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女子の蛙化現象、僕らにできる対策はあるのか? 「すぐ冷められる」の予防法&対処法

女子の蛙化現象、僕らにできる対策はあるのか? 「すぐ冷められる」の予防法&対処法

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前回では女子の蛙化現象や恋愛即冷めのエピソードを紹介した。生きているだけで振られる理不尽すぎる話から、「そりゃ振られるわ」な失敗談までたくさんの理由があった。

今回は、その中で「ちょっと理不尽だけど、なんとか防げそう」なものに注目。大失敗をしたわけではないが、恋愛を進めるスピードに気を配れていなかったり、いきなり人間味を丸出しにしてしまうことで冷められてしまうようなパターンだ。ここの冷めを食い止められれば、長く付き合える可能性は上がるはず……!

そこで、冷めさせないための手段を探るべく、またも女子たちに様々な質問をし、アドバイスをもらった。

   

恋が突然冷める理由は
「相手を理想化してしまっていた」
「好きじゃなくて推しだった」

まず、付き合ってすぐの蛙化&恋冷め経験者に、その理由を聞いてみる。

「相手の本当の部分を良く観察しないまま関係性が進展してしまうと、意外なギャップを見つけて驚いてしまうんだと思う。片思いをしているときは自分も舞い上がってしまっていて、相手を冷静に見られないので……」(会社員)

「片思いしている期間は、心の中に彼の理想像を描いてしまう。付き合うとそれを大幅に裏切られるから冷める」(会社員)

付き合う前に描かれた理想像は本人よりかなり美化されているのが常。付き合って一緒に過ごすようになると、見えていなかった部分を知ってしまうことになる。その中には想像と違う部分や欠点もあり、「こんな人だと思わなかった」と冷めてしまうよう。

また、「好き」という気持ちが恋由来でないことに付き合ってから気づくパターンも。

「推しへの“かっこいい!”を恋だと勘違いしてしまった。かっこよくない部分が全く想像できておらず、付き合ってからのかっこよくない行動に、脳が追いつかなかった」(公務員)

「恋愛的な好きではなく、推し的な好きだったから。雲の上の人だと思っていたのに、付き合ったら身近になってしまい、冷めてしまったのだと感じています」(教員)

見守って愛でていたい、遠くから応援していたいのが“推し”。学校や職場でも推し的な存在を作る人は多数。その気持ちと恋を混同してしまう人もいる。 付き合ってしまうとその身近さに“この人とこんな関係になりたいんじゃなかった!”、“遠くから見てるだけが楽しかった!”と思い、冷めてしまうらしい。なんて悲しい……!!


突然の冷めが起きにくい女子は
「理想と違うことはある」
という前提で恋している

突然冷めてしまうことがない女子は少数派だが、いる。しかしそれは、完璧な相手を選ぶから失望しない……というわけではなさそうだ。前回のアンケートで「私は蛙化も即冷めもしたことがない」と答えた37%の女子にその理由を聞いてみた。何かヒントになるかもしれない。

イラスト1
こんな風にずっとラブラブでいられたらいいもの。

「何をしても、例え変なことをしてても、一度好きになった気持ちは変わらないからです」(会社員)

「そんなに相手を理想化していないからかなと思います」(学生)

数少ない冷めない派の回答はこの2パターン。大好きだから多少変でもひるまない!という人と、相手が現実にいる人間で当然欠点もあるという前提でお付き合いを始めている人。どちらにせよ、「欠点上等!」という気持ちで付き合い始めてくれる人が冷めにくいということだ。

    

少数派だが存在する!
恋が即冷めしない女子の3タイプ

イラスト2
たとえば待ち合わせ場所で大手を振っていたり……相手のちょっとした残念な行動も愛せる人は強い。

恋が即冷めしない女子①
「残念さを可愛いと思う沼にハマってる」

冷めて別れるとまでは行かなくても、彼氏のちょっと残念な行動を見かけてしまうこともある。そんなとき、「まいっか」とあまり気にせず付き合い続ける女子は、ちょい冷めをどうやって乗り越えている?

「好きな人なら、ちょっとした残念な行動くらいならむしろ可愛く思えるので、乗り越えるまでもない!笑」(会社員)

「残念なところほど愛おしいと感じてしまう(笑)」(会社員)

「外見ではなく、行動や仕草などを何でもかわいい(愛しい、尊いに近い)と思ってしまうほど好きになったら、冷めることはありません」(事務職)

“彼氏をかわいいと思ったら沼”とは女性の恋愛トークでよく出るフレーズ。かわいいと思われていれば、だいたいのことは大目に見てもらえる!?

    

恋が即冷めしない女子②
「嫌だとちゃんと言葉で伝えてくれる」

「残念と思ったら、本人に言うようにしています!」(会社員)

「自分がされて嫌な行動だったら、“これは嫌だったな〜”と相手に伝えます」(学生)

しっかり向き合って言葉にしてくれる人もお付き合い継続するタイプ。

前回でいきなり冷める女子は「デートの頻度を減らす」「LINEを無視する」「理由はごまかす」と答える人が多く、相手と向き合わずに一方的に別れに向かう人が多かった印象だ。 一方で、恋心をキープしてくれる女子は、はっきり言ってくれる人。ネガティブなことも最初からきちんと言ってくれる相手は、長くお付き合いできるパートナーになりそう。

    

恋が即冷めしない女子③
「期待しすぎないように気をつけている」

「期待のし過ぎは絶対ダメ! 自分だって相手の求めてることに対して、大して応えられていないんだから、相手に求めすぎるのは良くない。理想と違う部分を見ても、新しい一面が見られた!くらいの余裕が大切かと」(看護師)

「期待しすぎない。世の中にはいろいろな人がいるということを理解していれば、そんなかんたんに嫌にならないと思う」(看護師)

期待しすぎるから、ギャップで冷める。「相手も人間、私の思い通りの人ではない」ということを認識しながら恋を楽しんでいる人は、即冷めしないよう。 また、このタイプはしっかり相手のことを見てから好きになるので、付き合う前から欠点も知ってくれているパターンが多い。こういう人を好きになって、お付き合いできると安心。


「冷められない」ために
僕らができる3つのこと

とはいえ、お付き合いする前に相手が冷めやすいタイプかどうかを見極めるのは難しい。 相手にとって、自分自身が「推し」や「理想」であったとしても、ずっと付き合ってほしい!だってこっちも好きになったんだから!
そんなときに、理想と現実のギャップで冷められないためにできることはあるのだろうか。

恋を冷めせないためにできること①
最低限のマナーを守りマイナスを生まない

イラスト3
こうしてたくさん電話をするのもひとつの方法。

「マナーやルール、言葉遣いなどの基本的なことをしっかりとする。」(学生)

「最低限、きつい下ネタを言わない(文字に残るLINEでは特に)、優柔不断すぎる行動は取らないこと」(事務職)

当たり前じゃん!と思った人へ。意外とこれができずに冷められてしまう男子がいるからこその忠告だそうです。付き合った瞬間に気が抜けて、最悪な部分が出てしまう男子が一定数いるということ。「そりゃそこがダメなら冷められるだろ」というところは、厳重に注意しておこう!

   

恋を冷めせないためにできること②
付き合う前に頑張り過ぎず、素を見せる

「付き合う前に相手を振り向かせたいと思うと必死で行動してしまいますが、特別すぎることはしない方が良いです。その後に現実が見えると、相手は冷めてしまうかも」(教員)

「カッコつけようとして、急にこれまでしなかったことをすることは避けた方がいいかも」(会社員)

「最初から残念な部分を知ってもらっておく」(フリーランス)

自分からハードルを上げに行くのはやめよう! 頑張って付き合えたとて、すぐ別れてしまっては何の意味もない。付き合う前にやっていいことは、付き合ってからも同じことができる!と思えることのみ。カッコつけすぎず、だめな部分も見せておけると、付き合った後安心。どうしても見せたくない悪いところは、変えられるようなことなら隠す前に潔く直そう。


恋を冷めせないためにできること③
相手が理想を高める隙を作らない

イラスト3
はしゃぎすぎて飲み物をこぼしたり、ダサいところを見ても笑って許してくれる相手だといいよね。

「毎日会ったり電話したりして、理想を高めさせないこと! 恋人が理想のパートナーを考える時間を減らし、素の自分を見せる時間を増やす。こうしてもらえていたら、少なくとも私は冷めなかったかなと思います!」(学生)

「自分はそれほど完璧ではないことを伝える!笑 理想が高くなっちゃうと、冷めに繋がりやすいので」(会社員)

とにかく理想を高めさせず、素の自分を見せてなじんでもらうことが重要だという意見。また、素の出し方については、

「素の姿は時間をかけて徐々に知っていきたい。一気に来ると脳が追いつかない」(会社員)

という声もあるので、いっぺんにさらけ出しすぎないこと!

    

本物の蛙化現象にはなすすべなし
「その子本人が変わらないと無理」

「自分のことを好きになられただけで、他に何の理由もなく気持ち悪くなってしまう」という本物の蛙化現象には、対策なしという声が多数。

「蛙化は生理的な反応な気がするので、避けようがないと思います」(会社員)

「できることはない。蛙化してしまう側が本当に自分のことを大切にできるまで、何をやっても裏目に出る。その人が自分で乗り越えるしかない」(自由業)

「蛙化されたら、その人とのご縁はなかったということでさよならして良いのでは」(事務職)

と、こちらが努力しても、付き合い続けることは難しいようだ。その理由は蛙化してしまう原因にある。

「冷めてしまうのは、自分に自信がないせいです。自分のことを気になる人は見る目がないと感じてしまうから。もしくはいつか冷められたときにどうしようと不安になるから」(会社員)

「蛙化しがちな私は、自分の自尊心を削りまくってしまう性格です。自分のことが大切じゃないから、こんなにダメな自分のことを好きな相手は趣味が悪いと思い、萎えてしまう」(自由業)

自己評価が低い→自分を評価する人はおかしい→自分を好きになる人は気持ち悪い、という流れだそう。これは、確かに蛙化する側がもう少し自信を持ってくれないと、お付き合い継続は難しそうだ。付き合ってから褒めまくり、相手の自己評価を上げようとしても「趣味悪い…気持ち悪い…」と思われとしたら、なすすべなし。 好意を返しただけで嫌われた場合は、自分を責めずに、「そういうタイプの人だったんだな」と切り替えることも大事! ネガティブになりすぎなくても大丈夫だ。

付き合ってすぐに冷められてしまうことは、一部のやらかしている人をのぞき、「相手の性格や恋愛観によって、何をどうしても一定の確率で起きてしまうこと」。それならば「ダメなら仕方なし」と割り切って、最低限できる対策だけしてのんびり行こう。 相手の期待通りの人間でいられるわけないでしょ! こっちも人間なんだから!

Text : Miki Higashi Illustrations : MAYUBONNE

東美希

東美希

ライター

読み物系の記事をよく書きます。恋愛、お仕事、メンタルヘルスなど。

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