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映像や漫画の中に登場する「あの人気者」。魅力的なキャラクター造形には、髪型を含めた印象的なルックスも大きな要因となる。二次元のキャラもレジェンダリーな人物も、彼らのアイコニックなヘアを2023年のメンズノンノ的スタイルとして「東京hairDO!!!!」でおなじみのKANADA氏にブラッシュアップしてもらった。
as
Kurt Cobain
[NIRVANA]

カート・コバーンの
90ʼsローレイヤーロング
90年代の伝説的バンド「ニルヴァーナ」のフロントマン、カート・コバーン。着古したボロボロの服をまとい、その姿が「グランジ」というファッションを生み出した。「服もそうだけど、グランジはドライがキー。このやさぐれたドライ感に、どれだけクリーンさを入れられるか。ベースはローレイヤー。前髪を立ち上げず毛先も自然に流す程度で、あくまでさりげなく。少量のシーミストでつくるやりすぎないドライさが、今のムードにも合う"クリーンなカート"を引き出す」(KANADA氏)

メンズノンノ的にブラッシュアップされた「あの人気者ヘア」。ちょっとした毛流れや質感、シルエットやボリューム感のさじ加減、前髪のあしらい方など、こだわったディテールが生む"あの髪型"を今っぽく見せるポイントを解き明かす。
カートヘアのキーポイント
□ ベースはローレイヤー。毛先は流し切らず自然に
□ ドライな質感でグランジなムードをアップ
□ 前髪の生え際は立ち上げず、毛流れそのままに

How to Styling
ドライヤー前に髪の根もとにシーミストを

グランジムードのドライ感をつくるシーミストをぬれ髪に塗布。髪の根もとにざっくりとつけていき、ラフにとかして毛先は残り液がつくくらいでOK。
うつむきながら髪を前に流すようドライ

下を向いて毛流れを前に向けるようにドライヤーで乾かす。顔を上げ、前髪はかき上げず自然に分ける。かき上げると髪が立ち上がるので注意。
顔まわりの量感を調整重かったら耳かけも◎

顔まわりは、「ちょっと重いかも?」くらいのボリューム感がちょうどいい。重すぎるように感じたら、片側の髪を耳にかけてもかっこよく決まる。
Photos:Go Tanabe Hair:KANADA[LAKE TAJO] Make-up:Mari Mizuno Stylist:Tomohiko Sawasaki[S-14]
Models:Jin Suzuki Kazuma Anzai[Both are MEN’S NON-NO models] Haruto Ooki Ryu Saijo Composition & Text:Atsuko Watanabe
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