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服好きたちの私物のなかでも、とくに思い入れの強い「人生のベストバイ」を教えてもらう連載。ひとつには絞りきれないって? なら、3つ教えてください!
人生のベストバイ、3つ教えて!

今回の服好きゲストは、セールスエージェント ELIGHT Inc.でPRとセールスを務める服部 海さん。
1.〈ROLEX〉の腕時計

「20歳の誕生日の3日後くらいに、名古屋のロレックスに寄ったらたまたま在庫があった『エクスプローラーⅠ』。その場で親に半額借りて買いました」

「買おうか迷ってた僕に、『絶対買った方がいいって!』って、背中を押したのはほかでもない両親で(笑) 小さい頃は『瞬足』を履かせてもらえず、代わりに『スタンスミス』を履かせるような服好きの両親なんです。ロレックスの時計も、父と母それぞれが持っていて、僕もいつかは欲しいと思っていましたね」

「本当は、代表的な36mmケースが欲しかったのですが、そのとき唯一在庫があったのは39mmで。でも、“ロレックスマラソン”ってのがあるくらいにいまは買えるタイミングってほとんど無いので、勢いに任せて買うことにしました」


「買ったはいいものの、最近まではなんとなく恥ずかしくて着けられず。ようやく着けはじめたのはわりと最近なんです。身の丈にも少しは合ってきた気がして、悪くないかなって」
2.〈OOE YOFUKUTEN〉のジーンズ

「だいたい年間350日くらいはデニムを穿いてます。DJをやるので、クラブに遊びに行ったりすると服は大抵汚れるし、デニムなら全天候対応みたいなところがあって、飲みもライブもイケる。で、そんなデニムのなかでも最近のベストがコレなんです」


「大江洋服店は、愛知県一宮市にあるデニムファクトリー。実家の岐阜に帰ったタイミングで立ち寄った店で取り扱っていて、薦められて買いました」

「517のような微フレアのシルエットが、とにかくよくて。オンスも、ちょうど夏場でも穿けるくらい」

「買った当時、僕はこのブランドのことをぜんぜん知らなかったんですけど、でも、“知らない”ほうが買いたくなるっていうのはあるかもしれません」

「とくにいまは、この業界でセールスやPRの仕事をしているだけに、仕事で関わりがあったり、『知り合いの知り合いが......』なんてことも多かったり。そうなると古着みたいなものの方が買いやすいし、先入観のない買い物の方が楽しいんですよね」
3.〈NICENESS〉の革靴

「デニムを350日穿くって言いましたが、そこに合わせるのは基本革靴です。下半身は毎日ほぼ変わりません(笑) クラブもレストランも、どこでも行ける格好が好きなんです」



「これはナイスネスが不定期で出している定番ブーツで、今日持ってきたのは、たしか2024年に出たモデル。革はカーフです。コンバースをドレスっぽくつくるっていうところからはじまった靴で、オリジナルの木型を使って、フォルメが生産しています」

「とにかく、フォルムがちょうどいいんです。トゥは少しぽってりしていて圧迫感がなくて、でも面はシュッとしている。すごくいいカーフが使われていて、きめ細かいから、動きやすい」

「いま10足くらいある革靴のなかでも、これがベストですね。こういういい革靴を履きはじめると、スニーカーの履き方がわからなくなるのが玉にキズですが......(笑)」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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