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洋平'sノンノ
黒い服が猫の毛だらけ

黒い服が猫の毛だらけ

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 今年初めに「そろそろ免許取って車を買うかなー」とか言っていたのにまさか猫を飼うことになるとは。きっかけみたいなのは特になかったのですが、ふとしたときに「なんか猫飼いたいな」とよく思うようになり。日に日にその思いが募っていきました。

 そしてタイミングを見計らったかのようにとある人から里親募集の連絡が入り、これはもしかしたら「飼えってことか?」と運命めいたものを感じました。幸い、近くに家族も住んでいるし、ペットホテルもあるのでツアーなどで家を空けるときも問題はない。「猫欲」は日に日に倍増し、リハでスピッツの『猫になりたい』を「猫を飼いた〜い」と替え歌するぐらいまでに育っていきました(マサムネさん、すいません)。夏のスタジアムライヴが終わり、居ても立ってもいられずその翌日から引き取ることにしました。

 知り合いに紹介してもらった保護施設。そこから送られてきた一匹の猫の写真が2年前に亡くなった実家の猫“ミルク”に似ており(憎たらしそうなところも)その子に決めました。ミルク(牛乳)の妹ということで名をソイ(豆乳)に決めました。浅草の野良猫だったそうで、拾われたときはノミだらけ、泥だらけだったそうです。とにもかくにもその日からソイとの二人暮らしが始まりました。

 

 ソイと暮らし始めて1か月がたちましたが、猫と二人暮らす恐ろしさをひしひしと感じています。子猫の朝は早い。早朝4~5時にひとり大運動会が始まる。私の就寝時間がだいたい夜中の2~3時なのだが、ようやく眠りについたところでドンガラガッシャン…との夢の奥から聞こえ始める。そして体の様々の部位を噛まれ、引っ掻かれ現実の世界に引き戻される。

 保護施設の人から「キジトラは暴れん坊です。覚悟してくださいね」と忠告されていたが、ここまでとは…。というわけで毎朝半目の状態で猫じゃらしで猫をあやす日々。小一時間もすると飽きて眠そうな顔になる。そのタイミングで一緒にベッドに入る。そのときの甘えっぷりがたまらないから何をされても結局は許せてしまう。

 こうして文字を打っているときも、キーボードに乗ってきたり、書類やティッシュをボロボロにしたり、ギターを倒したり、ソファで爪とぎをしたり。基本的に起きているときは常にイタズラ心を忘れない。ある意味サービス精神旺盛な芸達者である。イラッとすることも多いが、真剣なまなざしでイタズラに情熱を注ぐその姿は不思議と凛々しい。気づかされることもある。何げない生活音でも子猫にとってはすべてが新鮮なのだろう。ちょっとした物音にも耳をそばだてる。それに合わせて自分も耳をそばだてると新鮮に聞こえる。空気清浄機の音。近所の工事の音。自分の足音。耳がよくなった気もする。

 そして自分の母性というか父性が多少なりともあることに気づく。ソファや洗濯機の下に手を突っ込んで「ソイちゃあん、出てきまちょうね〜」と、自然に赤ちゃん言葉を使ってしまう。不便なことは増えたが、日常が楽しくなった気がする。ソイが来る前の生活が思い出せない。猫の餌やウンチのにおいがしない自分の家がどんなだったかも忘れてしまった。

 
 ペットを飼うことは人間のエゴだと思う。でもそれ以上に生き物同士、一緒にいたいなとシンプルに思う。しっかり育てようと思うし、幸せにしてあげたい。でも飼う、というより共存するというほうがしっくりくる。これも何かの縁なのでよかったらおつき合いください、という思いで住んでもらっている。まだフミフミはされていないけど、ゆっくり仲を深めていきたい所存です。

p.s.
アルバム制作佳境。作詞中ですが猫の手も借りたい。

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