▼ WPの本文 ▼
クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
NISSAN CEDRIC VAN(1996)
クルマを語ってくれるのは
木原周平さん


スタイルある大人に憧れ
購入を決めた人生初の愛車
相棒としてのクルマに興味を持ったのは、古着に夢中だった学生時代。というのも、服を通じて知り合う多くの先輩たちはクルマにも乗っていて、かっこいい大人ほど乗り物まで決まっていた。ファッションがそうであるように、愛車にもスタイルがにじみ出る。そんなイケてる人からの影響を受け、“いつか自分も!”と憧れたんですよね。街ゆく古いクルマにも目を向けるようになったある日、夜の渋谷で見かけたのがセドリック。キラキラした都会を走る姿がめちゃくちゃかっこよかった。古着が新品にはない魅力を放つように、走り込んだクルマにしか出せない迫力があると感じました。以来、毎日のように中古車情報ポータルサイトを巡回。1年近く探し続けて、ようやく出会えたのがこのセドリックでした。大学を卒業し、働いて貯めたお金で買った、人生初の愛車です

都会でこそ映えるセドリックは
ヤレ感までも愛おしい!

「直線的なフォルムから生まれる力強いフロントマスクがお気に入りです。最近のクルマは丸みを帯びたデザインが主流だけれど、このセドリックは角ばったマシンっぽさが残っていて、ひと目で旧車だと分かる。時代感のあるクルマだからこそ、都会のビル群を走る姿もかっこいいんです」(木原さん)

「近くに寄ってみるとウッドパネルはかなりヤレ感が出ていて(笑)。色あせや剥がれが目立つけれど、それがむしろ味になっている。ピカピカに整えられた外装よりも、走ってきた年月を重ねてきた跡がある方が僕は好き。古着と同じように、時間が刻んだ風合いにこそ魅力を感じます!」(木原さん)

走ることに集中できる
必要十分のシンプルな内装

「内装はシンプルなんですけど、そこが逆にすごく気に入っています。必要なものだけが揃っていて、余計な装備がない分、運転だけに集中できる感じ。前オーナーが付けてくれたナルディの木製ハンドルも雰囲気抜群です」(木原さん)

「メーター類もシンプルで視認性良好。アナログの針が動く感じがまた最高で、最新のデジタルとは違って、運転している実感がダイレクトに伝わってくるんです。それにバンなので広いラゲッジも便利。出先で不意に見つけた椅子なんかも余裕で積み込めちゃいます!」(木原さん)

後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

▲ WPの本文 ▲
俺たちの“ノリモノ”語り!