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スニーカー人気はまだまだ継続中だけど、メジャーブランドのモデルで差をつけるのは意外と大変。そこで、おしゃれな人がどう履いているかを徹底取材。第128回は美容師の後藤和弥さんが登場!
VANS
オーセンティック

後藤和弥さん/美容師
1966年、カリフォルニア・アナハイムの工場で誕生したヴァンズ最初のモデル「Style 44」。後に「オーセンティック」と呼ばれ、ブランドのルーツを象徴する存在となった。そのオリジナルの作りを忠実に再現したのが「アナハイムファクトリーコレクション」。現行のモデルとは一味違って、重厚なキャンバスやコットンシューレース、ヒールカウンターの4本ステッチなど当時のディテールを再現しつつ、履き心地は快適にアップデートされている。半世紀を超えてなお不動の人気を誇る、ヴァンズの原点にして定番の一足だ。

原点回帰! 古き良き
スケーターファッション
「スケーターだったときの自分を思い出すようなコーディネートにしました。パンツのサイズ感をひとまわり小さくし、キャップにサングラスを合わせるなど、周りとは違う少し大人な雰囲気を出すことを意識しています」。


「2019年にスタートした日本発の眼鏡ブランドである『Yin Year』が『JOHNDOE』とコラボしたサングラス。キャップと分厚いスクエアのサングラスは相性がいいんです。メタリックフレームの眼鏡を合わせるのは、個人的にしっくりこないんですよね」。

「青山にある『PP9』という古着屋で購入しました。一年のうち360日はキャップを被っています(笑)」。




「『ロードリップ』で購入したリーバイス® 569のデニムショーツは、リメイクされた雰囲気がお気に入り。膝下丈のワイドショーツが主流の中、少しタイトめなこのサイズ感が、一周回って新鮮に感じます」。


「職場の先輩に『自分が20代のときに愛用していたバッグだから、引き継いでほしい』と頂いた思い入れのある一品。もう10年以上使っているはずなのですが、とても頑丈な作りになっているので、まだまだ活躍してくれそうです。新品では出せない、使い込んだ生地のくたり感が気に入っています」。


「今では廃盤となってしまい、年々手に入りづらくなっています。自分にとっての定番スニーカーで、実は今履いているもので10足目なんです! どんなコーディネートにもはまる万能さが、多くの人に長く愛されている理由だと思っています」。



「10ozの厚手キャンバス生地は、スケートボードでも簡単に破れない丈夫な作りに。さらにヴィンテージ感のある渋い佇まいが加わって、これこそがヴァンズならではの魅力だと感じます」。

「現行モデルのヒールカウンターは2本ステッチですが、このモデルは強度を高めるために4本ステッチになっています。大きな違いがあるわけではありませんが、こうした些細なポイントが嬉しいんですよね」。
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SALOMON×PAS NORMAL STUDIOS
XA ALPINE 2

デンマーク発のサイクリングブランド「PAS NORMAL STUDIOS」と「SALOMON」によるコラボスニーカー。二重構造のアッパーは足首まで覆う設計で、外側には撥水加工を施し、防塵性にも優れるため天候やシーンを問わずに活躍。北欧らしいモダンでミニマルな感性と、サロモンの機能性が融合した唯一無二のデザインになっている。



サロモンの「XA ALPINE 2」は、トレイルランニングに優れた機能性を備え、悪天候や未舗装路のぬかるみでも難なく対応。グラベルライドが盛んな北欧ブランドとの親和性も高いモデルだ。


「これからのシーズン、大活躍してくれる一足です。保温性に優れているので、雪山に登るときやスノーボードをするときにも重宝しています」。

Photos:Hallel Miura
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おしゃれな人はメジャーブランドのスニーカーをどう履く?