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漫画家・板垣恵介さんから20代のキミへ。自分の才能がわからないなら「他人の褒め言葉をキャッチする」。

漫画家・板垣恵介さんから20代のキミへ。自分の才能がわからないなら「他人の褒め言葉をキャッチする」。

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混乱と制限が続く社会で、多くの人が抱く「僕らの人生、どうなるんだ?」という問い。だが、人生のレールは1本じゃない! それを体現する先輩にロングインタビュー。20代を振り返りながら、試練、悩み、不安を乗り越える極意を聞いた。

  

漫画家
板垣恵介さん

Profile

いたがき・けいすけ●1957年4月4日生まれ、北海道出身。1989年、『メイキャッパー』で漫画家デビュー。1991年、『週刊少年チャンピオン』で『グラップラー刃牙』の連載が開始。シリーズ化し、『バキ』『範馬刃牙』『刃牙道』を経て、現在『バキ道』を連載中。

“地上最強”をめざして自衛隊に入隊!

「俺は幼稚だったんだ。最強の武術家になるんだ!って、19歳にもなって本気で考えていたから」

1991年、34歳のときに連載が始まった『刃牙』シリーズは今年、30周年を迎えた。“地上最強”をめざす者たちの死闘を描く板垣恵介氏は、かつて自ら、“地上最強”をめざしていたのだ。

「空手家の大山倍達さんに憧れていてね。“人間界で修行しているうちは、しょせん人間技で終わる!”という彼の言葉をうのみにして、丸1か月、山ごもりを実行したんだ。高校卒業後は、その傍らアルバイトをしていたんだけど、昼休みの筋トレ中に先輩から“そんな暇があったら商品を覚えろ”と怒られて。休憩中に体を鍛えて褒められる職場はないか、と思い至ったのが自衛隊だったんだ」

教育期間にトップレベルの成績を残し、自衛隊屈指の精鋭部隊である第1空挺(くうてい)団に入隊。念願かなって喜んでいたのもつかの間、ハタチにして人生最大の挫折を味わうことに。

「夜中に先輩から呼び出され、1時間ぶっ通しで腕立てをさせられるなんてことが日常茶飯事だった。極めつきは富士山麓での訓練。真夏に戦闘服を着て、30㎏の荷物を担ぎながら100㎞歩く。体力には相当自信があったけど、たった100mで全身が汗で水没。ショックだった。この訓練のつらさに比べたら、漫画家としての修羅場なんて屁でもない(笑)。理不尽を実感する意味で、この上ない経験だったよ」

約5年間の隊員時代にはボクシングを始め、国民体育大会にも出場。そこでも“上には上がいる”ことを痛感し、別の生き方を模索する。

「影響を受けたのは、21歳のときに読んだ永ちゃん(矢沢永吉)の自伝、『成りあがり』。“近所のタバコ屋まで、キャデラックに乗ってハイライトを買いに行けるような男になりたい”という言葉にうなった。“大金を稼げる”俺の才能は何だ? と考えたとき、絵だと直感した。3歳から欠かさず描き続けるほど好きだったし、何よりも、よく褒められていたからね。漫画家になるために24歳で退職する際、後輩に“偉くなって永ちゃんと対談してみせる”って宣言したんだ。ちょうど15年後に対談が実現したときは、誇らしかったなぁ」

人はみんな、何かしらの天才。
才能に気づけるかどうかが
成功の分かれ道なんだ。

独学で描き始めるも鳴かず飛ばずの日々が5年続き、小池一夫氏が主宰する劇画村塾に入塾。そこで「漫画の方程式」を学ぶとメキメキ頭角を現し、わずか2年後に『メイキャッパー』でデビューする。

「不遇の時代があってこそ村塾で成長できたわけだけど、よく精神的に耐えられたな、とは思うね。先行きが見えないことほどの不安はないもん。だから塾頭の秘書に、“すごく期待されているよ”と知らされたときは、天にも昇る心地だった。成功を確信して、やっと人生の地図を手に入れた気がしたよ。俺は、自分の才能に気づいた。人はみんな、何かしらの才能に恵まれたはずなのに、そこへは目を向けず、手堅い人生を選びがち。これから自分の才能を探すなら、他人からの褒め言葉を意識的にキャッチするといい。褒められるってことは、他人にできないことができてる証なんだ。あとはなりたい自分の姿を強くイメージして、あの手この手で努力を楽しむ! 流れ星が消えるまでに願い事をするとかなうって迷信は、本当だと思うよ。わずかな一瞬に思い浮かぶくらい真剣に願い続けているなら、チャンスを絶対に見逃さないから」

Photos:Takahiro Idenoshita Composition & Text:Ayano Nakanishi

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