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ミツメインタビュー。新アルバムには、リモート下の今だからこその物語が

ミツメインタビュー。新アルバムには、リモート下の今だからこその物語が

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MUSIC

MITSUME

ミツメ

[写真左から]nakayaan、須田洋次郎、川辺素、大竹雅生。2009年に東京にて結成、11年に初アルバム『mitsume』を発表する。最新アルバムは、STUTSとの共演曲がボーナストラックとして加わり、さらに収録全曲のインストが収録されたディスク付きの2枚組。インストではより4人それぞれの個性を感じられるはずだ。

「曲ごとに異なる物語がある、短編集のようなアルバム」

流行に流されることなく、日々の移ろいを丁寧に音楽にしているバンド、ミツメ。デビュー作をリリースしてから10年、作品を発表するごとに評価が高まり、今やアジア地域でも支持されるほどになった彼ら。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で思いどおりの活動ができない状況になった。

「前作をリリースしてから1年は、かなりのライヴの数をこなして、充実した活動ができていましたし、またこの10年間、スタジオに入らなかった月はなかったのに、それができない環境にもなりましたね」(nakayaan)

制限された環境の中でも、彼らはコンスタントに配信シングルをリリース、また初のリミックス曲(tofubeatsによる)を発表したりと、精力的に活動。そしてここに完成した通算6作目のアルバム『Ⅵ』は、ミツメの現在を多角的に表現できたと語る。

「ここ最近の作品は、全員でスタジオにこもって、集中して制作していたんですけど、今回はリモートでやりとりしながら完成させた楽曲が多くなったぶん、作業期間も長くなった。結果、アルバム全体にテーマがひとつ通っているというよりは、楽曲それぞれが短編のように異なる物語を形成している印象の作品になりました」(川辺)

リモートで作業することが多くなったぶん、4人それぞれのこだわりが反映された楽曲が多いという。

「みんなとパソコンに向かってアレンジすると、どうしても出せないというか伝わりにくい音が出てくるんです。でもひとりで作業することで、細かい音も混ぜることができたのかなって。4人で集まって作ることで生まれる面白い音楽もあるけど、個々での作業は新鮮でしたし、今後の選択肢にもなる気がしました」(須田)

結果、心を弾ませるアップテンポの楽曲から、美しいメロディの余韻を味わえるものまで、どの楽曲にも4人それぞれの個性、ハイライトがちりばめられている印象の仕上がりだ。

「今回は時間もたっぷりあったので、あらためて自分のギターと向き合うというか、いろいろなことを試すことができたのが大きかったですね」(大竹)

「またボーナストラックにはSTUTSとの共演曲が収録されているんですけど、実は彼とは小学生時代からの知り合いでして。彼との共演というか、他のミュージシャンと楽曲を作ることが刺激的でしたね」(nakayaan)

どんな状況でも進化をやめない彼らの音楽姿勢に、刺激を受けるはず。

「前作はシビアな雰囲気を落とし込みたいと思ったけど、こういう事態なのでポジティブにいきたいなと。それが表現されたアルバムになったのかなって思います」(川辺)

「僕は心細さを感じたけど…」(大竹)

「意思統一をさせていないのが、このバンドの面白いところのひとつなのかもしれませんね(笑)」(川辺)

 


「3月、別れの曲」SELECTION

「サン・トワ・マミー」
RCサクセション/川辺さん

「スウィートネス」
イエス/nakayaanさん

「All This Crazy Gift of Time」
ケヴィン・エアーズ/須田さん

「Bye And Bye」
ヘロン/大竹さん

「別れの曲で真っ先に浮かんだのがこの曲。忌野清志郎さんの独特な歌声は、自分には出せないなって」(川辺)。「映画『バッファロー’66』のサントラで聴いたんですけど、せつなくもハッピーになれる」(nakayaan)。「とても哲学的な歌詞。別れの意味を考えさせてくれます」(須田)。「木漏れ日の下で聴いているような気分にさせる、この季節にふさわしい楽曲だと思います」(大竹)

 

『Ⅵ(シックス)』



(mitsume) 3月24日発売

Photo:Kyouhei Yamamoto Interview & Text:Takahisa Matsunaga

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