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【酷暑の過ごし方を考える】「パタゴニア」が提案する「ホットウェザー・エッセンシャルズ」コレクションで残暑は“乗り越える”より“適応する”へ![Patagonia]

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全国各地で30℃を超える日が当たり前となり、「危険な暑さ」という言葉が定着した日本の夏。外出や日常生活もままならない、過酷な日々にアウトドア企業「パタゴニア」は疑問符を投げかける。“私たちは暑さを耐え忍び、我慢するしかないのか?”。

“危険な暑さ”、どうする?
パタゴニアの「Hot Weather
Essentials
」から考える

パタゴニアがこの疑問に対して提案するのは、暑さを“乗り越える”という考え方ではなく、“適応する”という発想。それが形となったコレクション「Hot Weather Essentials」についてフォーカスする。

まずは釣りやランニングなど、それぞれのフィールドで活動するパタゴニアのスタッフ3人に、日々の生活や暑さとの付き合い方、レコメンドアイテムについて話を聞いた。


「海の変化を感じる日々。それでも釣りは続けたい。」(堀越さん)

店頭のディスプレイの小道具として、堀越さんが実際に愛用している釣り竿や自作の毛鉤が使われている。

―普段、どんなアウトドアを楽しまれていますか? 夏の暑さについて、感じる変化を教えてください。

堀越映斗さん(以下、堀越さん):子どもの頃から釣りが好きで、小中とお小遣いを全部つぎ込んでいました(笑)。今は海釣りが中心で、沖縄の離島や日本海などへ出かけることが多いですね。旅行も、ほとんど釣りが目的です。

堀越さん:そんな中で感じるのは水温の変化。現地の漁師さんから「この海域には本来いない魚が増えてきた」「この前はマグロが入ってきちゃったんだよ」と聞くこともありますし、実際に釣れる魚も変わってきています。海は確実に変化しているなと感じます。

―そんな堀越さんが今日、選んだアイテムについて、聞かせてください。

堀越さん:今の季節、手に取りやすいのがこのメンズ・トレイル・ハーバー・ポケット・ティーです。


堀越さん:清涼感のあるヘンプが入ったTシャツです。ヘンプは糸の太さが均一ではないので、肌に触れる面積が少なく、貼り付かずさらっと着られるんです。

堀越さん:折り重なる糸と糸の間に自然な隙間ができるので風通しが良く、乾きも早くて重宝しています。


「今ある環境を活かしながら身体を動かす」(芝田さん)

―今朝、自転車で出勤されていましたね。いつもはどんなアクティビティを楽しまれているんですか?

芝田 登さん(以下、芝田さん):僕の軸はランニングです。ほぼ毎日、1週間で70kmくらい走っています。1日10キロ走る計算になりますが、一度で走るのではなく、朝と夜に分けたりしながら、身体への負担が大きくならないようにしています。

夏場、少し涼しい日なら6時台でも走れますが、今は朝4時頃に走ることが多いです。

今年2月、南カリフォルニアでトレイルランニングに挑戦する芝田さん。

―ここ数年、どんどん気温が上がる中で、ランニングとの付き合い方はどう変化しましたか?

芝田さん:もともと汗かきなので、体調管理は以前より意識するようになりました。気温も毎日確認して、「今日はやめておこう」と判断することもあります。でも、体を動かすこと自体をやめようとは思わないですね。走るにしても時間帯を選んだり、日常でもエレベーターを使わず意識的に階段にしたり、自転車通勤したり。今ある環境を活かしながら身体を動かしています。

―では今、着用されている「メンズ・ゴー・トゥー・シャツ」の魅力を教えてください。

芝田さん:このメンズ・ゴー・トゥー・シャツは、オーガニックコットン60%とリサイクル・ポリエステル40%で作られたシャツです。比較的細身のシルエットなので、すっきり着たい方にはそのままのサイズで、ゆったり着たい方はワンサイズ上げてもいいと思います。


芝田さん:毎年柄が変わるシリーズでして、今期はアマゾン川流域の動植物がテーマになっています。好きな柄を選べばどんなシーンでも気分を上げてくれます。控えめに言っても、すぐ乾きますし、アイロン要らずなところも含め、僕のこの季節の定番シャツです。

「この“フューチャーフラワーズ”は、レトロフューチャーな哲学がインスピレーションになっています。手描きの花と色彩はどこか懐かしく、親しみやすさも魅力です。」

「走りは継続が大事。仕事後、お店から走って帰ることも」(伊藤さん)

ー伊藤さんは日頃、どのようなアクティビティをされているのですか?

伊藤聡介さん(以下、伊藤さん):そこまでストイックではないですが、毎日走るようにしています。前に先輩から「ランニングは歯磨きと同じ。毎日続けることが大事だよ」と教えてもらったんです。だから1〜2kmしか走らない時もありますけど、とにかく続けることを意識しています。

―この暑さの中では、どんな工夫をされていますか。

伊藤さん:走るのは決まって朝か夜ですね。昼間はさすがに走りません。仕事が終わったあと、お店から家まで走って帰ることもあります。


―では伊藤さんが着用されているメンズ・タイダル・スレッズ・キャンプ・シャツについて、選ばれたポイントを教えてください。

伊藤さん:オーガニックコットン100%のこのシャツは、とにかく軽量でとても風通しがよく、暑い夏もとても重宝しています。無地のアロハシャツというのも、少しレア感があって気に入っています!

夏を“乗り越える”ではなく、
“適応する”。

日々、アクティビティを楽しむスタッフ3人に広報担当のロジャースさんが加わり、「Hot Weather Essentials」について語ってもらった。

―今回の「Hot Weather Essentials」とは改めて、どんなコレクションなのでしょうか?

ロジャース通子さん(以下、ロジャースさん):近年は川や海などのアウトドアだけでなく、街中でも猛暑が当たり前。連日、熱中症警戒アラートなども発令され、行動そのものを変えなければならないほどの暑さになっています。

しかし、そんな時代を生きる若い人たちには、我慢するのではなく、熱中症に気をつけつつも、変化した環境に適応して遊び続けてほしい。「Hot Weather Essentials」は、そんな考えから生まれたコレクションです。


長く使うことも、“適応”のひとつ

―スタッフの皆さんは、服を長く使うために意識していることはありますか?

芝田さん:僕は自分が服を買うとき、「洗い方」に注目しています。洗濯の仕方ひとつで服の寿命はかなり変わるんです。例えば脱水も、おしゃれ着モードにするだけで生地への負担を随分と減らせる。設定を少し変えるだけで、長く着られるようになりますし、それが結果的に環境負荷を減らすことにもつながればと思うので、お客さまとの会話の中でも可能な範囲でそこを伝えるようにしています。

―伊藤さんは、パタゴニアへ入社して2年が経つそうですが、服への向き合い方は変わりましたか。

伊藤さん:はい、「服が好き」という気持ちだけでなく、今は、「どう作られているのか」「どんな素材なのか」という背景まで考えるようになりました。ですから店頭でも、製品説明だけでなく、「どういう考え方で作られているのか」というストーリーも、尋ねられたらお話しするようにしています。最近は、若い世代のお客さまもそんな話に興味を持つ方が増えているように感じています。

製品もスタッフも“メッセンジャー”

―製品だけではなく、その背景まで伝えているんですね。

ロジャースさん:私たちにとって製品は、単なる服ではありません。ストーリーを伝えながら、どう使えばもっとパフォーマンスが高められ、長く着てもらうためにはどう取り扱えばいいのか。そこまで含めて製品を届けています。だから製品もそれを手渡すスタッフも、自然を守るためのメッセンジャーだと思っています。

―最後に、読者の方々へメッセージをお願い致します。

ロジャースさん:気候も地球も、本来は揺らぐものです。でも、人間の活動によって、その変化が急激になってしまっているのも事実。だから少しだけ生活を見直して、できるところは適応していく。その中で、本当に必要なものを選び、長く使う。その小さな積み重ねが、未来につながっていくんじゃないかなと思っています。

製品を通して「今年の夏をどう乗り切るか」だけではなく、「これからの時代に、どう自然と関わり続けるか」を考えるきっかけにもなるとうれしいです。

パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎 スタッフ

堀越映斗 さん

2012年に神田店スタッフとして入社。フライフィッシングをはじめとする様々なジャンルの釣りに没頭する傍ら、各地で開催される祭りに参加し神輿を担ぐお祭り男。

パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎 スタッフ

芝田 登 さん

大学卒業後、渡米。シアトルの貿易会社やTNF直営店にて数年勤務。帰国後ラルフローレンRLXの販売担当。2017年パタゴニア入社。ソロキャンプ、ヘリスノーボーディング、自転車ツーリングや山遊びが大好き男。

パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎 スタッフ

伊藤聡介 さん

アパレル店を数社経験後、2024年にパタゴニアへ入社。大崎店勤務。 「幼少期よりサッカーをこよなく愛し、ランニングを趣味としていました。パタゴニア入社後トレランを経験し、あまりの気持ちよさにハマってしまい、現在もロード、トレラン共に楽しんでます!」

パタゴニア日本支社 PR&コミュニケーションズ

ロジャース通子 さん

幼少のころからガールスカウトでアウトドアを経験。留学先のオースラリアで環境マーチに参加して以来、自然環境を守る活動を始める。好きなアウトドアスポーツはスキーとアウトリガーカヌー。最近は自宅の屋上菜園で20種類の野菜をオーガニックで育てている。

問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/
 

Photos:Yoshiko Kojima Text:Wakako Matsukura

松倉和華子

松倉和華子

エディター

女の子テーマからアウトドア記事まで幅広く執筆。

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