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2025年夏、おしゃれな人はメジャーブランドのスニーカーをどう履いているのか? そこで1か月毎日更新のスペシャルスナップを実施、ぜひコーディネートの参考にしよう。DAY2は大学生の奈良匠真さん。
New Balance 576

奈良匠真さん/大学生
「576」は、1988年に発売されたニューバランスのスニーカー。「555」や「565」、「575」に続く、“500番台”シリーズの1足だ。素材には高品質なオイルドレザーや、こちらのようなヌバックレザーを採用しているのが特徴。丸みのあるフォルムとオールレザーのアッパーからは、品の良さだけでなくどこか“かわいげ”も漂う。

夏らしいTシャツ&デニムスタイルには
チェックシャツとスニーカーをアクセントに
「夏らしく爽やかなTシャツ&デニムのコーディネート。Tイチだと寂しいので、シャツを巻いて色や柄を足してアクセントにすることが多いですね。こんな装いにうまくハマるのがニューバランスの576。オールレザーが品の良さを足してくれつつ、ポテっとした見た目のおかげでカジュアルスタイルからもまったく浮かない。革靴とスニーカーの中間、という感じで使い勝手がよいです。いなたいカラーリングもたまりません」。


「ラルフローレンのシャツは、町田にある『西海岸』という古着屋で購入。最近、ギンガムチェックが気になっていて。ギンガムチェックといえばな、TSTSのシャツを手に入れたいです」。


「Tシャツは、ドントケアーというブランドのもの。アーティストの名前や顔は伏せられているのですが、文字は使用せずに自身が描く抽象画だけを使用したブランドです。夏は、プリントTもよく着ます」。


「ずっと欲しくて今年手に入れたアー・ぺー・セーのデニム。『アーロン』というワイドストレートモデルです。初めてのリジットデニムなんですが、少しずつ色落ちしてきて、これから育っていくのが楽しみ」。


「ブレスレットは両方とも、友人のハンドメイド。ポップでありつつ手作りならではの温かみも感じます。ティファニーのリングは、母から譲り受けたもの」。


「ラルフローレンのバッグも母からのお下がり。赤だけど、素材感のおかげでパキッとしすぎずに色を効かせてくれます」。



「シュプリームのポーチは、モバイルバッテリーケースに。前回のスナップのときに背負っていたバッグパックなど、シュプリームの小物は好きですね」。




「このスニーカーは、最近父から譲り受けました。すでに使いこまれたヤレ感があって、渋めのカラーのレザーアッパーがさらにイイ感じに。UKメイドなところも、ちょっと少数派だからいいんですよね(笑)。シュッとしすぎていない丸みがあるシルエットだから、ショーツとも相性がいいんです」。


▼他のヘビロテスニーカーもチェック!
NIKE
エア マックス サンダー

「エアサンダーマックス」として1999年に発売されたモデルが、「エア マックス サンダー」と名を改めて2024年に復刻。発売前にはNew jeansがライブで着用したことも話題に。アッパーは足との一体感を追求した二重構造で、伸縮性の高いネオプレーン素材による、包み込まれるような独特の着用感を実現。



シューレースを隠すクロージャージッパーを開くと現れる「6453」の数字は、ナイキのワールドヘッドクォーターズの電話番号の一部。遊び心を感じる意匠だ。



「アルバイトしている古着店のお客さんが履いているのを見てひと目惚れし、すぐに『アトモス』に駆け込んでゲット(笑)。リフレクターの“テック感”が好きですね。ゴアテックスのアッパーだから、梅雨はヘビロテしまくりでした」。
Photos:Ibuki Tamura

山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し”です。
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