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20歳になったらお酒は飲めるようになるけれど、誰かが飲み方を教えてくれるわけじゃない。お酒初心者の僕たちが、まず知っておきたいこととは?お酒と仲良くなるための、お酒ビギナーに向けた本連載。今回のテーマは「ワイン」。
ワインと仲良くなってみ隊!

「ワインを嗜んでいる大人に憧れるけれど、難しいイメージがあってなかなか踏み出せません…」。そう語るのはお酒初心者メンズノンノモデル 稲井孝太朗。一歩踏み出すべく訪れたのは、2023年5月にオープンした『SHOPPE(ショップ)』。1杯800円からワインを角打ちで楽しめるお店のコンセプトは「新しいけど懐かしさのあるコンビニエンスストア」。今回はなんと、こちらのオーナーであり建築家、そしてワイン通の顔も持つクマタイチさんを講師にお迎えし、ワインビギナー稲井が徹底質問!知っておきたい基礎知識や、楽しみ方を教えてもらった。
教えてくれたのは…
教わったのは…
知っておきたい「ワイン」のコト①

行きつけのお店ができると、
ワインとの距離がグッと縮まります。
稲井孝太朗(以下、稲井):本日はよろしくお願いします!早速ですが、クマさんがワインを好きになったきっかけを教えてください。
クマタイチさん(以下、クマさん):実は20歳になったばかりの頃はそのおいしさにはピンときていませんでした(笑)。きっかけは、たまたま入った近所のお店が、ワインを楽しめるビストロだったこと。そこのシェフと気が合って通うようになり、ワインのことを色々教えてもらえたんです。
稲井:ワインのことを学んでいくうちに、おいしさが分かるようになりましたか?
クマさん:おいしさが分かるようになってきたのはもちろんですが、深掘りすると楽しいことに気付きました。赤、白、オレンジ、ロゼ…とぶどうの種類だけでたくさんあるし、生産地によって味も香りも全然違う。僕は学生時代ドイツに留学していたのですが、ヨーロッパでは日本以上に親しまれているお酒なので、ワインの話題を出すとどんどん話に花が咲くんですよ。海を越えても、ワインがあれば盛り上がる。そんな奥深さにも惹かれていきましたね。
稲井:なるほど。その奥深さに気づけたことも含めて、まず最初の一歩は「気軽に通える行きつけのワイン店を見つける」ことなのですね。
クマさん:そうですね。まずはあまり先入観を持たず、色んなお店に足を運んでみてほしいです。また、ここ「SHOPPE」のようにカウンターで気軽に1杯楽しめるお店から始めるのもオススメですよ。初心者の方も大歓迎なので、カフェ感覚で立ち寄って、分からないことがあれば気軽に何でも聞いてみてください。
知っておきたい「ワイン」のコト②

覚えておくと役に立つのは
「生産地」と「ぶどうの品種」
稲井:ワインを飲むとき、覚えておいたほうがいいことはありますか?
クマさん:自分好みのワインがどのようなものなのか知るためには、とにかく様々な種類を飲んでいくしかありません。その中でまず覚えておいたほうがいいのは[生産地]と[ぶどうの品種]。エチケット(ワインのラベル)を見てこれを記憶しておくと、味の比較がしやすくなると思います
稲井:「このワインの産地は〇〇(国、地名)、ぶどうは△△」と覚えておくのですね。先ほどのお話にもありましたが、生産地とぶどうの種類は、ワインの味の違いに大きく影響するということを初めて知りました。
クマさん:古くからワインの生産地として有名なのはフランスやイタリアなどのEU諸国ですね。また近年は、アメリカやオーストラリア、日本でもワインの生産が盛んになっています。気候も栽培方法も異なる各国のワイン。その味を飲み比べるときっと楽しいですよ。
知っておきたい「ワイン」のコト③

「注ぎすぎない」と「傾けない」
稲井:実際にお店でワインを飲む時、気をつけたほうが良いことはありますか?
クマさん:まず一つ目は「注ぎすぎない」こと。ワインは空気に触れると味が変わってしまう繊細なお酒。また、ぬるくなってしまうとさらに美味しさが失われるので、時間をかけずに飲みきれる量を注ぐのがエレガントです。二つ目は「傾けない」こと。お店の方がボトルからワインを注いでいる時は、グラスは傾けない方が親切です。傾けるとグラスにどのくらい注いだか分からず、量が多くなってしまう恐れがあるからです!
稲井:ビールや日本酒の時の感覚で、注いでもらうときは傾けたほうがいいのかと思っていました。空気に触れると味が変わるということも知りませんでした…。
クマさん:ワインボトルは基本750ml。大勢でワイワイ楽しみたい時に、シェアしてちょうどいい量!他に難しいルールは無いので、友達や家族を誘って楽しみましょう!
知っておきたい「ワイン」のコト④

「アペロ」でワインがもっと楽しくなる!
稲井:クマさんオススメのワインの楽しみ方は他にもありますか?
クマさん:フランス人は夕方になると友人や同僚を誘って「アペロしない?」と言うのですが、どのような意味か知っていますか?
稲井:「一緒にごはん食べよう」でしょうか。
クマさん:惜しい!フランス人は夕食の時間が遅めなので、その前に軽くワインを飲んで肩の力を抜き、食欲を刺激するのです。このことを「アペロする」と言うんですよ。
稲井:どことなく「昼からビール!」に近いものを感じますね(笑)。
クマさん:飲み過ぎは注意ですが、僕は空腹時の方がワインの味がより研ぎ澄まされて美味しく感じます。日が暮れる前に飲むのも楽しいし、アペロタイムはオススメです。
稲井:ゆっくり話したり、おいしく食べたり、大切な人と集まったり…そういった時間の中心にワインがあるように感じました。永く愛され続ける理由がわかった気がします。
ワインをもっと身近に楽しんでみよう

ワインの超基本を学べたところで、次は実際に気になったワインを飲んでみることに。エチケットを見て直感で選んだり、クマさんのオススメに挑戦してみたり…。
気になる続きは後編にて公開。お楽しみに!
Illustrations:Oto Hayakawa Photos:Kaho Yanagi Model:Kotaro Inai [MEN’S NON-NO model]Composition&Text:Risa Kawamoto
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お酒と仲良くなってみ隊!





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