橋 逆に、Season2をやるとは思ってなかったです。ありがたいことにSeason1は皆さんからいい反響をいただけて、続編ができるうれしさはもちろんありましたけど、不安もありましたね。

―――Season1の反響は、お二人のもとにも届いていたということですね。

和田 そうですね。ありがたいことにFODでも何週か連続で1位をいただいて、目に見える結果もありました。僕は配信が始まったタイミングでインスタグラムを始めたんですけど、DMを送ってくださる方もいて。いろいろな形で反響を感じましたね。

髙橋 ファンの方から反響をいただきましたし、日本だけでなく海外の方にも作品が届いたことは、本当に嬉しかったです。

―――Season2が決まり、お二人はいつ頃から小田島・片岡になる準備を始めたのでしょうか?

髙橋 決まったと聞いてから、「今年も小田島になるんだ」という心持ちはずっとしていたと思います。台本が来る前に原作ももう一度読みましたし、気持ちの準備はその頃から始まっていましたね。

和田 撮影に入る前に一日だけ読み合わせをしたんです。そのときに大翔と一緒にやって、「大丈夫だな」と思いました。すぐ片岡に戻れるなって。

――Season1で作った関係がすでにあったからこそですか?

髙橋 そうですね。Season1をやっているので、お互いに信頼がすでにあったんです。本読みのときに、監督からも「すぐ戻れるんだね」と言っていただいて。僕たちの関係を監督も感じてくださっていたと思いますし、すり合わせに対する不安はなかったですね。

和田 そうだね、本当に。シーンごとに「原作ではこうだけど、もう少しこうしたほうがいいよね」と二人で共有して、「じゃあ、こういうふうに提案してみようか」と話すことは何度かありました。今回は別々に行動するシーンも多かったんです。でも、お互いを思っていることは言わなくても分かっている。そこを改めて二人で話すことは、あまりなかったかもしれないですね。


BLドラマ「あなたを殺す旅2」の和田雅成

――Season2の脚本を初めて読んだときはどんな印象を持ちましたか?

和田 正直、Season2はすごく難しいだろうなと、原作を読んだときから思っていました。Season1は『あなたを殺す旅』というタイトル通り、物語の目的が明確だった。でもSeason2は、二人が結ばれているところから始まる。ドラマとしてどこをゴールにするのかを考えながら台本を読んでいました。原作には出てこないキャラクターも登場するので、「こういうふうに物語を広げていくんだ」と思いましたし、視聴者の皆さんにもハラハラしながら観てもらえたらと思いましたね。

髙橋 Season1のほうが、小田島の目的はすごくはっきりしていたと思います。親友の朝日(堀海登)が死んで、片岡を殺したいという明確なものがあったので、Season2になった途端、「どうしよう、小田島...」って(笑)。でも台本を読んだら、原作とは違う展開があったので、逆に目的はものすごくシンプルになったんです。その中で、どうすればもっと小田島を面白く見せられるのかは考えていました。

――改めて、お二人が思う片岡のかっこよさはどこでしょうか?

髙橋 片岡は、一見すると何も気にしていないように見えることです。「元ヤクザ舐めるんじゃねえぞ」みたいな潔さもある。でも実はすごく太い芯を持っている。それが片岡のかっこいいところだと思います。

和田 核がど真ん中にドーンとあるんですけど、その周りはどうなってもいいんですよ、片岡って。そこに余白があるから、男としてかっこよく見える。でも核の部分は絶対にブレない。それが周りにも伝わっているところが魅力じゃないかな。

髙橋 その部分はSeason2のほうがより見えますよね。Season1では、みんな片岡をつかめていないところもあったというか。

和田 そうだね。Season1では、あえてつかませないようにしていたので。Season2は台本上でも、片岡の内面を打ち出すシーンが増えました。

髙橋 やっと片岡の中身が垣間見えるのがSeason2なんじゃないかな。

和田雅成×髙橋大翔W主演ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』インタビュー

――では、小田島のかっこよさは?

和田 一途なところ! 本当に。それが一番かっこいいと思います。

髙橋 うん。一途に駆け回ってます(笑)。ほかは何も見ていません! というくらいのところは、確かにかっこいいですね。

和田 ちなみにかわいいところでいうと、感情を隠せていないところですかね。本人は隠せていると思っている。その感じがかわいいんじゃないですか。

髙橋 確かに(笑)。小田島はそういうところが演じやすいです。感じたことをそのまま出せばいいところがあるので。そう考えると、そこがかわいいところなのかもしれないですね。

――Season2で、特に演じるのが難しかったシーンや感情はありましたか?

和田 僕は最終話のフェリーのシーンですね。詳しくはまだ言えないんですけど、監督からも原作の先生からも、撮影に入る前から「ここが肝です」と言われていて(笑)。どう演じるかで意味が変わってくるような、いろいろな葛藤があるシーンだったんです。でも、あえて何も決めずにいきました。撮影も終盤だったので、大翔とここまで作ってきたものがあれば、自然と出てくるものがあるだろうなと思って。結果的に一発でOKが出て、監督からも「何も言うことがなかった」と言っていただけました。それは大翔のおかげでもあるし、二人でここまで作ってきたものがあったからだと思います。

髙橋 僕も最終話です。小田島が感情を吐露するシーンがあるのですが、Season1では「なぜ朝日を......」という思いについてが大きかったのに対して、Season2では小田島自身の過去にもフォーカスされています。今は普通の生活ができているけれど、過去を思い出してまた苦しんでしまう。それを想像するのが難しくて、演じながら「俺はなんで泣いているんだろう」と思うところもありました(笑)。

和田 しかも、あの撮影は序盤だったしね。

髙橋 そうなんですよ。でも、Season1から自分が紡いできたものや、Season2に向けて準備してきたものがあったからなのか、自然と涙があふれてきた。自分にとっても不思議で、難しいシーンでしたね。


髙橋大翔、念願のアクション!
「ずっと筋肉痛でした(笑)」

和田雅成×髙橋大翔W主演ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』インタビュー

――Season2では、髙橋さん待望のアクションシーンもあるそうですね。

髙橋 はい。Season1でもアクションの練習はしていたのですが、実際にはカットされてしまった部分も多くて(笑)。今回は練習がないまま、しかも初日からアクションだったんです。全話を通して結構アクションでした。二日に一回くらいは誰かを殴っていた気がします(笑)。走り回るし、ずっと筋肉痛でした。初日の筋肉痛を最後まで引っ張っていたくらい。初日は7〜8人くらいを相手にしたあと、大巨体の方からパンチを食らうシーンもあって。板を一枚入れていますが、本当に「ドン!」という衝撃があったので、ぜひリアルな音も楽しんでほしいです。

和田 一番リアリティのあるシーンだよね(笑)。

髙橋 ですね。僕が本当にリアクションしちゃっているので(笑)。前作よりもかなりハードでしたし、カメラマンさんを含めていろいろな撮り方にも挑戦しました。より迫力のあるシーンになっていると思います。

和田 僕はアクションが一つのシーンしかなかったんですけど、「せっかくだから」と片岡のアクションを広げてくださったんです。Season1では駐車場のような広い場所でしたけど、今回は鉄骨の間みたいな細い場所でやって。その場で動きをつけてもらいながら、どう見せるかを考えるのは面白かったですね。細い場所なので、「この角度から蹴ったら見えないから、こっちからいこう」と調整したり。ケガをさせない、ケガをしないことはもちろん意識して撮影しました。

――Season1と比べて、撮影現場の雰囲気に変化はありましたか?

和田 Season1と同じスタッフさんも多かったので、そこはすごく助けられました。今回はスケジュールがかなりハードだったんですけど、「今はちょっと甘えたい」「ここはピリッとしたい」という状態を察知してくれることも多くて。甘えるといってもベタベタするという意味じゃなくて、自分がいまいち乗れていないときに、自然と乗せてくれるような。そういうところは助けられましたね。

髙橋 現場の雰囲気は結構変わったと思います。もちろん同じスタッフさんもいましたけど、今回はカメラマンさんも変わったので。Season1が赤く燃えるタイプだとしたら、今回は青く燃えるタイプというか。

和田 分かる! それは本当にそうだわ。めっちゃ分かる。

――印象に残っている撮影はありますか?

和田 僕、クランクインが最終話のラブシーンだったんですよ。「ここから始まるんだ!」って。最初からトップギアでいかないといけなくて、アイドリングがなかった(笑)。

髙橋 でもSeason1のときより、「よし、いっちゃおう!」みたいな雰囲気はありましたよね(笑)。

和田 あったね。

和田雅成×髙橋大翔W主演ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』インタビュー

――Season2で改めて共演して、お互いに新しく発見した一面はありましたか?

和田 今回は大翔が年下の共演者と一緒にいるところを見る機会があって。「年下といるときの大翔って、こんな感じなんだ」って思いましたね。

髙橋 えー!

和田 なんか新鮮だった。普段とそんなに変わらないんですけど、ちょっとツンが増えるんだよね(笑)。

髙橋 違うんですよ!(笑)。最初はちょっと緊張しちゃいます。だから初対面の人とはツンが多めになっちゃうだけで、最後のほうはニコニコやってましたから。

――ちょっと先輩風を吹かせちゃう感じもあったり?

和田 あははは! おっしゃる通りです!

髙橋 違う、違う、違うっ! 言い方が違う(笑)。ちなみに、和田さんは......変わらずでしたよね。

和田 おい、ふざけんなよ!(笑) そこが発見なの?

髙橋 どこにいても、誰にでもツッコんでました(笑)。各方面にツッコんでいて。

和田 それ、発見じゃないだろ(笑)。


「なんとかなる」「真面目を手放す」。
二人が大切にすること

BLドラマ「あなたを殺す旅2」和田雅成と髙橋大翔

――撮影現場で忘れられない出来事はありますか?

田 撮影現場に猫がいました!

髙橋 撮影場所に猫ちゃんがいて、その子がすごくかわいかったんですよ。和田さんって、動物を見つけちゃうとダメですよね。

和田 おい! 「ダメ」ってなんだよ(笑)。

髙橋 ダメなんですよ(笑)。急に「うにゃうにゃ〜」って、赤ちゃんに接するみたいになっちゃう。

和田 とはいえ、僕は素敵な男性なんですよ(笑)。でも動物がいると、いい意味で現場が緩むんですよね。ピリッとしていても、そこに動物がいるだけでみんな優しくなれるというか。

――撮影現場ではそんな和やかな時間もあった一方、Season2では片岡と小田島が大きな決断を迫られます。お二人自身は、人生で大きな決断をするとき、何を大切にしていますか?

髙橋 全部に対して「なんとかなる」精神でやらせてもらっています!

和田 おお、いいね!

髙橋 適当という意味ではないのですが、僕の性格上、本当に最悪の状況になる前に何かしら対処すると思っていて。これまで何かに挑戦しても、最終的にはなんとかなってきたという自負があるんです。だから何をやるにしても、「まあ、なんとかなるでしょう」くらいの気持ちで入るようにしています。

和田 僕は「真面目さを手放す」ことですね。「どうせあなたは真面目なんだから、何事も7割でやりなさい」と言われたことがあって。それくらいの気持ちでいたほうが自由が利くし、残り3割の余白が生まれる。最近改めてそう感じています。結局、7割のつもりでも10割真面目にやっているんですけど(笑)。でも、その意識を持つだけで自分の気持ちに余裕が生まれる。真面目さを手放すことは、今の自分にとって一つの挑戦でもありますね。

和田雅成×髙橋大翔W主演ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』インタビュー

【左/和田雅成】:ジャケット¥75,900、インナー¥19,800、パンツ¥36,300(以上全てJuha info@juha_tokyo.com)、シューズ¥63,800(LAD MUSICIAN/LAD MUSICIAN HARAJUKU 03-3470-6760)、ソックス¥3,410(RANGL/HEMT PR 03-6721-0882)、ネックレス¥36,300(PLUIE/HEMT PR 03-6721-0882)、リング¥44,000(Scat 03-3470-6760)
【右/髙橋大翔】:ジャケット¥71,500/アーネイ(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、シャツ¥35,200、パンツ¥35,200/ともにカネマサフィル(03-5784-1602)、シューズ¥115,500/リプロダクション オブ ファウンド(アイファウンド 03-6434-7418)

『あなたを殺す旅Season2』

原作:浅井 西「あなたを殺す旅」(徳間書店 Chara コミックス)
出演:和田雅成、髙橋大翔、遊屋慎太郎、寺中敬輔、南出凌嘉、袴田吉彦、松本大輝
STORY
組を抜け、沖縄でアイス屋を営みながら夫婦として穏やかな日々を送っていた片岡錦司(和田雅成)と小田島漣(髙橋大翔)。一方、小田島の心には、過去の記憶による傷が今も残っていた。そんなある日、片岡のもとに桐井組の危機を知らせる連絡が届く。本家・光徳会との対立によって組の存続が危ういことを知った二人は、ようやく手に入れた平穏な生活を離れ、3年ぶりに極道の世界へ戻ることを決意。再び過酷な運命に身を投じる二人の“愛のその先”が描かれる。

©2026「あなたを殺す旅」製作委員会

和田雅成|MASANARI WADA
1991年9月5日生まれ、大阪府出身。舞台『刀剣乱舞』シリーズをはじめ、舞台『あいつが上手で下手が僕で』シリーズ、映画『映画刀剣乱舞』シリーズ、ドラマ『0.5D』など、舞台から映像まで幅広く活躍。近年は映画『ファーストキス 1ST KISS』、ドラマ『身代金は誘拐です』、ラジオ「和田雅成のオレナリにやってます」などにも出演。『あなたを殺す旅』では、情に厚く侠気のある若頭・片岡錦司を演じ、Season2でも引き続き同役を務める。

Photos:Kentaro Kase Hair&Make-up:Sayaka Tsutsumi (for Mr.Wada) Rie Akita(for Mr.Takahashi) Stylist:Shuichi Ishibashi(for Mr.Wada) Shogo Ito(sitor)(for Mr.Takahashi) Interview&Text:Mayu Yamamoto

山本真由

山本真由

エディター

出版社の編集を経て2018年に独立。ライフスタイル、カルチャー、ファッションなど、ジャンル問わずにさまざまな紙媒体、WEB媒体で執筆・編集を行う。

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