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“アップサイクリング(Upcycling)”とは、よく“創造的再利用”と日本語に訳される。
単純なリサイクルやリユースとは異なり、もとの形状や特性などを活かしつつ、古いモノや不要品にアイデアを加えて別のモノに変換するというサステイナブルなプロセスのことだ。

今の時代に必要とされるこの概念に基づき、「DIESEL(ディーゼル)」から環境に配慮したアップサイクリングな限定コレクション「DIESEL UPCYCLING FOR 55DSL」が登場。
2/22から一部のディーゼル店舗と公式オンラインストアで販売されている。
見覚えのあるロゴ、発見!
なんと、本プロジェクトにて選ばれた「ディーゼル」のパートナーは、これを機にカムバックしたスピンオフブランド「55DSL」なのだ。

端的には「ディーゼル」と「55DSL」とのコラボともいえるこのカプセルコレクション、具体的なデザインは、デッドストック・アーカイブ・製品化前のプロトタイプなどの組み合わせや後加工処理などのリメイクが軸となる。
第1弾として、まずは自社サイクルでのアップサイクリングを実証し、今後は外部招聘デザイナープロジェクト「DIESEL RED TAG」のようなゲストデザイナー制をとると予想される。

メンズノンノの注目はパッチワークブルゾン。
1994年に始動した「55DSL」のアーカイブであるデニムブルゾンも、タイダイ染め・ミネラル染料・異素材ミックス・「DIESEL」「55DSL」双方のロゴの採用など、アップサイクルの過程を経て新たな息吹が吹き込まれた。

ちなみに「ディーゼル」が掲げる企業フィロソフィーは、“For Responsible Living(責任ある生き方)”。地球環境に最大限配慮しつつ、クリエイティブが切り拓く無限の可能性をファッションとして提案しているのだ。
その決意は、モヒカンロゴが半身合体した完売必至のTシャツに明らかだろう。
難解なアップサイクリングの概念はともかく、まるで古着屋で見つけたような、既製服とユーズドが併せ持つデザイン性がユニークだ。

商品に触れ、購入し、オシャレに着こなすことで、“創造的再利用”を理解したことになる。
アップサイクリングな限定コレクション「DIESEL UPCYCLING FOR 55DSL」は5055ピース限定。今すぐ店頭でチェックしよう!
販売店舗/一部のディーゼル店舗、公式オンラインストア
問い合わせ先
ディーゼル ジャパン(TEL:0120-55-1978)
www.diesel.co.jp
※価格は全て税別です。
Text by Takafumi Hojoh
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