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大ニュース!「パタゴニア」の名作フリースジャケット“レトロX”はどこが生まれ変わった? 服好き2人が試着&本音レビュー![patagonia]

大ニュース!「パタゴニア」の名作フリースジャケット“レトロX”はどこが生まれ変わった? 服好き2人が試着&本音レビュー![patagonia]

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スタイリストFとエディターYが、日々の業務の中で出会った気になる新作アイテムをピックアップする連載「人気ブランドの『新作買いたいリスト』」。第72回は「パタゴニア」の名作フリースジャケット=レトロXにフォーカス!

パタゴニアの名作フリースジャケット
メンズ・クラシック・レトロX・
ジャケット

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの展示会の様子

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケット
ジャケット(パタゴニア)¥37,400/パタゴニア日本支社カスタマーサービス

リニューアルして素材と製法が
革新的にアップデート!

ー編集Y
今シーズンの「パタゴニア」のニュースと言えば、名作フリースの“レトロX”のリニューアルは外せません。展示会でFさんと盛り上がりましたよね。

ースタイリストF
はい、定番名品として愛されている“レトロX”がどのように生まれ変わったのかが興味深くて、今回はピックアップしてみました。パタゴニアのアイコンとして長年親しまれているデザインや耐久性はそのままに、素材と製法に革新的なアップデートが加わったとのこと。詳しく見ていきましょう!

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットのサイドジップ

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの胸ポケット

ー編集Y
レトロXの代名詞でもある、ふわふわで抜群の肌触りを誇る6ミリ厚のパイル・フリース。こちらは元々、石油由来のバージンポリエステルだったそうですが、海洋の廃棄物から作られたリサイクル素材に置き換えることに成功したとのこと。プラスチック汚染の危機にさらされている沿岸部の共同体から供給されたオーシャンサイクルの認証済みの“リプリーブ・リサイクル・ポリエステル”という新素材だそうです。

ースタイリストF
開発までにかなりの苦労があったそうですが、地球環境を考えた製品作りを一貫して行っている「パタゴニア」ならではのアプローチにグッときました。2025年までに製品素材をすべて責任あるものにするという「パタゴニア」の目標実現の大きな一歩になったとのことです。今の時代性にあっていて共感できますよね。

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの裏地ナイロン

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの袖ゴム

ー編集Y
新素材でも、もこもこの気持ちよさが変わらないのはスゴイですね。実際に着てみると、ややゆとりのあるシルエットに変更されたことで、よりレイヤードをしやすくなった印象です。襟の内側までフリースが使われていて、首まわりもバッチリあたたかいのがうれしい!

ースタイリストF
絶妙なコントラストになっているフロントのポケットの形は、2000年代初期のデザインを踏襲。クラシカルなムードも旬度満点です。そして裏地はメッシュのイメージがありましたが、ナイロンに変更されていました。防風フィルムではなく、タフタ生地を使用しすることで、防風性を確保しています。

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットのジップコード

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの背中切り替え

ー編集Y
ウインドフラップやキュッとしまった袖口のおかげで、冷気をシャットダウンしてくれますよね。どのジップにもコードがついていて、機能的。グローブをつけていても開け閉めしやすくて、冬場はありがいたいです。

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの素材感寄り

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの裏地ナイロンの寄り

ースタイリストF
肩と腕の動きやすさをキープするYジョイントの袖など、ストレスフリーな着心地も魅力。インに厚手のニットなどをレイヤードしても、肩周りがもたつかないのがイイですよね。

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットのタグ

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットのネック周り

ー編集Y
ハンドウォーマーポケットには、サイクル・ポリエステル100%の起毛トリコットの裏地が施されています。ポケットの中まで暖かくて、弱点ナシです。さて、撮影現場にメンズノンノモデルの四坂亮翔がいたので、実際に着てもらいました(笑)。

実際に着用してみると
軽くて驚きの暖かさだった!

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用サイド
パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用バック

ー四坂
ナチュラルカラーとオリーブの配色がめちゃくちゃ可愛いです。着たときの丸みのあるシルエットが、抜群に今っぽいなと思いました。パッと見のボリュームはありますが、着心地は軽くてビックリ。動きやすいので、デイリーからアクティブなシーンまで幅広く対応してくれますね。かなり暖かくて、スタジオ内だとすぐに体がポカポカしてきました(笑)。


パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用ポケット
パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用裏地

パタゴニアの名作フリースジャケットのメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの着用サイドポケット

ースタイリストF
実際に袖を通すと、環境に配慮したモノづくりが生み出す卓越した機能性とタフさを実感しますよね。長く愛用して、ぜひ自分だけの経年変化を楽しんでみてください!

問い合わせ先】
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/

スタイリスト

F

スタイリスト歴15年。『メンズノンノウェブ』を始め、男性ファッションメディアで活躍。確かなリサーチ力で「お買い得」アイテムを提案する。犬好き。

メンズノンノモデル 四坂亮翔

メンズノンノモデル

四坂亮翔

2023年からメンズノンノ専属モデルに。現在3人いる岡山出身専属モデルの1人。古着やデザイナーズブランドをミックスした私服はオシャレと評判。

Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa

楊井

楊井

メンズノンノウェブ編集

メンズノンノウェブ副編集長。『メンズノンノ』編集部に20年近く在籍し、ファッションからタレント取材まで幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。

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