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アンニュイな佇まいで『メンズノンノ』のファッション企画に多数出演。ブログでは店長を務める西千葉のカフェ「in Me.(インミー)」での日常も発信してきた安西一真が、6月号で専属モデルを卒業する。旅立ちを前に、安西が思うこととは? 『メンズノンノ』での想い出や今後の目標について語ってもらった。

自信がない自分を変えたい!
人生をかけて挑んだオーディション
2021年、第36回メンズノンノモデルオーディションで準グランプリに選ばれ、メンズノンノ専属モデルに加入。4年が経った今も、合格した時の興奮を鮮明に覚えているという。
「一番印象に残っているのは、受賞を言い渡された瞬間。同期の小方蒼介、栄莉弥、高橋璃央と並んで、これから4人でメンズノンノモデルになるんだ!って。緊張と不安、ワクワクが入り混じった、不思議な感覚でした。それから4年、『メンズノンノ』の撮影はいつも刺激的で楽しかった。
モデルになる前の僕は、内気な人間で。自分に自信がなくて、人前に出ることも、写真を撮られるのも苦手でした。そんな自分を変えるために挑んだのが、メンズノンノモデルのオーディション。当時勤めていた会社を辞めて、人生をかけて挑戦したら……本当に人生が変わった。しかも、自分が期待していた以上に。あの時、勇気を出して良かったと改めて思います」

人生が変わった一番の要因は、
『メンズノンノ』を通して
自信がついたこと。
「モデルになった当初は、なかなか実感が湧かなくて、撮影中もフワフワした状態でした。俺が人前に立って写真を撮られているなんて……これって現実?みたいな。“もっとできたな”と反省することばかりでしたが、徐々に、“この自分いいな”と思えることが増えていって。
ずっと出たいと思っていた巻頭のファッション連載『M of the month』に呼ばれた時は、メンズノンノモデルとして、一つのゴールを達成したような感覚がありましたね。連絡を受けた瞬間、めちゃめちゃテンションが上がったのを覚えています。
そうやって、いろんな撮影や経験を重ねながら自分に自信を持てるようになったことが、自分にとっては一番デカい収穫。自信がなかった時と比べて、すごく前向きになりました。それによって関わる人も増えて、良いご縁のおかげでカフェ運営もできている。どんどん人生が好転している実感があります」

当分はカフェの運営に専念。
ゆくゆくはワイナリーを持ちたい!
カフェの経営経験を活かして、現在は西千葉にあるカフェ「in Me.」で店長を務める安西。店と自分自身の成長のために、お酒の知識をつけることが今の目標だ。
「カフェはアルコールメニューを豊富に揃えていて、お酒を楽しみにきてくださる方も多いんです。中でもウイスキーとワインの知識を深めたいと思っていて。僕自身ウイスキーが好きなこともあるし、もっといいサービスを提供できることにもつながるので、今はウイスキーコニサーという資格を取るために勉強中。また、週末にお店でワインイベントを行うこともあるので、ワインについても学び始めました。将来的には、カフェの運営からさらに発展させて、以前から興味のあった農業にも挑戦したい。いつかは自分のワイナリーを持つことが理想です」

「『メンズノンノ』きっかけでお店に来てくださる方も、たくさんいるんですよ! 南は沖縄、北は青森まで、日本全国から多くの人が店に足を運んでくださって……本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さん決まって、中田(圭祐)さんと小方(蒼介)が壁に書いてくれたサインを撮影しています。
“ドライブでよく千葉に行くから、今度寄るよ!”と言ってくださった鈴木(仁)さん、撮影で会うたびにカフェのことを聞いてくださった豊田(裕大)さんなど、いつも気にかけてくれる先輩方の気持ちがすごく嬉しかった。専属モデルのメンバーからスタッフさんまで、みんなが優しくてアットホームな『メンズノンノ』が大好きです。ここでの経験は、僕の人生の財産。本当にありがとうございました。お店でお待ちしていますね!(笑)」

ジャケット(ヘリル)¥220,000/にしのや ベスト(グラミチ)¥16,500/インス Tシャツ(ペルグリン)¥14,300/真下商事 ショーツ(ヨンロクサン)¥35,200/HEMT PR ソックス(ビブソックス)¥1,870/アルファ PR サンダル(アール)¥35,200/ティーニー ランチ
Photos:Tetsuya Maehara[Y’s C] Hair & Make-up:Yumiko Chuugun Stylist:Yasuki Nakamichi Model:Kazuma Anzai[MEN’S NON-NO model] Interview & Text:Ayano Nakanishi
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