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TikTokフォロワー400万人! メンズノンノモデル大平修蔵が抱く、世界への野望

TikTokフォロワー400万人! メンズノンノモデル大平修蔵が抱く、世界への野望

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2020年、35年の歴史を持つメンズノンノモデルオーディション初の試みとして設けられた「TikTok賞」。個性豊かなメンバーを制して選ばれたのは、現在同SNSのフォロワー数400万人以上を誇る大平修蔵。

「美しすぎる謎のイケメン」と話題を呼んだ初投稿から1年半弱、1日5投稿をノルマに継続し、今では世界中にファンを持つまでに。そんな大平が本格的に芸能活動を始めたのは、高校卒業後。海外留学を経験し英語が堪能、さらにDJ活動を控えるなど、マルチな才能を持つ大平の経歴に迫る。

目立ちたいのに素直になれなかったティーン時代

「神奈川県横浜市に生まれ、男3人兄弟の次男として育ちました。幼稚園の年長でサッカーを始めてすぐに夢中になり、学生時代は練習漬けの日々。中学まではプロを目指していましたが、海外の試合を見ていると、否応なく歴然な才能の差に気付かされるんですよね。プロの道は諦めましたが、高校卒業までは続け、高校ではキャプテンも務めていました」

「中学1年生のときに、友達と初めて原宿に行ったんですよ。そうしたら、竹下通りで芸能事務所の方に声を掛けられまして。“これが噂に聞くスカウトか!”という感じでしたね(笑)。ただ、当時は反抗期真っ只中。嬉しい反面、とにかく恥ずかしくて……所属を決断するまで1年ほどかかりました」

友人たちに比べ、反抗期が長かったと言う大平。高校卒業まで続き、それが学校生活にも大きく影響したとか。「応援団長に憧れつつ、副団長をやるタイプ。芯はすごく目立ちたがり屋なのに、それがバレるのが嫌でした。キャプテンを務めていたときも人に指示を出すのが苦手で、全て副キャプテン任せ(笑)。そんな性格だから、事務所の演技レッスンなんて耐えられるわけもなく、“芸能人になるのは無理だな”と早々に見切りをつけましたね」

価値観がガラっと変わった海外留学

プロ選手への道、そして芸能活動も自ら閉ざした大平が、次なる目標として掲げたのが海外留学。ネイティブな英語を話す両親から影響を受け、英語を習得したいと思うようになったそう。

「両親ともに語学が堪能で、自宅でもたまに英語が飛び交っていました。ヨーロッパのサッカー中継を観るのが好きで、徐々に、海外に対する憧れが高まって行ったんだと思います。親を説得し、高校2年生のときにニュージーランドのマールボロへ渡航しました」

「高校の留学制度を使い、ホームステイをしながら指定校に通うことに。これが想像を絶するスパルタでして……日本語を遮断するため、指定校に通う日本人は僕のみ。スマホは使用できず、日本にいる家族や友人への電話やメールも禁止でした。初めてひとりで海外へ行くだけでも不安なのに、英語は一切話せない状態で、そんな生活がスタート。最初の1ヶ月はただただ辛くて、毎日のように、わざとルール違反をして帰国しようかと思いましたもん!」

「アジア人差別」に衝撃を受けて

コミュニケーションを彼にさらなる追い打ちをかけたのが、人種差別。それまで何度か旅行で海外を訪れていたものの、“明らかに差別されている”と感じたのは、この時が初めてだったと言う。

「今でこそ“アジアン・ヘイト”という差別の存在やそれにまつわる犯罪が大きく報道されるようになりましたが、そんな経験も知識もなかった僕にとって、言葉に表せないほどの衝撃でした。僕自身は無視されたり、遠目から馬鹿にされる程度でしたが、実際に暴力を受けている場面を目撃したときは、本当に怖かった。体力をつけなければ負ける!という危機感を覚え、筋トレを始めました」

筋トレを通じて留学生活が一変!

そうして、校内にあったジムへ通い始めた大平。差別に負けないための筋トレだったが、なんとそれが、かけがえのない親友との出会いにつながる。

「奇しくも、それが僕の留学生活を180度変えるきっかけになりました。ジムで毎日顔を合わせていた学生たちと挨拶するようになったんですけど、そのうちのひとりがタイの出身で、大の漫画好きだった。漫画やアニメの話で盛り上がり、ジム外でもコミュニケーションをとるようになりました」

「彼が友達を紹介してくれたおかげで友達の輪が広がると、学校生活が一気に楽しくなって。それまでまったく伸びなかった英語も猛スピードで吸収し、日常会話に困らないレベルまで成長できました。彼とは今でも頻繁に連絡をとっていて、じつはTikTokを勧めてくれたのも彼なんですよ。“お前の顔はタイで絶対に人気が出る”という助言の通り、僕、タイ人のフォロワーさんがすごく多いんです(笑)」

留学体験に比べれば辛いことなんてなし!

計1年2ヶ月の留学生活はあっという間に過ぎ去り、帰国が迫るにつれて「ニュージーランドに残りたい」と願うまでに。一時は「生き地獄のよう」だった留学生活は、大平の人生観そのものを変える経験となった。

「辛かった日々も含めて、全てがいい経験だったと心から言えます。語学力はもちろん、コミュニケーション能力、ピンチを乗り越える術を身につけ、本当の意味での自信を身につけられた気がします。何よりも、辛さのレベルが度を越えていたので、小さなことではまったく動じなくなりました(笑)。それらは芸能界に入って、もっとも役に立っていることじゃないかな」

一度諦めた芸能界に再チャレンジ

自信がついたことで反抗期からも脱すると、自分自身と素直に向き合えるように。高校3年生で帰国し、進路を考えるなか、一度は諦めた「俳優になりたい」という憧れが再び芽生える。

「大学受験はしましたが、なんとなく大学に通って普通に就職する、というルートがしっくりこなくて。自分は何がしたいんだ?と真剣に突き詰めて出た答えが、俳優だったんです。映画もドラマもほとんど観ていなかったし、誰かに憧れていたわけでもなかったので、自分でも不思議なんですけど。留学を機に以前所属していた芸能事務所を退所していたので、芸能活動をしている友人に相談し、現在の事務所に所属することになりました」

「芸能事務所に所属したからといって、すぐに大きな仕事が舞い込んでくるわけではなく。俳優デビューに向けて、演技レッスンを受ける日々が始まりました。そんななか、周りには仕事がないのを事務所のせいにして愚痴をこぼしている人も。それを見て、すごく嫌な気分になったんです」

TikTokが人生のターニングポイントに

「自分で努力せずに文句ばかり言ってる奴にはなりたくない。そのためにも、何かを始めよう」。そのときにふと頭に浮かんだのが、以前から友人に勧められていたTikTok。“とりあえず何かあげてみるか”。軽い気持ちでアップした投稿が、その後の彼の運命を大きく変えることになる。

「去年の2月、始めての投稿は、当時流行っていた“ノーズペイント”という鼻で文字を描く動画でした。アップしてから放置していたら、僕のアカウントを見た友達から“ヤバイことになっている!”と連絡が。一晩で、10万以上のライクがついていたんです。あまりに想定外のことで驚きましたが、一方で、すごく嬉しかった。もともとSNSは照れくさくて苦手でしたが、続けることにしました」

1ヶ月でフォロワー100万人を突破!

初投稿で10万ライクという記録もさることながら、その後も大平の快進撃は止まらない。なんと1ヶ月で100万人を超え、半年で200万人を突破する。

「フォロワー100万人を超えたときに、それまで感じたことのない自信と達成感に満たされました。世界中の方から様々な言語でコメントをいただいて、SNSの影響力を実感。これを使って大切なことが発信できるんじゃないか。そう考えたら、恥ずかしさは消え去りました」

「不思議なのが、その週によって増えたフォロワーの方の国籍が偏るんですよ。その結果を見つつ、その国の言語を使って挨拶をしたり、その国の音楽を使ってみたり。ファンの方とのコミュニケーションを第一に考えて投稿しています。自分自身、世界中の方の投稿を見てトレンドをチェックしているのでアイデアは尽きず、純粋に楽しめています!」

メンズノンノのオーディションは運命だった!?

TikTokを初めて数ヶ月が経った頃、メンズノンノ専属モデルオーディションの募集がスタート。同時期にルイ・ヴィトンのショーモデルや、フェンディとジョシュア・ヴィーダスのコラボレーションによる最新コレクション「California Sky」に起用され、ファッションシュートの楽しさに開眼したという大平。加えてファッション好きであることや、新しいフィールドで勝負したい、という気持ちから、応募を決意する。

「TikTokを始めた年にメンズノンノ史上初のTikTok枠が設けられたので、まさに運命的なタイミングだったと思います。TikTokで自信を身につけていなかったら、応募できていなかったと思うので……。オーディションは確かな手応えを感じましたね。うまく説明できないんですけど、誌面で活躍する自分がすっと想像できたんですよ」

「TikTokのために表情作りを研究してきた経験がいきて、始めての撮影もすんなり入り込めました。ただ、やっぱりポージングは思うようにこなせず、少し悔しさが残ったかな。それから雑誌やSNSを見て勉強するうち、少しづつ満足がいくポーズをとれるようになってきた気がします。初登場号は、自分の写真が想像以上に大きく掲載されていて大興奮! TikTokでも“買いました!”“応援しています”という反応をたくさんいただきました」

「モデルとしての仕事は、TikTokとはまた違った表現の自由さがあって、すごくやりがいを感じています。雑誌は服をかっこよく魅せることが一番。自分が良いと思うカットと選ばれるカットが違うことが多々あり、その度に必ず“なぜそれが選ばれたのか?”と問いかけをするんです。そうすることで他人の目線が理解でき、表現の幅が広がる気がするので」

激動の1年を経て、念願の俳優デビュー

TikTokで知名度が急上昇し、メンズノンノ専属モデルに。そんな2020年を「変革の年だった」と振り返った大平。輝ける道は無限にあると知り、「俳優にこだわらず、目の前にある可能性ひとつひとつに挑戦していこう!」と気を引き締めた矢先に、念願だったドラマのオファーが舞い込む。現在放送中の『泣くな研修医』だ。

「あまりに突然のことで、またもびっくりしました! チャンスが訪れたときのために、と演技レッスンを継続していて本当に良かったです。TikTokから専属モデルや俳優になった前例はなく、つまり、僕が先駆者。中途半端なことをして“ああ、SNS上がりのヤツね”と思われるのだけは、絶対に嫌だった」

「共演者は白濱亜嵐くん、野村周平くん、柄本時生さんと、昔からテレビで見てきた大先輩がずらり。ヤバい!と緊張する一方で、自分はここまで来れたんだ、と自覚して胸が熱くなりました。新人の失敗で撮り直しにならないよう、台本はすべて頭に詰め込んでから現場入りすることを徹底しています」

目の前の演技で心を動かされる衝撃

レッスンを受けてはいたものの、実際の現場では、イメージ通りに演じられぬこともしばしば。そんなときも怒るどころか、丁寧なアドバイスをくれるという白濱亜嵐さんとは特に親交が深く、大平のTikTokでも仲睦まじい姿をたびたび披露している。

「今でも悔しいのが、“はい、どうぞ”と言いながらプリントを配るシーン。監督から、“堅い”と指摘されて何度も撮り直したのですが、やればやるほど迷走してしまった。とりあえずOKは出ましたが、どうにも納得できず……。亜嵐くんに教えてもらい、帰宅後、鏡の前でひたすら繰り返し練習しました。シリアスなシーンの演技にばかり気を取られていましたが、実際に演じてみると、何気ない一言のほうがよほど難しかった!」

試練の連続だったものの、撮影を重ねるにつれて「俳優として成長したいという想いが一層強くなった」と言う。「患者が亡くなるシーンの撮影中、セットの空気がガラッと変わったんです。泣く必要もないのに、涙をこらえるのが大変で。スクリーンを通じてならまだしも、目の前の演技でこれほど心を動かされるなんて!と衝撃を受けました。同時に、いつか自分もこんな演技ができるようになりたいと強く思いましたね」

「悔しいことは多々ありましたが、現場はとにかく楽しかったです。柄本さんのトークがめちゃめちゃ面白くて、終始、笑いっぱなし。亜嵐くんは何度も一緒にTikTokを撮ってくれて、頼れる兄貴のような存在です。2ヶ月以上みっちり一緒に過ごしたので、撮影が終わったときは寂しくて寂しくて……。この作品で役者デビューできたことに、心から感謝しています」

いつか悪い男の役を演じてみたい!

「今後演じてみたいのは、悪い男。もともと笑顔が苦手なので、うまくできるんじゃないかなって(笑)」。若干ハタチにしてマルチな活躍を見せる大平は、野望が尽きない。

「1年くらい前から、DJの勉強を始めたんですよ。昔から音楽が好きなのと、音楽、ファッション、カルチャーは結局すべてつながっているから、どこかで役に立つかも、と。レッスン後も独学で学び続け、DJとしてイベントに出演する機会まで手にしたのですが、緊急事態宣言で中止に。実現する日が待ち遠しいです」

「やってみたいことは一通りチャレンジしてきた結果、自分が本当にやりたいことが明確になった。今後はそれらを追求し、極めることに専念したいと思っています。俳優としては、人の心を動かすような演技をできるようになる。モデルとしては、“大平が着ているからこの服が欲しい”と思ってもらえるような存在になりたい。メンズノンノの世界観ど真ん中でない僕だからこそ、それを達成できたら、むちゃくちゃかっこいいなって!」

最終ゴールは世界中の人を笑顔にすること

さらに、自身の「ルーツ」と呼ぶTikTokでも次なるステージを目指す。「僕のキャリアはTikTokで始まった。今後も僕のプラットフォームであり続けるし、できることは無限にあると信じています。今年フォロワー数が300万人を超えたときに、自分の役目を深く考えるようになって。世界中の人にメッセージを発信できる人は限られている。だったら、僕にしかできないことをするべきなんじゃないか?と」

「もっとも熱心に発信しているのは、ニュージーランド留学で体験したアジア人差別について。もちろん、僕ひとりの発信で解決できることじゃない。でも、何もしなければ何も変わりませんよね。誰かひとりでも、僕の投稿を通じて知らなかったことを知ったり、意識したりしてもらえたら十分。人の価値観を変えることはできないけど、考えるきっかけを作ることはできるはずだと信じて、コツコツ続けています」

「最終的な目標は、世界を舞台に活躍すること。モデル、俳優、DJのどれでもいいし、全部できたら最高ですね。自分が何をするか、ではなく、自分がどう人に伝わるかを大事にしていきたい。そして、世界中の人を笑顔にしたい。でかい夢を叶えるためにも、もっともっと成長しなきゃですね!」

大平修蔵(おおひら・しゅうぞう)●2001年3月12日生まれ、神奈川県出身。2020年2月に始めたTikTokで、「謎のイケメン」として注目を集める。同年11月、第35回メンズノンノモデル オーディションでTikTok賞に輝き、専属モデルに。現在放送中のドラマ「泣くな研修医」に、関和樹役で出演中。

Photos:Takahiro Idenoshita  Hair & Make-up:Naoko Matsuoka Text:Ayano Nakanishi

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