▼ WPの本文 ▼
基本性格
失敗を糧にして
大きく成長していく人
秦国王・嬴政の腹違いの弟。母が王族である自分こそが王にふさわしいと考え、反乱を起こすが失敗。だが幽閉されている間に人間的に大きく成長。兄に対して協力する姿勢をとるようになる。この成蟜タイプである井宿の「井」の字は、文字どおり井戸を表し、井戸の水を何度もくみ上げるような“反復”で進化し、成功する資質を秘めていることを表す。大きな失敗やつまずきがあっても、それが人生をよりよい方向に変える転機になるような出来事に一生に一度は遭遇するといわれる。それを可能にするのはシャープな頭脳と独特の分析力。論戦になれば誰にも負けないといわれるのも井宿。一度は敗れながら、復権し、兄との信頼関係をつないだ成蟜のように、キミには何があっても蘇る力が宿っている。
成蟜タイプってこんな人
トラブルで生き方を変える

兄王を追い落とす反乱に失敗した後、幽閉されて過ごすうちに成蟜は変わる。王族の誇りを守るために、憎んでいたはずの兄の政とも手を組むまでに成長。井宿は若いうちに、一度、ドン底に落ちるような経験をしたり、挫折を味わうとされるが、それで自分本来の生き方や本当に大事にすべきものや人など多くのことに気づき、その後の幸せと成功のきっかけになる。
ナイーブで寂しがり屋

朝廷内で、利己的でわがまま、人を人とも思わない残虐さを持ち高圧的に育った成蟜の振る舞いは、自分を認めろ! という”悲鳴”のようなものだったのかも。 彼のこまやかなやさしさは愛妻・瑠衣(るい)への行き届いた心遣いに表れている。本来の井宿は、ナイーブで寂しがり屋。繊細で傷つきやすい面もあるだけに、身内や心を許した相手には思い切り甘えるし、とても愛情深い。
クールな理論派

井宿は知的でクール。物事を理路整然と考え、筋を通して語り、対処することができる。成蟜も、兄の政の王としての姿勢と覚悟を知り、冷静な判断力でそれを認めた。ただ井宿は理詰めで相手を追い込むことがあり、正しいことを言っても恨まれたり、反発をくらいやすいので注意。また情報収集の能力はピカイチ。成蟜は幽閉中なのに有力者とつながりをつくっていた。
2022年後半の運勢
マイナスをプラスに変え
新たな“使命”を見つける
成功を引き寄せるパワーはピーク! 望んだ方向へと道が開けていく強運の年だ。本来、 自分が積み重ねてきたこと、その体験とデータ、結果を信じて進む慎重さと緻密な頭脳が持ち味の成蟜タイプだが、 不透明な社会の動きに翻弄され気味だった2021年は、これまでの自分の勝ちパターン以外のやり方も試したり、 周囲の助言や誘いを受け入れることもあったはず。 そこで広がった経験値を“武器”にして、 2022年は本気で新しい方向へと舵を切ることに。キミ自身は、まだはっきりとチェンジを求めていなくても、 新たな志や夢と同時に、それを支えてくれる人との出会いがあり、導かれるように一気に新しい扉を開くはずだ。初めは兄である嬴政に敵対し、反乱を起こすが失敗、幽閉されている間に大きく成長して兄と協力するようになった成蟜のように、キミも今後生きるべき場所や分野、果たすべき新たな“使命” などについて、 改めて考えるきっかけと時間を与えられる。そんな中で、これまでのマイナスをプラスに変えられる前向きな1年になるだろう。
キミの冷静な分析力と的確な情報処理能力がどんな分野でも評価され、仕事運は好調。隙のない計画と、社会・業界のことを長期的に考える志の高さを持てば、成功運はさらに大きく。愛にも結論が出そうな年。 成蟜と愛妻・瑠衣のように、深い思いで困難を乗り越え結ばれる二人もいれば、 生き方や好みの変化と共に、長く執着していた恋から自然に卒業することも。

データ派と経験派の努力家対決は
やっかいな勝負に
井宿も女宿も器用ではなく、コツコツと努力する点、細かなところに気がつく点は似ている。違うのは、井宿はよりデータや記録を重視し、女宿は経験や自分の実感を重視する点。またミスや失敗に対しては女宿のほうがシビアで根に持つので、その意味では井宿にもやっかいな相手。さらに女宿は権力志向、井宿は反権力の評論家タイプで、やはり反発しそうなふたりだ。
▲ WPの本文 ▲