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メンズノンノモデルとして活躍の場を広げてきた若林拓也が、6月号で卒業を迎える。けれどそれは終わりではなく、未来への一歩に違いない。新たな目標を持ってそれぞれの道を進む彼は、今何を思うのか。
TAKUYA WAKABAYASHI

シャツ¥48,400・パンツ¥246,400・ネクタイ¥14,300/ヨウジヤマモト プレスルーム
メンズノンノは、
きっといつまでも僕のホーム
もともと、メンズノンノを毎月買う愛読者だったという若林。周りにすすめられて受けたオーディションはまったく自信がなかったそうだが、見事2016年度のラボ シリーズ賞を勝ち取った。
「専属モデルになって、家族とか友達の反応がすごくうれしかった。自分には取りえがないと思ってたから、人に見てもらえる喜びに気づいて、『これだったのかな』と思うようになりました。でも最初は想像よりも体育会系で、ちょっと驚いた。例えば撮影でロケバスに乗っていざ出発というとき、みんなで運転手さんに『お願いします!』って言うのとか。改めて考えてみれば、すごく大事なことですよね。そのときも中田(圭祐)くんがとても大きな声で言っていたから、自分もそうしようと(笑)。先輩方の立ち居振る舞いから、この世界で仕事をするうえで大切なことを吸収していきました」

そんな器用に見える彼にも、実は人知れない努力があったようだ。
「当時は、一緒に仕事をする大人たちの心に少しでも残ってやろうと必死でした。誌面にたくさん出るためには、とにかく面白いヤツだと思ってもらわないと始まらない」
若林といえばノリがいい。そんなイメージは、いつでも場を盛り上げてくれる彼の振る舞いから生まれたのだろう。

今は映画やドラマをはじめ、俳優としての道もどんどん開拓している時期だ。では、自身にとっての〝俳優像〟とは?
「メンズノンノモデルは常にかっこいいのが一番の正解だと思っていました。けれど、俳優はただかっこいいだけじゃ務まらない。素の自分をどれだけさらせるかなんです。そういう意味での人としての面白さが、自分にはまだ足りないと痛感しています。でも同時に、現場で感じるスリルが楽しくもある。最初からできる人なんていないから。いつか自分もビッグになってやる、っていう憧れがあります」
最後にメンズノンノについて聞くと、じっくりと言葉を選んでからこう答えた。
「人生を変えてくれた。夢であり原点です」

Photos:Teppei Hoshida Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Masashi Sho Model:Takuya Wakabayashi[MEN’S NON-NO model]
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