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メンズノンノ世代のファッションアイコンから、ファッション業界で活躍する先輩まで、デニムを愛する6人が登場。2022年のイチ押しデニムについて語ってもらった!
1950年代のデニムの美しい
色落ちに今も魅せられて

「リペアゆえに安いんですが、ここまできれいなリペアは今まで見たことがないくらい。オンでデニムをはくときには、ジャケットを合わせることが多いです。きょうはクラスのテーラードジャケットにガブリエラ コール ガーメンツのシャツ、レザーシューズはウエスタンスタイルのミュールでガブリエラ コール ガーメンツとセンドラのコラボ。ファッションとして成立するデザイン性の高いアイテムを選んでいます。逆に、誰にも会わない休日はジーパン、Gジャンにスウェット、スニーカーという超カジュアル。中学生の頃に憧れたスタイルに戻っています(笑)。自分のファッションの原点でもあるので、デニムを着ているとほっとするんですよね」
\Denim Bottoms/
1.LEE/101B vintage
リーの101Bリペアヴィンテージ

2.UNKNOWN/painter pants vintage
40ʼs & 50ʼsヴィンテージペインターパンツ

3.Levi’s®/507XX 2nd type jacket vintage
リーバイス®の507XXセカンドタイプGジャン

4.YOUNG & OLSEN/flared jeans
ヤングアンドオルセンのフレアジーンズ

\推しデニム語り/
「ジーパン・Gジャン姿のカッコいい古着屋のお兄さんに憧れてファッションの世界に入りました。だから今でも古着屋さんにはよく行くし、デニムは家族みたいに安心できる存在です。ヴィンテージの高騰が止まらない中、いかに自分好みのデニムをリーズナブルに手に入れるか? いつも考えています。1950年代のリーの101Bは今年の1月に原宿の古着屋さん、PITTZZで買ったもの。ここまで愛のあるリペアはそうそう出ないし、リペアなしだったら30万円以上するものが11万円と破格だったので即決です。リペアをカッコいいと見立てられれば、これはアリだなと。同じ時期のセットアップになりそうな、ボロボロのリー91-Jも7万円だったので一緒に買いました。日本にも襤褸ってあるじゃないですか? あれは破れてないと価値がない。破れ方がカッコいいから価値がつくんです。デニムも『このリペアor破れ方、ヤバくない?』と価値観を転換させれば、カッコいいのに安いとなるわけです。もうひとつ、僕はデニムが濃紺から水色まで経年変化していくその美しさにも魅せられていて、40~50年代のデニムの縦落ちはやっぱりすばらしいんです。これも無名のブランドのペインターパンツを掘れば、まだ3万~4万円で見つかることを発見しました。ちなみにリーバイス®のセカンドは、だいぶ前に買ったんですが、当時はデカいという理由で手頃だった。僕はGジャンは大きいほうがかわいいと思っているので、今ならサードあたりのビッグサイズが狙いめじゃないかと。いいデニムはファッションを一格上げてくれる頼れる存在です。ただ、カジュアルの頂点でもあるので、ファッションとしてより魅力的に見せる着方をいつも模索しています」
SUN/kakke/ YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STORE デザイナー
尾崎雄飛さん(おざき・ゆうひ)
愛知県出身。10代で渡英し、帰国後セレクトショップのバイヤー、古着店を経て、2007年にフィルメランジェの立ち上げに参画。2011年に独立して自身のブランド、SUN/kakkeを始動。2015年にはユニセックスで展開するYOUNG & OLSEN The DRYGOODS STOREをスタート。多趣味なことでも知られ、YouTubeでは「尾崎雄飛の洋服天国」も配信中。
Photos:Kenta Watanabe Composition & Text:Hisami Kotakemori
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