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【後編】「日産セドリックワゴン」を迎えて気がついた、デザインと内装の魅力【俺たち20代“クルマ・バイク”語り！／Vol.50②】

2025.12.28

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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載！　前編に続き、日産セドリックワゴンに乗る小林さんが登場。クルマについて詳しく聞いてみる。

NISSAN CEDRIC WAGON／日産セドリックワゴン　11 — Jeep Grand Wagoneer／ジープグランドワゴニアJeep Grand Wagoneer／ジープグランドワゴニア

直線的なフォルムと凛とした顔つき。
現行車にはない存在感が魅力！

「乗り続けるうちに、このセドリックのデザインは運転のしやすさに直結していると感じるようになりました。直線を基調にしたボディは前後や車幅の感覚が掴みやすく、狭い道や駐車場でも余計な神経を使わずに済む。フロントやリアの位置感覚もはっきりしていて、都内の狭い道で動かしていても不安はありません。ボリュームに対して、意外と取り回しやすいのは非常に助かりますね」（小林さん）

「角ばったボディにすっと収まるヘッドライト、グリルのメッキや直線的なラインも相まって、異質な存在感を放つクルマです。睨みをきかせているわけじゃないけど、どこかずんぐりとしたこの顔が好きなんです」（小林さん）

質実でちょっとだけゴージャス
居心地のよさが際立つ内装

「運転席に座ると、90年代らしいクラシックな空気を強く感じます。ダッシュボードに控えめに配された木目パネル。装飾が前に出すぎていないぶん、視線が散らず、自然と運転に集中できるんです。スイッチ類の配置も素直で、操作に迷うことがない。最新の豪華な装備はありませんが、必要な情報がきちんと手元に収まっている安心感がある。道具として使い続けることを前提にした、実直なつくりが好印象です」（小林さん）

「内装で気に入っているのは、ソファのようにふかふかとしたシートの座り心地です。長時間座っていても体がこわばらず、自然とリラックスできる。光沢のあるブラウンのファブリックは高級感もあって、いいとこのクルマっぽい雰囲気。その少しだけゴージャスなムードが、運転する時間を特別なものにしてくれます」（小林さん）

「このセドリックバンには、後ろ向きに設えられた3列目シートがあります。誰かを乗せるための席ではあるけれど、実際によく座っているのは自分自身。編集作業が立て込んだときは、高台までクルマを走らせて、ここに腰掛けて作業をすることもあるんです。進行方向とは逆を向いて座る感覚が不思議と落ち着くし、外の景色を眺めながら考え事をするにはちょうどいい。仕事の延長でもあり、気持ちを切り替える場所でもある。今ではこの3列目が、いちばん気に入っている場所かもしれません（笑）」（小林さん）