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nonnativeの藤井隆行氏が「カローラクロス」で香川ドライブ!“Made in Japan”のモノ作りに触れる旅

nonnativeの藤井隆行氏が「カローラクロス」で香川ドライブ!“Made in Japan”のモノ作りに触れる旅

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「nonnative(ノンネイティブ)」といえば、ミリタリーやワークといった普遍的なアーカイブを徹底的にリサーチし、生地や縫製、ディテールに盛り込まれた機能を再構築しているブランドだ。手がける藤井隆行さんは、「Made in Japan」にこだわったモノ作りの姿勢を崩さない。

「今や服のデザインは、ブランドロゴを大きく見せた元気のいいデザインから、シンプルでも機能的の高い“リアルクローズ”が求められる時代に変化しています。ファッションシーン全体としては大きな変革期にあるわけですが、われわれ『nonnative』は、これまで続けてきた『本当にいいモノを時間をかけて丁寧に作る』というコンセプトとニーズの合致を実感しています。そして、あらためて『Made in Japan』の魅力を再認識しています」


そう語る藤井隆行さんが、トヨタの人気SUV「カローラクロス」のステアリングを握って走るのは、美しい瀬戸内海沿い。東京を遠く離れて向かう先は、“クリエイティビティが刺激される場所”だという。車中ではデザイナーとして心に決めていることも話してくれた。

「服の背景にあるストーリーって、知りたい人が知ればいいだけで、どこの工場で作ったかとか、どんな技術で染めたかは買う人にはどうでもいいことだったりするんですよね。要するに、かっこよければいいんです。車も一緒ですよね。乗っていて満足できるか、眺めていてかっこいいと思えるかが重要なわけで。だから、掘って蓄積した知識をひけらかすのなんてもってのほかですし、懐古主義的な部分は排除しないといけないと思っていて。これから訪れる場所では、理屈ではなかなか語ることのできない、素晴らしい作品や『モノ作りの精神』が観られるのではと大いに期待しています」


車を停めたのは、香川県高松市にある「ジョージ ナカシマ記念館」。アメリカの家具デザイナー兼建築家・ジョージ・ナカシマ氏の歴史と作品に触れられる施設で、現在は「ジョージ ナカシマ」ブランドの家具を製作する「桜製作所」に隣接。天然木の優しい風合いと美しいフォルムをそのまま家具に落とし込んでいて、時代に流されないデザインが魅力の家具ブランドだ。

「ロスのとあるカフェを訪れたとき、ひと目惚れしたのがジョージ ナカシマの『グラスシート』。その後、銀座のショールームで現行品を見つけたときは即決で購入しました。ジョージ ナカシマのすごさは筆舌に尽くし難いですが、ひと言で言うなら、すべてが“現行品”。作品に対してピリオドがないんですよね」


記念館を訪れた藤井さんを迎えてくれたのは、桜製作所の社長・永見宏介さん。ジョージ ナカシマの家具を作っている工場内を特別に案内してもらい、それぞれの作品の特徴や製造工程に取り入れている創意工夫、素材を取り巻く実情なども教えてもらった。

「ジョージ・ナカシマは、独自の方法論で作品を作っていました。作りたいもののために木を加工するのではなく、木を見てからどんなデザインを作るかを考えるんです。これは、素材となる天然木を愛し、尊重する姿勢があるからこそ。そして、“肌触り”など、家具を構築する細かなパーツへのこだわりも特筆すべきポイントです」(永見さん)

工場を見て回る藤井さんが目を留めたのは、代表作「グラスシートチェア」の座面に使用するいぐさのヒモ。グラスシートチェアの座り心地を司る重要なパーツだが、国内で作られるいぐさのヒモは生産が減っており、いずれは消失してしまうという実情があるのだとか。


「ヒモから出ている細かなケバを、職人さんが一つひとつ手作業で切り落としているのには驚きましたね。それに、いぐさのヒモがなくなったらグラスシートチェアは作らない、という潔い姿勢にも脱帽です」

チェアの背面に使う棒状のパーツも、機械で削り出したものにあえて手作業でカンナを当てて仕上げている。


「効率よりもクオリティーを重視し、手で触れながら手で作る。そうしたこだわりこそが『Made in Japan』の真髄だと思いますし、服を作る自分としても、襟を正す思いです。そして、いいものを作っている工場は、やはりキレイですよね。家具のパーツが整然と並ぶバックヤードは“美しい”のひとことでした」

記念館を後にした藤井さんはカローラクロスに乗り込み、海沿いのルートを流しながら瀬戸大橋方面へとドライブを再開。ジョージ・ナカシマ氏のものづくりに対する姿勢と、それを忠実に受け継ぎ再現する桜製作所の仕事を思い返しながら、あらためて実感したことを語り始めた。

「“木を見てからデザインを決める”というジョージ・ナカシマの考え方にはシンパシーを感じました。『nonnative』も、生地ありきでどういうウェアをつくろうか、どういうデザインにしようかと考えることが多いんです。このプロセスでモノ作りをしていくと、デコラティブなデザインよりも使い勝手が先行するんですよね。ブランドの地位やデザイナーの著名性に重きを置く『作品』ではなく、使い勝手のいい『プロダクト』を作る…。そういった自分の“いいモノ”への考え方は間違っていないのだと、あらためて確認することができました」


機能美をたたえる“いいモノ”は、自ずと人々の間で継承され、継承される中で様々なストーリーを纏いながら昇華していくものでもある、と藤井さんは続ける。カローラクロスの快適で滑らかな走りもあってか、話しぶりは雄弁だ。

「例えば、1966年に誕生したこのカローラというブランドもそうですが、おじいちゃんが乗って、お父さんが乗って、そしてカローラクロスに今の若者が乗る。歴代のカローラは、長い歴史のなかで、さまざまな想い出を積んでいるわけですよね。その継承は素晴らしいことだし、簡単な話ではないと思うんです」


「どうしてカローラが世代を超えて愛されるかを突き詰めると、走行性能や広々とした車内空間、高級感がしっかりとありながら、誰もが手にしやすい価格であるからだと思うんです。そして、デザインに関しても決して奇抜ではなく、“ちゃんとカッコいい”。こういった“いいモノ”じゃないと時代とともに淘汰されていってしまうはずですよね」

そして後日、カローラクロスとの香川での体験で感じ取ったものづくりへの考え方を落とし込んだ、2022年4月リリース予定の新作のサンプルが完成したとのことで、都内のオフィスにいる藤井さんのもとへ。「nonnative」の41番目のコレクション(2022年4月リリース予定)で制作したワークジャケットのセットアップのサンプルを見せてもらった。


「岡山県の中白染(なかじろぞめ)という技法で染め上げました。あえて糸の中心にある白い部分を残して染めるため、適度なあたりも出ていい風合いに変化していきます。染色時に発生する伸縮や素材の硬さなども加味して試行錯誤して……と、こういった制作話を押し付けることは実はしたくなくて(笑)、まずは『カッコいいから』という理由で手に取って欲しい。作り手のエゴを前に出すのは、あまりかっこよくないですからね」

語りすぎず、飾りすぎず、真摯に“かっこいいモノ”を追及することを貫く。その姿勢こそが「nonnative」が長年多くのファンからが支持され続けているゆえんだ。桜製作所で観た「Made in Japan」へのこだわりと、使い勝手とカッコよさを両立するカローラクロスのポリシーがまた、藤井さんの飽くなきモノ作りへの姿勢を後押しする旅となったのだ。


藤井隆行さん
奈良県出身。大手セレクトショップのスタッフなどを経て、2001年に「nonnative」のデザイナーに就任。ワークやミリタリーウェアのデザインを基軸に、素材や縫製などの細部までこだわりながら再構築するアイテムは、従来のデザインと機能性を活かしながら快適性を高めた、大人のスタンダードとして多くのファンに支持されている。ブランドとのコラボレーションアイテムや、藤井氏監修によるプロジェクトも多数展開中。
https://nonnative.com/

オフィシャルサイト

トヨタ「カローラクロス」公式サイト
https://toyota.jp/corollacross/cp/peopledrivensuv/

Photo : Yozo Yoshino Original Text : Noritatsu Nakazawa Edit : Sayaka Arai

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