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約7年ぶりの日本公演として開催された「BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ IN JAPAN」。待ち続けたARMYの熱気に包まれながら、その幕が東京ドームでついに上がった。本ツアーは韓国・高陽公演を皮切りに、世界34都市・85公演を巡る韓国アーティスト史上最大規模のワールドツアー。その東京公演初日の様子をレポート!

開演前から「BTS」コールが鳴り止まず、約7年待ち続けたARMYの熱が空間を満たしていた。今回の演出では、客席との境界線を限りなく取り払った「360度ステージ」が特徴だ。会場全体を一体化させた構造によって、どの角度からもその熱量がダイレクトに伝わってくる。センターから花道へと抜けるダイナミックな動線が、その熱をドーム全体へと広げていく。
重厚なイントロとともに幕を開けた
オープニング

暗転と同時に、重厚なイントロが流れ出す。巨大LEDに映し出された映像とともにメンバーが登場すると、東京ドームは一瞬で歓声に飲み込まれた。オープニングを飾ったのは、最新アルバム『ARIRANG』収録曲「Hooligan」。剣がぶつかり合う音を用いた独特のリズムに呼応するように、刃で切り裂くような鋭いライティングが空間を貫き、観客を一気に引き込んでいく。
続く「Run BTS」では、エネルギッシュなダンスで一気にボルテージが上がり、ドーム全体を揺らすほどの熱狂が生まれた。
圧巻のオープニングを終え、メンバーが口々に「お久しぶりです!」「会いたかったです!」と挨拶を届けていく。東京ドームに集まったARMYに向けて、「来てくれて嬉しいです。楽しんでください」と笑顔で呼びかけると、会場が一気に和やかな空気に包まれた。
ステージ全体を包む波の演出

その後、「they don’t know ’bout us」、「Like Animals」と立て続けに披露し、「FAKE LOVE」ではARMYとともにタイトルフレーズを響かせる。続く「SWIM」では、布を用いた演出で波を表現。ステージ全体に揺らぎが生まれ、空間そのものが、水の中のような感覚に変わっていった。
「IDOL」が始まると、ステージを降りて外周を歩き、ARMYとの距離を埋めるようにドームを巡る。メンバーがステージを後にし、その余韻の中、VCR「ARMY TIME」へ。再会を喜ぶメッセージボードが映し出され、会場は温かな空気に包まれていった。
ライブも終盤戦に入ると、「Butter」「Dynamite」といった大ヒット曲が続き、会場の熱気は一気に最高潮へ。さらに日本オリジナル曲「Crystal Snow」を披露し、やわらかな歌声がドームに響き渡る。「再会」を噛みしめるような時間が流れた。
それぞれの言葉で紡がれた
再会の時間


最後に、メンバーからARMYへメッセージが届けられる。
SUGAは「あっという間に時間が過ぎた」と語りながら、「東京ドームでこうして皆さんと過ごしていると、昔に戻ったような気分になる」と再会の実感をにじませた。Jung Kookもまた、「本当に会いたかった」とまっすぐな言葉で想いを伝え、「変わらない歓声と笑顔に力をもらった」と続ける。

Jinは、愛を込めた投げキスを「この瞬間を待ちわびていた」と語りながらARMYへ届け、「もう一度受け取りたい方は、次のコンサートで会いましょう!」と呼びかけると、会場は大きな歓声に包まれた。


RMは、プライベートで日本を訪れた際のエピソードに触れながら、「こうしてまた来られたことが光栄です。待っていてくれて本当にありがとうございます」と静かに感謝を伝える。Vは「僕たちは友達だからタメ口で話すね」と会場との距離を一気に縮め、「昨日ラーメンを食べたんだけど、おすすめがあったら教えて」と呼びかけるなど、終始リラックスした雰囲気で笑いを誘う。さらに「僕と付き合ってください」と突然の一言で、会場を大きく沸かせた。


Jiminは「日本語を全部忘れました(笑)」と冗談を交えつつ、「昨夜書いた」という手紙を読み上げる。「愛するARMYの皆様」と始まるメッセージには、再会への想いとこれからへの決意が丁寧に綴られていた。
そしてj-hopeは、来日直後に祖母を亡くしたことを明かし、「祖母は僕たちを誇りに思ってくれていたから、今日のステージもきっと見てくれていると思う」と語り、「その時間をARMYの皆さんが特別なものにしてくれた。本当にありがとう」と深く頭を下げた。
約7年ぶりの再会、
変わらない絆

約7年ぶりの日本でのライブは、待ち続けたARMYと絆を確かめ合う、特別な“再会の瞬間”となった。その時間は、離れていた7年を感じさせないほど、あたたかく確かなものだった。

竹澤
メンズノンノ編集
2025年からメンズノンノ編集部に在籍。 毎年フジロックが近づくとそわそわし出すほど大のフジロック好き。都内のライブにも足繁く通っている。「引っ越ししたい」が口癖で、インテリアにも興味あり。
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