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さて、そんなミドリカワさん。
実は、前回のインタビューで、
「小説は小説として書いて、歌は歌として書いてやろうかなあ」
なんてことを、話されていたんですが、
このたび、この新作『みんなのうた4“ever”』リリースと同時に、
なんと処女小説『馬鹿姉妹』を上梓されるそうで(おめでとうございます)!
ということもあって、
ミドシン愛好の士(とY崎が勝手に思ってる)、
フォトグラファー菅原有希子さんと相談して、
「ココは、ひとつ文豪スタイルで・・・」と撮影したのが、
前編で掲載したモノクロのカット。
本誌には使われてない貴重なカットです。
題して「ポージング太宰」。
まんまだ。
く・・・。しかも実物が頬杖ついてるのは左腕だった・・・。
ちなみに、ミドリカワさんの手元にある本は、
「小説・・・つうか文庫で読んでたのがあるんです」と
ごそごそ取り出した、夏目漱石の『草枕』。
「いま、なんか漱石エキスが欲しくて、読み直してるんです」だとか。
そして、アレですね。手元に散らばってるちっちゃなリンゴは、
もちろん「リンゴガール」にちなんでますとも。
どれくらい小さいかというと、これくらい小さい。
チッチェー。
奥のが通常のリンゴサイズ。
手前のが撮影で使用したリンゴです。
「ガール」感、出てる、出てる。さすがだわー、菅原さん。
最後に。僕だけでなく、ミドシンファンの投票による、
昨年のリキッドルームでの「ミドシンに歌って欲しい曲」
ナンバーワンに輝いた「リンゴガール」が生まれた
エピソードを本邦初(たぶん)公開します!
「アレは・・・。あのメロからですね。
初期のビートルズ・・・みたいな、ああいう曲が欲しいわ、つって。
当時住んでたアパート、のお隣さんが、すごいお盛んで、
それから、あのちょっと(歌詞で使用している)
“ロマンポルノ”・・・なんてのをいただきました」。
ほかにも、ご本人も「すごい好きですね」と語る、名作「保健室の先生」
(けだるい感じのメロディに、カワイイ生徒を誘惑してどうのこうの、な
アレな歌詞が続いて、っていう、もう、アレ、としか形容しようがない楽曲。
しかしながら、この言葉選び、文章、舞台設定のセンスがホント絶妙なんです)!
が、太宰と並んで“無頼派”を代表する、あの大作家から
触発されてできあがった作品なんだとか、
ミドリカワさんの“家族”観だとか、
初めて聞く面白い話もたくさんあったんですが、それはまた別の機会に。
何でも、ツイッター上で、「@mido_shin」宛てに、
聞きたいことを呟けば、「本人が『正々堂々』お答えします」との
ことなので(詳しくは「ミドリカワ書房オフィシャルゴシップ」をどぞ)、
全国のミドリカワファンの皆さん、
思い思いに呟いてみては、いかがでしょうか~。
年明けのライブが、楽しみだ~。
そして読者の皆さん、年明けの2月号を楽しみに~。
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