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「オファーにびっくり!」畑芽育×鈴木仁、映画『かくかくしかじか』は原作ファンの二人が挑んだ新境地

「オファーにびっくり!」畑芽育×鈴木仁、映画『かくかくしかじか』は原作ファンの二人が挑んだ新境地

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人気漫画家・東村アキコの名作を実写化した、映画『かくかくしかじか』が5月16日(金)に公開! 主人公・明子とともに物語にとって大切な存在であるキャラクター、佐藤と今ちゃんを演じるのは、畑芽育さんとメンズノンノモデルの鈴木仁。初挑戦の方言芝居や現場の裏側、共演者とのやりとりまで、作品へのまっすぐな愛情と演じる喜びが詰まった、笑いの絶えない撮影秘話をたっぷり語ってくれた。

宮崎弁の壁を乗り越えた先に
楽しすぎる撮影現場が待っていた


──映画『かくかくしかじか』の原作を読まれた時の印象と、ご自身の役が決まった時の気持ちを教えてください。

鈴木 お互い、もともと原作の漫画を読んでたんですよね。

 そうなんです。ずっと前から読んでいました。

鈴木 俺もずっと大ファンで。

 実写化されると思っていなかった作品ですし、マネージャーさんから次に出る作品と聞いて驚きました! 「『かくかくしかじか』という作品があって」「まさか、ついに!」「はい、実写化するんです。芽育さんに出演のお話が来ています」「えっ、私に!? もちろんやります!」という感じで、即答でした(笑)。


鈴木 あはは、俺も同じ反応。「『かくかくしかじか』? もちろん読んでますけど…僕が出るの!?」って(笑)。それから自分が演じる役を聞いたら、なんと今ちゃん!(主人公・明子と日高先生の絵画教室に通うことになった不良青年)

 西村くん(明子が大学生時代に付き合っていた好青年)をやりたかった気持ちはなかったのですか?

鈴木 西村くんもすてきですよね。今ちゃんと聞く前は、一瞬「もしかしたら西村くん?」と思ったけど。個人的には、今ちゃんは明子の物語に深く関わるし、原作漫画でも今ちゃんが大好きだったから、心から「ありがとうございます!」って思いました。

 今ちゃんもすてきですよね〜。

鈴木 うん。自分はこれまでヤンキー役をやってこなかったから、新しい挑戦としてずっとワクワクしていました。

──実際に好きな作品の人物を演じてみていかがでしたか?

 二人共通して大変だったのは宮崎弁じゃないでしょうか?

鈴木 そうだね。現場でもずっと方言指導の方に教えていただきながら、自分の中の今ちゃん像とセリフをどう結びつけるかを考えていましたね。

 宮崎弁の音源を聴いてずっと練習していました。私も実際のお芝居では、方言指導の方から教えていただいたセリフを、自分なりの言い回しに変えながら、いかに“佐藤らしさ”を出すかを考えていて。現場の雰囲気がしっかりできあがっていましたし、衣装やヘアメイクに助けられながら、自然に佐藤という役に飛び込んでいけました。


鈴木 演じるときはどんなこと考えていたの?

 佐藤は私の実年齢より少し上の設定だったのもあって、落ち着きがある中で、明子先生に対するリスペクトを感じさせる口調や振る舞いを考えていました。加えて、チャキチャキしていたり、はつらつとしていたりする女性をイメージして、演じていました。鈴木さんは?

鈴木 僕は、初日が日高先生役の大泉(洋)さんとゼロ距離でやる芝居だったから、「これはもう勢いで楽しむしかない!」と気持ちを切り替えて、自分の今ちゃん像を出した感じ。最初は緊張もしたし心配もあったけど、意外に撮影がスムーズに進んでいったし、ずっと楽しく演じられたな。

尊敬すべき主演二人が演じる
明子と日高先生に圧倒!

──お二人の話から、現場のいい雰囲気が伝わってきます。明子を演じる永野芽郁さん、日高先生を演じる大泉洋さんとお芝居をするとき、どんな印象を受けましたか?

 永野さんはカメラの前に立ったときのスイッチの入り方がすばらしくて、急にオーラが変わるんです。先ほど、お芝居の中で佐藤として明子先生へリスペクトを込めるというお話をしましたが、畑芽育として永野さんに自然と尊敬の気持ちを抱いていたので、役と自分がうまく重なり、演技に生きたと思っています。2度目の共演でしたが、またご一緒できて嬉しかったですし、次はもっと一緒にお芝居ができたらうれしいですね。

鈴木 永野さんは明子としての存在感はすごくあって、想像していた通りの明子が目の前に“どん!”といる感じだった。

 鈴木さんは、永野さんと、明子のクラスメイトの北見役を演じた見上(愛)さんとのシーンが多かったですよね?


鈴木 そうそう。三人のシーンもすごく楽しかった。明子・北見・今ちゃんって、それぞれ話すリズムが違うんだけど、それが不思議と噛み合って、居心地のいい会話になってるんだよね。カフェのシーンはまさにその感じ。ぜひ注目してほしいです。

 あのシーン、すてきです。大泉さんとは絵画教室のシーンのみで、ご一緒できた撮影も1、2時間くらいだったのですが、普通にファンとして、「テレビで観ているまんまだ!」と純粋に感動してしまいました(笑)。

鈴木 あはは、わかる。僕がすごく印象的だったのは、大泉さんと演じる最後の絵画にまつわるシーン。撮影前に大泉さんが、「そのときの日高先生の様子を知りたい」と言って、プロデューサーがリアルの今ちゃんに電話を繋いでくれて。そのとき、自分も今ちゃんとして話すことができて、場面の空気感を掴めたんです。役に丁寧に向き合い続ける大泉さんの姿勢に、ものすごく感動しました。

──俳優としても役としても、主役のお二人に惹かれていたんですね。撮影以外で印象的なエピソードはありましたか?

鈴木 メンズノンノ6月号で永野さんがインタビューで語っていたけど、自分も大泉さんと永野さんと一緒に鹿児島へごはんを食べに行ったんですよ。

 え〜、うらやましい! 鍋でしたよね?

鈴木 そうそう、石鍋のしゃぶしゃぶ。本当においしかった!

 いいなぁ。私は永野さんと好きな台湾の話をしていました。スタイリストさんも台湾が好きで、ずっと台湾トーク。いろいろな情報を仕入れました。

鈴木 楽しそう。ちなみに、見上とは昔からの友達で、配役を知ったときに、テンション上がった。「見上いるじゃん! 北見じゃん!」って(笑)。


──撮影現場がいい雰囲気だったことが想像できます。最後に、お二人の印象に残っているシーンや、お気に入りのセリフがあれば教えてください。

 着物を着た明子先生と佐藤が一緒に授賞式に向かうシーン。永野さんは着物を着て走るので大変そうでしたが、映像を観たらその姿がすごくかわいらしくて。とても好きなシーンです!

鈴木 僕は明子先生の家族のシーンですね。お母さん役のMEGUMIさんとお父さん役の大森南朋さんの掛け合いがめちゃくちゃ面白い。試写で観て「この家族、おもろいな〜!」って、観客として純粋に楽しんでいました。自分の出演シーンとしては、やっぱり大泉さんとのバチバチにやりあっている場面ですね(笑)。ぜひ観てもらいたいです!

畑芽育|MEI HATA

2002年4月10日生まれ、東京都出身。近年の出演作は、ドラマ『若草物語─恋する姉妹と恋せぬ私─』や映画『うちの弟どもがすみません』など。現在、ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(毎週火曜21:00〜・テレビ朝日系)に、研修医・鴻ノ池舞役で出演中。今年は、6月20日公開の主演映画『君がトクベツ』や7月25日公開の映画『事故物件ゾク 恐い間取り』がひかえている。

公式Instagram:https://www.instagram.com/mei_hata_official/
公式X:https://x.com/hata_mei0410


鈴木仁|JIN SUZUKI

1999年7月22日生まれ、東京都出身。2016年にメンズノンのモデルに参加し、17年に俳優デビュー。近年の出演作に、ドラマ『復讐カレシ〜溺愛社長の顔にはウラがある〜』や映画『八犬伝』などがある。現在、ドラマ『ダメマネ! ─ダメなタレント、マネジメントします─』(毎週日曜22:30〜・日本テレビ)でインテリタレント・小野寺勉を演じる。映画『時には懺悔を』が26年公開予定。

公式Instagram:https://www.instagram.com/jin_suzuki_722/
公式X:https://x.com/jin_suzuki722/

『かくかくしかじか』

出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
原作:東村アキコ
監督:関和亮
脚本・脚本:東村アキコ、伊達さん
主題歌:MISAMO「Message」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:ワーナー・ブラザース映画
●5月16日(金)より、全国公開
©東村アキコ/集英社 ©︎2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子(永野芽郁)。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生(大泉洋)との戦いと青春の記録があった。先生が望んだ二人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされる。

公式HP:https://wwws.warnerbros.co.jp/kakushika/

[畑] ジャケット¥43,000・スカート¥35,000/TEECHI イヤーカフ¥29,700/Rieuk リング¥148,500/PRMAL その他/スタイリスト私物
[鈴木] ジャケット¥489,500・シャツ[参考商品]・パンツ¥190,300・ネクタイ[参考商品]・ブレスレット¥326,700・シューズ¥209,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン

Models:Mei Hata Jin Suzuki[MEN’S NON-NO model] Photos:Hiyori Korenaga Hair & Make-up: Yuki Murohashi[ROI](for Ms.Hata)  Karen Suzuki(for Suzuki) Stylist: Kaori Kawasaki(for Ms.Hata)  Yusuke Sasaki(for Suzuki) Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]

力石恒元

力石恒元

エディター

ファッションからインタビューテーマまで幅広く執筆。音楽、映画、カルチャー、ガジェットなどに精通。

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