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学歴がなくてもお金持ちになれる! #長谷川ミラさんと話してみた[格差編]

学歴がなくてもお金持ちになれる! #長谷川ミラさんと話してみた[格差編]

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人種差別、ジェンダーギャップ、SDGs……これからの時代を担う僕らZ世代はどう考えて何をすべき? 社会問題に詳しい長谷川ミラさんと、リアルな意見を語り合ってみた。

格差はいつか埋められる?

コロナ禍で拡大する収入格差がZ世代の働き方に影響してる!? 楽しさや高収入よりも安定を要する状況は今後変わる! とポジティブなメッセージが。

 

樋之津 新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本がいかに格差社会であるかが浮き彫りになりましたよね。日常生活であまり感じたことがなかったので、印象的でした。

岩上 ずっと、“日本は中流階級がマジョリティ”といわれていたもんね。自分もそこに当てはまると思ってきたし。

長谷川 収入って、住む地域や通う学校にダイレクトに反映されるもの。同じ生活圏内で暮らす人は自分と似た境遇の場合が多いから、格差を肌で感じる機会ってあまりない。

樋之津 ある意味、危機感を覚えるいいきっかけになったのかもしれません。

岩上 去年、芸の肥やしのために、派遣でいろんなバイトに挑戦したんだけど。改めて、社会にはいろんな状況下で暮らしている人がいるんだなと学んだ。

会社のためじゃなくて
自分のために働く!
がZ世代の特徴なのかも


長谷川 近年、若者がどんどん安定志向になっている理由のひとつともとれる。それも大企業、終身雇用、高収入とかじゃなく、ストレスフリーで休みが多いことを重視する人が多いって。

岩上 自分は芸能の仕事を選んでいる時点で意識がまた違うけど、地元の友達とかは、目標を掲げてがむしゃらに働く! というヤツは少ないかも。ちょうど社会人2年目の年なんだけど、“社風と合わない”“仕事量が多い”と感じた人は早々と会社に見切りをつけて、転職活動をしてる。

長谷川 最近、転職する人が本当に多いよね!

樋之津 企業戦士と呼ばれていた世代とは、感覚がまったく違いますね。

長谷川 Z世代で“会社のために”って意識を持って働いてる人、ほとんどいないんじゃないかな? 仕事は好きでも、有休はしっかり消費して、プライベートをないがしろにしない。

岩上 ある意味、両親が反面教師になっているのかも。自分を犠牲にして働いても、会社や社会は守ってくれない。だから自分の身は自分で守る! と。

長谷川 そうだね。ニューヨークでも、金融系企業の新入社員が勤務時間の長さを訴えて、出社をボイコットしてた。金融系=オーバーワークが当然だと考えられていたし、これまで誰も正そうとしてこなかったから。時代の変化を感じたな。

岩上 自分のために働いて、権利はちゃんと主張するのがZ世代の特徴かもね。


樋之津 先日、高校時代の部活の顧問から、ボウズにすることを拒否する学生が増えたと聞いたんです。権利の主張を恐れない風潮は、確実に強まっている気がします。

長谷川 すばらしい! 私も学生時代、バレーボールの強豪チームに所属していて。先輩と目を合わせちゃいけない、後輩は意見しちゃダメ、っていう理不尽なルールの多さにげんなりした。自分の代が最年長になったとき、まるっと変えたもん(笑)。

岩上 去年問題になったツーブロック禁止や黒染め強要などのブラック校則を含め、学校や部活は意味のないルールが多すぎる!

樋之津 逆に、これまで何十年も議論されてこなかったことが不思議ですよね。

長谷川 SNSの普及が大きいんじゃないかな。それまでは“悩んでいるのは自分だけ”と我慢していた人が、SNSを通じて同じ悩みを抱える人と出会えるようになった。共感が勇気につながり、“ひとりで戦うのは怖いけど、みんなと一緒なら戦いたい!”と行動する人が増えたんだと思う。

岩上 その論理、すごくしっくりくる。新しい意識を持つZ世代が大人になったとき、日本の格差問題はどうなっているんだろう。

日本は学歴がなくても
お金持ちになれる
世界でも珍しい国!


長谷川 私が感じる日本のいいところのひとつに、学歴が重要視されないことがあるの。海外ではあらゆる機関で卒業証書の提出が求められて、出身大学のレベルがその後の生活すべてに影響する国も珍しくない。

樋之津 シビアですね……。

長谷川 その点、日本はローンを組んだり家を借りたりするのに欠かせないのが、肩書。稼ぎの多い自営業よりも名の通った会社員のほうが、社会的地位が高いんです。でも“大企業が絶対”という考えがくずれつつある今、肩書の重要性もなくなる可能性が出てきた。さらに学歴も関係ないとなれば、もっと自由に人生を選択できる気がしない!?

岩上 本当だね。失敗を恐れずに済む。

長谷川 敗者復活戦に挑むチャンスがあれば、好きなことにいくらでもチャレンジできる。そんなポジティブなマインドが、どんどん広がるといいな。

 

Z世代のスピーカー
モデル 長谷川ミラさん

1997年7月7日生まれ、東京都出身。2017年、『テラスハウス』ハワイ編に出演。現在はラジオ番組『START LINE』(J-WAVE・毎週金曜16:30〜)のナビゲーターを務めるほか、『サンデー・ジャポン』(TBS系・毎週日曜9:54〜)に不定期出演中。SNS&YouTubeチャンネルで環境保護や社会問題を取り上げ、同年代から絶大な支持を誇る。


3人の衣装には、サステイナビリティに考慮したアイテムが多数。
[ミラさん]ビスチェ¥21,450・トップス¥47,850・パンツ¥38,500(すべてYanYan)/LYDIA イヤーカフ¥18,700・ネックレス¥110,000(ともにSARARTH)/サラース カスタマーサポート [岩上]Tシャツ¥4,730・ロンT¥5,830/ブリング エビス [樋之津]シャツ¥2,499/H&M カスタマーサービス Tシャツ/スタイリスト私物

Photos:Yuki Kato(model) Hair & Make-up:Naoko Matsuoka Stylist:FUKAMI(for Ms. Mila Hasegawa) Atsuo Izumi(for Hinotsu, Iwakami) Models:Rintaro Hinotsu Shunya Iwakami[Both are MEN’S NON-NO models] Illustration:Midori Komatsu Composition & Text:Ayano Nakanishi

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